IoT/ビーコン技術により自治体における新型コロナウィルスのワクチン接種の円滑・安全な運営を実現

2021 年 7 月 19 日
株式会社チェンジ
(コード番号:3962 東証第一部)


IoT/ビーコン技術により自治体における新型コロナウィルスのワクチン接種の円滑・安全な運営を実現
~福岡県宮若市のワクチン接種会場の運営をトヨタ自動車九州株式会社と共同で実施~


株式会社チェンジの子会社である株式会社ビーキャップは自社製品である Beacapp Here を利用し、トヨ
タ自動車九州株式会社と共同で、福岡県宮若市のワクチン接種会場において「接種者の位置情報を見える
化する取組」を実施しております。


ワクチン接種会場の運営オペレーションは自治体ごとに検討されており、限られた時間の中でどのように接種
対象者を会場に案内し、問診・接種・経過観察をいかに効率的かつ安全に行うかが重要な課題となっていま
す。宮若市ではトヨタ自動車九州株式会社とともにトヨタ生産方式をベースとした会場内のレイアウトや人流
動線の構成を設計する中で、特に会場内の接種者の位置情報把握、および送迎車と接種者の紐づけ・管
理のために Beacapp Here を採用頂きました。


(Beacapp Here を利用した会場運営の流れ)
[事前]
1. 事前に接種会場内にビーコン電波受信用の iPad を設置
[送迎時(迎え)]
2. 送迎車中で接種者にビーコン(カード状)を配付
[会場内]
3. 接種者にビーコンを携帯いただく(ストラップ付で首からぶらさげ)
4. 接種会場内の iPad で配付したビーコンの位置情報を検知
5. スマートフォンやタブレットでビーコンを携帯した接種者の位置情報を把握
[接種後、送迎時(送り)]
6. 接種者が正しい送迎車に集合していることを位置情報で確認してから移動
(送迎車に設置した iPad でビーコンを検知し正しい車両に乗車されたかを確認)


(Beacapp Here 採用のポイント)
 会場レイアウトやオペレーションの検討から実施までの期間が極めて限られている中で実現が可能なソリ
ューションである点





 会場運営に必要な機能(スマートデバイスの画面上で会場内の人(ビーコン)の位置を表示)を具
備している点
 既存の iPad を受信装置として活用することでスピーディーに導入ができる点 等


<写真:ワクチン接種会場内に設置された受信用 iPad>




<写真:接種者にビーコンを配付し携帯いただく様子>




<写真:ご担当者様が接種者の位置情報をスマホ画面で確認>





株式会社チェンジの代表取締役兼執行役員社長の福留大士は「Beacapp Here は新たな働き方の 1
つとしてフリーアドレスを導入される多くの企業様に採用されている製品であり、コロナ影響が未収束の状況下
において社員同士の接触管理の目的も含めてご利用いただいております。今回の宮若市様・トヨタ自動車九
州株式会社様の取組は、ダイナミックに変化する社会課題・ニーズに対して本製品・技術の特長が活かされた
取組であり、さらに発想を広げて様々な課題・用途への活用を広げて参りたいと思います。」と述べております。


■株式会社チェンジ:
https://www.change-jp.com/
本社:東京都港区 代表取締役:福留 大士


■株式会社ビーキャップ:
https://www.beacapp.co.jp/
本社:東京都中央区 代表取締役:中垣 雄




■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。




本件の問い合わせ先:
株式会社チェンジ
東京都港区虎ノ門 3-17-1
Control & Management 担当
メール:ir_info@change-jp.com





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