ヘッドウォータースと連携し、スーパーシティ実現のためのサービスラインナップ強化へ

2021 年 5 月 10 日
株式会社チェンジ
(コード番号:3962 東証第一部)


ヘッドウォータースと連携し、スーパーシティ実現のためのサービスラインナップ強化へ


当社グループでは、政府が推進するスーパーシティ(※)の実現に向けて、これまで様々な実証事業を展
開してまいりました。人口減少・過疎化・空き家・産業の空洞化などの様々な地域課題を世界に先駆けて解
決すべく、最先端のテクノロジー活用と規制改革をセットで実行していくことがスーパーシティ構想の狙いであり、
この度、株式会社ヘッドウォータース(以下、ヘッドウォータース)と連携し、スーパーシティ向けサービスラインナ
ップの強化を行います。
※スーパーシティ構想とは、地域の「困った」を最先端の Japan Technology が、世界に先駆けて解決す
る。こうした「まるごと未来都市」の実現を、地域と事業者と国が一体となって目指す取組みです。


①エッジ AI+デジタルツイン
エッジ AI とは、インターネットを経由せずエッジデバイス内で AI を実装する手法で、リアルタイム性に優れ、
自動運転の映像解析 AI にも利用されています。
デジタルツインとは、IoT センシング技術を用いて現実空間の工場や製造設備、製品、オペレーションをデジ
タル空間に再現し、リアルタイムで現実とデジタルを連携したシステムを指します。
ヘッドウォータースの持つエッジ AI とデジタルツインテクノロジーを利用する事で、公共施設における子供見守
りエッジカメラやプライバシーカットした混雑認識など都市のリアル空間で起こる出来事をデジタル上で一元管理
する基盤を提供していきます。


②ハイブリッドクラウド/BtoBtoG(Business to Business to Government)プラットフォーム
ハイブリッドクラウドとは、オンプレミス・クラウド・エッジを跨ぎ、Microsoft、Amazon、Google など各クラウド
プラットフォーマーが提供するクラウドも跨ぐ仮想化技術の総称です。一般企業と政府の壁になっていた IT イン
フラ環境の違いを跨いでアプリケーション連携、データ連携を行う事ができます。
その特性を活かした BtoBtoG 基盤を提供する事でスーパーシティや GovTech 領域に参入する企業に対
して DX プラットフォームの提供を行っていきます。


③スマートストア
ヘッドウォータースでは、センシングデバイスで映像から音声まであらゆるデータを取得・解析し、ビッグデータか
ら解析結果をモビリティロボットやデジタルアシスタントが接客する未来型のスマートストアに取り組んでおり、ロー





ソン未来のコンビニへの技術支援や顔認証決済を実現する SECURE AI STORE、モビリティロボットと音声
オーダーを実現する AZLM Connected Store などスマートストアソリューションを提供していきます。
④都市 OS
都市 OS とは、「どの都市においても共通のスマートシティサービスを受けられるデータ連携基盤」になります。
欧州の官民連携プロジェクトで開発/実証された基盤ソフトウェアの「FIWARE(ファイウェア)」で推奨され
ている共通のデータ形式で、スマートシティ連携前提のアプリケーション開発を行います。


⑤サイバーセキュリティ
スマートシティプロジェクトにおいて懸念される課題は、サイバーセキュリティとデータ保護です。
ヘッドウォータースではセキュリティプラットフォーム「Azure Sphere」を利用することで、IoT 機器のマイコン
チップ化による低消費電力の実現と OS 側からのセキュリティ対策を実現。さらにサイバーセキュリティクラウドと
の協業によって Web アプリケーション領域までセキュリティ対応を行っています。




チェンジ社長の福留大士は、「改正国家戦略特区法は日本の地域が抱える課題をテクノロジーを用いて解
決する上で極めて重要な法律です。これまで、最先端技術を活用してまちづくりを推進しようとすると、各種規
制の壁に突き当たり、技術がある程度成熟しても、なかなか社会実装が進まないのが現実でした。
しかし、今後は国からスーパーシティの認定を受けた自治体が先鞭をつける格好で、一気に技術の浸透と課
題の解決が進むものと考えております。当社では以前よりスーパーシティの実現に向けた各種取り組みを実施
して参りましたが、今後はさらに自治体及び地域住民との連携を深め、地域の課題解決と“Change Japa
n”に貢献します。そのためにも、個人データの活用基盤やセキュリティのあり方についても知見を磨き、攻めと守
りのバランスの取れた技術活用を推進していきます。」と述べております。


■株式会社チェンジ:
https://www.change-jp.com/
本社:東京都港区 代表取締役:福留 大士


■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。




本件の問い合わせ先:
株式会社チェンジ
東京都港区虎ノ門 3-17-1
Control & Management 担当
メール:ir_info@change-jp.com




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