全国の医療機関のBCP対策と医療データ保全を高セキュリティで支える、『備えの医療クラウド SonaM(そなえむ)』の提供を開始

PRESS RELEASE

2020年 3 月 23日


各 位

会 社 名 株 式 会 社 Ubicomホ ー ル デ ィ ン グ ス
代表者名 代表取締役社長 青木 正之
(コード番号:3937 東証第一部)
問合せ先 戦略企画本部長 八田 真資
(TEL. 03-5803-7339)



全国の医療機関のBCP対策と医療データ保全を高セキュリティで支える、
『備えの医療クラウド SonaM(そなえむ)』の提供を開始


株式会社Ubicomホールディングス(本社:東京都文京区、代表取締役社長:青木正之、証券コード:
3937、以下「当社」)の子会社で、医療機関向け経営支援ソリューションシステムを開発・提供する株式
会社エーアイエス(本社:東京都文京区、取締役社長:上野直、以下「当子会社」)は、2020年4月1日
より、病院・クリニック等の全医療機関のBCP対策と医療データ保全を、国内屈指の高度なセキュリテ
ィ基盤で支える、『備えの医療クラウド SonaM(そなえむ)』の提供を開始いたします。


昨今、地震や台風等の災害に多く見舞われる日本では、災害や障害
発生等の非常時に、事業者が重要事業を継続・早期復旧できるよう、
BCP(事業継続計画)を策定する等の不測の事態への備えが求めら
れており、先送りできない経営課題として注目されています。
特に、災害時における役割が一層強く認識されている医療機関にお
いては、電子カルテの普及等の近年の急速なIT化も伴い、院内の医
療データの安心安全な保管先と保管方法の確保が急務となっています。 ロゴマーク


このような社会背景のなか、医療機関向け経営支援ソリューションのリーディングカンパニーとして、
これまでレセプト点検、医療安全支援、データ分析、コンサルティング等の医療ITソリューションを手
掛けてきた当子会社は、今後の更なるサービスの充実化ならびに医療機関向けトータルソリューションプ
ロバイダーとしての進化に向けて、医療機関のBCP対策と医療データ保全に特化したクラウドサービス
の提供をスタートいたします。
当サービスは、医療データをクラウドで扱うために必須の3省3ガイドライン(厚労省、経産省、総務
省の3省が提唱する、3つの医療情報セキュリティガイドラインの総称)に準拠した、NTT東日本の高
度なクラウドセキュリティ基盤を採用しており、また、事業規模の異なる医療機関様の多様なニーズにお
応えできるよう、複数の段階的な利用プランをご用意しています。



<サービス概要図>




<NTT東日本 取締役 中江康二氏より>
昨今、自然災害によるBCP対策が様々な業界で求められており、医療業界においても重要な課題であ
ると認識しております。当社のオンラインストレージサービスは、医療業界向け3省3ガイドラインにも
対応しており、医療機関のBCP対策として安心してお使いいただけるサービスとなっております。
この度、レセプトチェック専用ソフトにおいて先駆的な取り組みを行い、多くのお客さまにサービスを
提供している株式会社エーアイエス様に当社のサービスをご活用いただくことで、医療機関のBCP対策
を広く実現できるのではないかと考え、協業させていただきました。
本サービスが医療業界における課題解決につながりますと幸いです。


<当社代表取締役社長 青木正之より>
Ubicomグループは、社会ニーズに合致したITソリューションのご提供を経営理念に、医療機関にお
ける業務効率化による働き方改革、収益改善、医療の安全と質の向上に資するサービスを、1万6千を越
える医療機関ユーザー様にお届けしてまいりました。
そしてこの度、NTT東日本様のご協力のもと、全国の病院・クリニックを対象とした、日本の医療と
医療データを支えるサブスクリプション型クラウドサービスのご提供を新たに開始し、当社の従来の医療
機関向けITソリューションに加えて、医療の継続の為のBCP対策とデータ保全をご支援させていただ
くとともに、今後も、日本の未来を担う医療業界に向けた新しいサービスを創造してまいります。


<Ubicomホールディングスについて>
当社は、国際化、少子高齢化といった社会構造の変化や課題にいち早く着目し、IT人材不足や医療課
題等の社会問題解決に向けて、国内外の開発拠点を活用したITソリューションを提供しています。昨今
においては、当社グループの更なる飛躍に向けた戦略的人材投資・技術開発投資を果敢に実行し、また、
AI・自動化・分析等の先進ソリューション開発および戦略的提携を通じた事業の拡大を推進しています。


以 上


5901