シーメンスとNVIDIAの先端技術を活用した「産業用メタバース活用支援ソリューション」を開発

2023 年 10 月 18 日
株式会社ヘッドウォータース
(コード番号:4011 東証グロース)


シーメンスと NVIDIA の先端技術を活用した
「産業用メタバース活用支援ソリューション」を開発
~ 第 2 回メタバース総合展の菱洋エレクトロ展示ブースで紹介します~


AI ソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田
庸介、以下「ヘッドウォータース」)と AI ソリューション開発を手掛ける DATA IMPACT JOINT STOCK
COMPANY(本社:ベトナム ハノイ市、代表者:Dang Quang Duy、以下「DATA IMPACT」)は、シーメン

ス AG(本社:ドイツ・ミュンヘン、以下「シーメンス」)の Box PC「IPC520A」(※1)、NVIDIA (本社:
米国カリフォルニア州)のエッジコンピューティング「NVIDIA® Jetson Xavier™ NX」(※2)を使い、「産
業用メタバース活用支援ソリューション」を開発しました。


併せて NVIDIA 国内一次代理店である菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執
行役員:中村 守孝、以下「菱洋エレクトロ」)のご協力によって、「第 2 回メタバース総合展」においてシ

ーメンス、NVIDIA と共同で「産業用メタバース活用支援ソリューション」をご紹介することとなりました。




▲メタバース総合展の展示パネル(左:シーメンス、右:ヘッドウォータース)





■「産業用メタバース活用支援ソリューション」について
「産業用メタバース活用支援ソリューション」は、工場や店舗など遠隔地の状況を AI カメラで撮影。その画
像を NVIDIA のエッジ AI コンピューティング「NVIDIA® Jetson Xavier™ NX」を搭載した、シーメンスの産
業向け PC「SIMATIC IPC520A」で判定し、データ化を行います。そのデータをリアルタイムで仮想空間(メ
タバース)に反映することで、安全性や効率性の向上に貢献します。


また、AI の機械学習を「SyncLect Edge AI Automation」(※4)によって全自動化。これによりコストの
大幅削減、AI の推論精度向上を実現しました。





■開発経緯について
産業用メタバースは、デジタル機能を実世界と実体経済に導入し、ハードテクノロジーの効率化と変革を実
現するイノベーションツールとして、エンタープライズ企業を中心に導入・活用が加速しております。これま
でヘッドウォータースでは、「NVIDIA Omniverse™ Partner Council Japan」に参画し、NVIDIA と協業体
制のもと、デジタルツイン/産業用メタバース活用に取り組む企業を技術支援して参りました(※3)。
今回、ヘッドウォータースは、さらなる支援強化を目的に、シーメンスと NVIDIA の技術を活用した「産業
用メタバース活用支援ソリューション」を開発いたしました。


■メタバース総合展での展示について
名称:第2回 メタバース総合展 秋
会期:2023 年 10 月 25 日(水)~27 日(金)
会場:幕張メッセ 菱洋エレクトロ展示ブース内
来場者登録用 URL: https://www.metaverse-expo.jp/autumn/ja-jp.html


■各社コメント
・エヌビディア合同会社 エンタープライズ事業本部 事業本部長 井﨑 武士様のコメント
製造業や流通業におけるメタバースの活用は、今後ますます重要になります。ヘッドウォータース様が提

供する、エッジ向け AI モデルの開発プロセスを全自動化するソリューションは、エッジ AI カメラで取得さ
れた大量データを、高精度かつ迅速に解析する必要がある環境において大変効果的です。NVIDIA AI プラッ
トフォームと組み合わせることで、コストを削減し、AI の推論精度を向上させ、産業用メタバースにおける

革新的なサービスの導入を加速させることができると期待しております。


人工知能コンピューティングで世界をリードする - NVIDIA




・菱洋エレクトロ株式会社 取締役 常務執行役員 大橋 充幸様のコメント
メタバース総合展への出展にあたり、製造業や小売業での生産性や安全性の向上に貢献できるソリューシ
ョンのデモ・展示を検討しておりました。「産業用メタバース活用支援ソリューション」は、既にメタバー
スの活用を検討されているお客様だけでなく、工場や店舗など現場業務の生産性に課題を抱えているお客様
への解決策のヒントになると期待しております。
今後も、ヘッドウォータース様、シーメンス様、NVIDIA 様のご協力のもと、デジタルツインや産業用メ
タバースを活用してお客様の課題解決につながるソリューションを展開してまいります。


菱洋エレクトロ株式会社 (ryoyo.co.jp)





・ヘッドウォータース 代表取締役 篠田 庸介のコメント
この度、菱洋エレクトロ様から機会を頂き、当社と関連会社である DATA IMPACT で共同開発した新たな
「産業用メタバース活用支援ソリューション」をメタバース総合展にて発表いたします。
シーメンス様、そして NVIDIA 様の技術力と創造力を活用することで、産業用メタバースの実用が可能に
なりました。これにより今後様々な工場や店舗で課題が解決されると期待しております。


シーメンス様は、長年にわたり世界中の産業界における信頼性と技術革新の象徴として素晴らしデバイス
を提供し続けています。NVIDIA 様は、AI 活用を目的としたエッジコンピューティングの分野で世界をリー
ドしています。両社の協力を得たソリューションが産業界に新たな価値をもたらし、人々の生活をより良く
することを心から願っております。


■今後について
今後、ヘッドウォータースは、NVIDIA、菱洋エレクトロと共同で、デジタルツイン/産業用メタバースに
「NVIDIA Omniverse™ Enterprise」(※5)を連携させた技術開発や、共同マーケティングを加速してまい
ります。


なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には

速やかにお知らせいたします。


以上


※1:SIMATIC IPC520A TENSORBOX | Siemens


※2:組み込み/エッジ システム用の Jetson Xavier NX | NVIDIA


※3:ヘッドウォータース、「NVIDIA Omniverse Partner Council Japan」に参画、デジタルツイン/産業
向けメタバース推進で協業開始。 - 株式会社ヘッドウォータース (headwaters.co.jp)


※4:エッジ AI の機械学習を全自動化する 「SyncLect Edge AI Automation」を開発 - 株式会社ヘッドウ
ォータース (headwaters.co.jp)


※5:メタバース アプリケーションを開発し運用するための Omniverse プラットフォーム|NVIDIA


■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


■参考情報
デジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューション企業 - シーメンス株式会社 - シーメンス株式会
社 (siemens.com)





■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿 6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005 年 11 月
URL :https://www.headwaters.co.jp


会社名:DATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY
所在地:ベトナム ハノイ市
代表者:Dang Quang Duy
設 立:2023 年 6 月


■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp





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