米Amazon社の音声認識・入力技術であるAlexaに接続するアプリ/プラットフォームの提供および開発サービスを開始

2017 年3月6日


米 Amazon 社の音声認識・入力技術である Alexa に接続するアプリ/プラットフォームの提供
および開発サービスを開始
株式会社チェンジ


株式会社チェンジは、IoT 時代の音声インターフェースの事実上の標準になると予測されている、米国アマゾ
ン・ドット・コム社の Alexa に対応したアプリ/プラットフォーム(Skill)の提供および開発サービスを開始します。
まず、グローバルに展開している日本企業向けに、英語版での開発ノウハウを蓄積しつつ、将来の日本語版の
リリースに備えることを目的としたサービスを提供できる体制が整いましたので、日本市場での展開を開始いたし
ます。以下、当サービス開始にあたっての背景・市場環境に関する情報の補足です。


「Amazon Echo」(音声認識によるアシスタントデバイス)の出荷台数は 2019 年までに 1 億 1300 万
台と予測(注 1)されています。デバイス入力方法は、2010 年前後から PC(キーボード)からタッチ(スマ
ートフォン・タブレット)に移り、次の段階では音声入力になるという見方が大勢を占めています。Amazon Ec
ho に搭載されている音声認識・入力技術が「Alexa」です。Alexa は他社が提供する音声認識技術と比較
して、スマートフォンではなく、家庭内などの空間に固定的に設置されて、様々なアシスタント機能を提供する
点が特徴です。つまり、家庭内の IoT 機器すべてを音声でコントロールしたり、搭載した車をコントロールするこ
とを可能にする技術と位置付けられます。


注 1)米国みずほ証券のアナリスト Neil Doshi 氏による予測


Alexa に接続するアプリやプラットフォームは、Skill(スキル)と呼ばれ、開発者が自由に開発し、公開する
ことができます。例えば、上述の Amazon Echo では、音声による Amazon への注文が出来ますが、この文
脈を解析するプログラムが Skill といえます。2017 年 2 月には公開されている Skill の数は 1 万を超え、急速
に拡大を遂げています。


チェンジ社長の福留大士は、「2017 年の米国 CES(注 2)で最も注目を集めた Alexa は、スマートフォ
ン時代のタッチインターフェースの次に到来する IoT 時代の音声インターフェースの大本命です。我々はビッグデ
ータ解析のサービスラインを中心に、関連する知的財産権の取得も含め、音声データの解析技術を磨いており
ますが、今回、スマートフォン向けアプリケーション開発のノウハウとそれらの技術を融合したうえで、日本市場に
おける Alexa の活用をリードして参ります。」と述べております。


注 2)米国ネバダ州で実施される見本市(Consumer Electronics Show の略)
※本リリースで使用している Alexa、Amazon Echo などの名称は米国 Amazon.com Inc.の登録商標
です。




■株式会社チェンジ:
http://www.change-jp.com/
本社:東京都港区 代表取締役:福留大士




本件の問い合わせ先:
株式会社チェンジ
東京都港区虎ノ門 3-17-1
Control & Management 担当
メール:ir_info@change-jp.com

3892