肝付町とふるさとチョイス、地方活性化事業のため、ふるさと納税を活用して約2800万円を調達

本資料は、鹿児島県肝付町、株式会社チェンジ、株式会社トラストバンクによる共同のプレスリリースです。その
ため、重複して配信される場合がございますが、あらかじめご了承ください。
報道関係者各位
プレスリリース
2018 年 4 月 23 日

鹿児島県肝付町
株式会社チェンジ
株式会社トラストバンク

肝付町とふるさとチョイス、地方活性化事業のため、
ふるさと納税を活用して約 2800 万円を調達
~ チェンジ社の協力のもと開発する VR 美術館のコンテンツ制作費として活用 ~
~ 本日から「ふるさとチョイス Café」(東京・有楽町)にて VR コンテンツを初公開 ~

鹿児島県肝付町(所在地:鹿児島県肝付町、町長:永野和行、以下「肝付町」、株式会社チェンジ(本社:

東京都港区、代表取締役:福留大士、以下「チェンジ社) 、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を企
画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」 )
は、2017 年 12 月 6 日に実施した、ふるさと納税の制度を活用した、使途を明確にして資金調達をする「ガバ
メントクラウドファンディング」 (注)のプロジェクトにおいて、総額 2800 万円を超える寄附金を集めました。
また、本日からトラストバンクが運営する「ふるさとチョイス Café」 (東京・有楽町)にて、3 者連携の期間限
定イベントを開催し、宇宙遊泳が体験できる VR(バーチャルリアリティー)コンテンツを初公開します。

日本に2箇所しかないロケット発射場の1つである「内之浦宇宙空間観測所」を有する肝付町は、小惑星探
査機「はやぶさ」 「イプシロン」をはじめとする大小 400 機を超える科学観測ロケットや衛星の打ち上げを行う
など、様々な宇宙関連の取り組みを行ってきました。同町は、地域が抱える課題を解決するための新たな取り
組みとして、バーチャルリアリティ(VR)を利用した地域創生のプロジェクト『宇宙に一番近い町、肝付~最
新技術(VR)で宇宙を感じるプロジェクト~』を始動させ、日本初の VR 宇宙美術館の建設プロジェクトを開始
しました。

今回のふるさと納税事業は、 「肝付町」が NEW-IT(先進 IT 技術)事業を行うチェンジ社とトラストバンク
と連携して、VR 技術を活用した宇宙美術館の映像コンテンツを制作するための資金調達として行われました。
今回のプロジェクトで制作する映像コンテンツには、宇宙美術館として地球を眼下に、まるで無重力の宇宙に
いるかのような疑似体験ができる VR コンテンツのほか、 「宇宙の広さ」や「光速」を体験できるコンテンツを
予定しております。

肝付町は今後もチェンジ社とトラストバンクと連携し、VR を活用した新しい地方創生モデルの構築を通じ
て、同地域が抱える高齢化や労働人口の減少、観光客の伸び悩みなどの課題の解決だけでなく、地域の教育機
関とも連携し、正しい宇宙科学と先端技術を学べる場を提供することで、次世代の宇宙人材の育成にも力を入
れていきます。

本事業に関する肝付町長および各社代表のコメントは以下の通りです。

鹿児島県肝付町町長 永野 和行のコメント
「現在、肝付町は町民や関係団体などと連携し、 『宇宙科学』をテーマとしたまちづくりを進めております。
一方、IT 関連の取り組みといたしまして、光ファイバー網の整備や WiFi スポットの設置などの環境整備を行
ってきました。今回のプロジェクトは、VR 技術を活用した宇宙ミュージアムのコンテンツ制作であり、宇宙=
肝付町というイメージを日本・世界へ広めていきたいと考えております。今後も最新技術を活用し、 『肝付町だ
からこそできること』を更に推進してまいりたいと考えております。 」

株式会社チェンジ 代表取締役 福留 大士のコメント
「当社では従来ビッグデータの活用などを通じ、地方自治体への支援を行ってまいりました。今回、場所や環
境にとらわれない VR を活用した肝付町ならではの地方創生に挑戦するにあたり、弊社の技術・ノウハウをご
活用いただける機会ととらえ、ご支援させていただくこととなりました。VR 技術を活用することで、簡易に壮
大な宇宙を体験できるというだけでなく、従来、多額の資金が必要であった公営の美術館をバーチャル空間に
移行することにより、より手軽で、新しい公共事業の形を提案することが可能になります。また、未来の日本
のものづくり・宇宙人材の育成にもつながりうる、この地方発信の新しい挑戦に対し、協力できることを嬉し
く思っております。」

