Elopak ASAの一部株式取得について

2021 年 6 月 22 日

各 位
会社名 日本製紙株式会社
代表者名 代表取締役社長 野沢 徹
(コード番号 3863、東証 第 1 部)
問い合わせ先 広報室長 江川 哲雄
(電 話 03-6665-1016)


Elopak ASA の一部株式取得について


日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、社長:野沢 徹)は、ノルウェーに本社を置き欧
州および北米地域を中心に液体紙容器事業を展開する Elopak ASA(President & CEO:
Thomas Körmendi、以下「Elopak」
)のオスロ証券取引所への新規株式公開に際し、コーナー
ストーン投資家として同社の一部株式を取得いたしました。


当社はパッケージ、家庭紙・ヘルスケア、ケミカル、エネルギー、木材の 5 つの事業を成長
分野として位置付け、特にパッケージ分野では、環境にやさしい素材として「紙」が見直さ
れる中で、当社紙パック事業はトータルシステムサプライヤーとして原紙から加工までの一
貫体制を確保する中でバリューチェーンのさらなる拡大に努めるとともに、国内外での設備
投資や M&A 等を通じて事業拡大の機会を模索してまいりました。


Elopak は液体食品向け紙容器で独自製造 開発技術を有する世界有数のサプライヤーであり、

「Pure-Pak」ブランドを保有しております。また、近年、世界規模で脱炭素社会に向けた動き
が加速するなかで、環境に配慮したパッケージ新製品の開発を強力に推し進めております。


Elopak と当社の取引関係は 1989 年にスタート、2016 年 3 月には新製品に関するライセンス
契約を締結するなど、30 年以上にわたり両社の関係を深化させてまいりました。


当社は「木とともに未来を拓く」をスローガンに再生可能な森林資源の価値最大化により脱
炭素社会の構築に寄与し、世界の人々の豊かな暮らしと文化の発展に貢献することを企業理
念としてまいりました。Elopak も世界規模での低炭素化・サーキュラーエコノミーに向けた
一翼を担うことを宣言しており、当社の資本参加によりこれまで以上の協力関係の下「脱炭
素社会」に向けた動きを加速させ、競争力の更なる強化に取り組んでまいります。





Elopak の会社概要


(1)所在地(本社) ノルウェー、オスロ
(2)設立 1956 年
(3)資本金 47 百万ユーロ
(4)事業概要 パーケージ・充填機の製造・販売
(5)売上 (2020 年度実績)909 百万ユーロ




以 上





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