総務省「情報通信技術利活用事業費補助金(地域IoT実装推進事業)」に係るPHRモデル採択候補の決定

2019 年 7 月 11 日
各位

会 社 名 株式会社カナミックネットワーク
代表者名 代表取締役社長 山本 拓真
(コード番号:3939 東証第一部)


総 務 省 「 情 報 通 信 技 術 利 活 用 事 業 費 補 助 金 (地 域 IoT 実 装 推 進 事 業 ) に 係 る

PHR モ デ ル 採 択 候 補 の 決 定


株式会社カナミックネットワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本拓真、以下「当
社」)は、総務省が実施する「地域 IoT 実装推進事業」に係る採択候補に決定されました。

当社では、この度の選定を受け、「カナミッククラウドサービス」で培ったノウハウを「地域 IoT
実装推進事業」に反映させることにより、子育て分野おける AI・IoT・ビッグデータの普及・促進
と自治体による安心・安全な子育て支援に向けた PHR モデルの提供に、より一層寄与してまいりま
す。

■事業の具体的内容
総務省が実施する「地域 IoT 実装推進事業」の一環として、行政保有データを活用した要支援
児童等への適切な介入ならびに市民と行政とのコミュニケーションを活性化を図り、安全で安心
な子育て環境を ICT を活用した PHR モデルを展開する事業となります。

① 行政保有の乳幼児健康診査・予防接種記録等データを保護者利用アプリに連携させ、任意健
診の受診率向上や保護者の健康意識向上を図るとともに行政とのコミュニケーションを気軽
に行う機会の増加を図る。
② PHR データ基盤やクラウド型子育て支援システムに登録・記載された情報を基にして、緊急
性の高い要支援児童等を抽出・可視化をすることで、自治体をはじめとする関係機関と情報
共有・連携や転居ケースにおける引継ぎを迅速に行える体制を構築する。




図.当事業の実施イメージ





※ 詳細につきましては、下記の総務省報道資料をご参照願います。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000218.html

■今後の見通し

当社では当期中の「地域 IoT 実装推進事業」からの交付決定を予定しておりますが、当該事業
が総務省の令和元年度予算に基づき補助されるため、業績に与える影響は来期となる見込みでお
ります。なお、受託金額は現時点では未定となっております。


■その他

① 情報通信技術利活用事業費補助金(地域 IoT 実装推進事業)
IoT 等の利活用による成果を日本全国の地域の隅々まで波及させるため、 「地域 IoT 実装推進
タスクフォース」を平成 28 年 9 月より開催し、地域課題の解決につながる「生活に身近な分
野」を中心として、地域における IoT の実装に取り組むための具体的道筋を提示するための
「地域 IoT 実装推進ロードマップ」を策定し、これまでの実証等の取組を通じて創出された
「分野別モデル」の一層の普及展開を図るため、地域での取組を実施する場合に補助金を交
付する事業です。

② カナミッククラウドサービスとは
超高齢社会に求められる「地域包括ケアシステム」の実現に寄与するために、地方自治体や
医師会及び介護サービス事業者向けの多職種間連携を可能にする地域連携型クラウドサービ
ス。多職種他法人間の連携を目的とした情報共有システムと、介護事業者向けの業務システ
ムをラインナップとしております。

過去の IoT 関連事業の取り組み
・平成 28 年度第 2 次補正予算 「介護施設 IoT」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000162.html

・平成 30 年度予算 「フレイル予防 IoT」※広島駅弁当株式会社様との取り組み
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu02_04000299.html

・令和元年度予算「情報通信技術利活用事業費補助金(地域 IoT 実装推進事業) 」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000218.html
今回は「子育て支援 IoT プラットフォーム」を活用した PHR モデル構築の取り組みを行
います。
以 上


本件に関するお問い合わせ先

株式会社カナミックネットワーク 管理部
所在地 〒150-6031 東京都渋谷区恵比寿 4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31 階
TEL 03-5798-3955
FAX 03-5798-3951





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