株式会社トラストバンク 代表取締役 須永 珠代のコメント
「当社は、1300 以上の契約自治体を有する日本最大のふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』の運営を
通じて、ふるさと納税が地域活性化を促す有効なツールだと実感しています。今回、肝付町が実施したガバメ
ントクラウドファンディングのプロジェクトでは、先進的な IT 技術を駆使することで地域の価値を高めること
を証明しました。今後、地域活性化には、 『ハード』(建設物など)から『ソフト』(テクノロジーなど)への考
えがますます重要になる中で、今回の成功事例が日本各地に広がることを期待しています。 」


(注)ガバメントクラウドファンディングについて
2013 年 9 月にトラストバンクが提唱した仕組み。ふるさと納税を活用して、自治体がプロジェクトオーナー
となりクラウドファンディング型で広く資金を調達する。自治体は関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上
げることで多くの資金を調達し、寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる。地域活性化に
は寄附金の使い道が重要であるとの考えなどから、昨年(2017 年)頃から関心が高まっている。ガバメント
クラウドファンディングでは、自治体が地域の課題に対する具体的な解決方法、その解決施策に対して必要
な寄附金、寄附金を集める期間などを提示する。https://www.furusato-tax.jp/gcf/

□■ 肝付町実施事業の概要 ■□

◆プロジェクト名:宇宙に一番近い町~最新技術(VR)で宇宙を感じるプロジェクト始動~
◆サイト運営会社: 株式会社トラストバンク
◆達成金額: 28,702,747 円(達成率:82.0%)
◆目標金額: 35,000,000 円
◆実施期間:2017 年 12 月 6 日~2018 年 3 月 5 日(90 日間)
◆寄附金の使い道:VR を活用した宇宙美術館の映像コンテンツ制作費用
◆プロジェクト URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/243



□■ 「ふるさとチョイス Café」イベントの概要 ■□

◆イベント名: 宇宙遊泳体験 in ふるさとチョイス Café
◆開催日時: 4 月 24 日(火)~29 日(日)11:00~18:00
◆会場: 「ふるさとチョイス Café」 https://goo.gl/b1HGwr/ )

東京都千代田区有楽町 1 丁目 12-1 新有楽町ビル地下 1 階(有楽町駅から徒歩 1 分)
◆内容: ・ VR で宇宙遊泳の体験コーナー設置
・ 肝付町のお礼の品(ロケットアイス)の販売
◆参加費: 無料
◆お申込み: 不要
※「宇宙遊泳」の体験(10 分程度、対象年齢:13 歳以上)



【株式会社トラストバンクについて】
2012 年 4 月設立。地域に「ヒト」「モノ」
「おカネ」
「情報」を循環させることで持続可能な社会の実現のため、
主に自治体支援サービスを提供。2012 年 9 月、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を開設。同サ
イトは、約 1 億 4,400 万の月間 PV 数(2017 年 12 月)、213 万を超える会員数(2018 年 1 月)、契約自治体
1,300 自治体超(2018 年 4 月)
、お礼の品登録数 16 万点超(2018 年 4 月)を有する国内最大のふるさと納税
総合サイトに成長。2013 年 9 月、ふるさと納税の制度を活用したプロジェクト型課題解決支援「ガバメント
クラウドファンディング」をスタート。ふるさと納税市場におけるリーディングカンパニーとして、寄附金の
「使い道」を明確にする「ガバメントクラウドファンディング」の普及活動を積極的に展開。2014 年 9 月に
は有事の際にふるさと納税を通じて被災地を支援できる「災害支援」の仕組みを立ち上げ、全国すべての自治
体に無償でプラットフォームを開放。この仕組みで累計約 30 億円(2018 年 4 月)の寄附金が集まり、寄附金
は寄附先である被災自治体に直接届けられ、復興・復旧に活用されている。また、自治体職員を対象にしたセ
ミナーなどを全国で多数実施。2016 年 7 月、都心にいながら「ふるさと」を身近に感じられる場所として
「ふるさとチョイス Café」 (有楽町)をオープン。

~あなたの意思をふるさとに~

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社トラストバンク 広報担当:宗形、田中
Tel: 03-5489-3933 Fax:03-5784-1083 E-mail:mc@trustbank.co.jp

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