『星野リゾート』が海外システム連携基盤に『ASTERIA Warp Core』を採用

報道発表資料
2019 年 11 月 11 日
アステリア株式会社
CData Software Japan 合同会社

『星野リゾート』が海外システム連携基盤に『ASTERIA Warp Core』を採用
海外展開で複雑になりがちな連携基盤構築の超高速開発を実現 2 人月→2 人日に
~ 日本国内の自社採用システムと海外進出先の現地システムをノンコーディングで連携 ~

アステリア株式会社(旧:インフォテリア株式会社、本社:東京都品川区、代表取締役社長:
平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)と、CData Software Japan 合同会社(本
社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員:疋田圭介、以下
CData Software)は、星野リゾート(本社:長野県軽井沢町、代表:星野佳路、以下 星野リゾー
ト)の海外展開にあたり、EAI/ESB 製品の国内市場において 13 年連続シェア No.1※製品である
ASTERIA Warp シリーズのサブスク版『ASTERIA Warp Core』および CData Software 製の連
携ドライバー『JDBC Drivers for QuickBooks Online』を採用したことを発表します。

■ASTERIA Warp Core 導入の背景
企業が海外進出をする際に直面す
る課題として、国内拠点(本部)と
海外拠点のシステムが異なるため、
相互のシステム連携が複雑となる点
が挙げられます。星野リゾートでは
2017 年のインドネシア進出、今年
の 6 月 30 日にオープンした『星の
やグーグァン』(台湾台中市)にお
いて、進出先が増えることによるシ
ステム連携の複雑化。国・地域ごと
の個別開発によるシステムの属人化
などの懸念が発生する中で、会計シ
ステムの連携や、開発リソースにつ
いて以下の 3 つの課題がありまし
た。 2019 年夏に開業した「星のやグーグァン」@台湾 台中市




台湾進出時に挙げられた開発の 3 つの課題
・4 か月という短期の開発期間
・グローバル会計基準採用による現地ホテルシステムと会計システム間における連携仕様の不明確
・「顧客体験価値創造のために集中投与する」という社内開発リソースポリシーにより
本案件に割けるエンジニア工数が0であること


そこで星野リゾートは、よりシームレスかつ GUI の面でも簡便な連携基盤の開発形態と、3 つ
の課題解決を満たすシステム開発に、ASTERIA Warp Core と海外で著名な会計ソフト
『QuickBooks』を採用しました。また、QuickBooks と ASTERIA Warp Core の連携には
CData Software 製の『JDBC Driver for QuickBooks Online』を採用することで、QuickBooks
API を直接呼び出すための複雑な手続きが不要となり、プログラミング経験のない社員でも開発
が可能となりました。


■ASTERIA Warp Core の導入効果
本システム連携では、プログラミング
経験のない社員が開発を担当。過去に 2
人月かかっていたシステム連携基盤の開
発を、2 人日という超高速開発で『星の
やグーグァン』オープン予定の 1 ヶ月前
に完成させました。また、今後新たに海
外の宿泊施設をオープンする際には、ホ
テルシステムの差異部分修正にかかる工
数(1~2 人日)のみの開発作業で完了
する予定です。

■エンドースメント
今後は、人事・経理担当者にもASTERIA Warp Coreの利用を広げ、業務を最も理解してい
る人が最適なシステムを自身の手で構築できるようにする予定です。これにより業務部門にと
ってはより使いやすいシステム構築が可能となり、また社内エンジニアにとってはインフラシ
ステムのサポートから離れ、より顧客体験価値創造のための高度な開発に集中できるようにな
ると考えています。
株式会社星野リゾート グループ情報システム
ユニットディレクター:久本映司 氏

JDBC Drivers for QuickBooks Onlineの利用については、CData Softwareの日本人のエン
ジニアにサポートいただき、スムーズに使い始めることができました。RDBと同じ操作感でア
クセスできるので、外部ドライバーを使っているという印象はなかったです。QuickBooksの
備考欄までASTERIA Warpから扱えるため、おかげで経営レポートには明細情報をすべて盛り
込むことができました。
株式会社星野リゾート グループ情報システム
プロジェクトマネージャー:梶原良介氏


■今後の ASTERIA Warp ビジネスの展開
アステリアの ASTERIA Warp は順調な拡大を継続しており、現在の導入社数は 8,176 社を突
破するとともに、企業データ連携市場(EAI/ESB)では 13 年連続シェア No.1 を継続し、業界の
リーディングカンパニーとしての地位を更に強固なものにしています。 今後も ASTERIA Warp
の多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販するとともに社会の要請に応じた機能強
化を継続することでオフィス業務の効率化・自動化を実現。さらには、業務プロセスの省力化や
残業時間の削減など、働き方改革の推進にも貢献していくことで、ASTERIA Warp シリーズ全体
での国内市場シェアを 50%以上(出荷数量ベース・2020 年)に高める目標を掲げています。
※テクノ・システム・リサーチ社「2018 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」

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■『アステリア株式会社』について( Web サイト https://www.asteria.com/ )
1998 年に国内初の XML 専業ソフトウェア会社として設立されたアステリア株式会社(2018 年
10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を
接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の『ASTERIA Warp』は、
異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大
企業、中堅企業を中心に 8,176 社(2019 年 9 月末現在)の企業に導入されています。また、
『Handbook』は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォ
ンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,545 件(2019 年 9 月末現在)の
企業や公共機関で採用されています。


■『CData Software Japan 合同会社』について(Web サイト https://www.cdata.com/jp/ )
CData Software, Inc. は、See the World as a Database をミッションに、データ接続および連
携ソリューションを提供しています。ドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、お
客様のオンプレミスおよびクラウドアプリケーション、データベース、Web API へのリアルタイ
ム接続を実現いたします。CData 製品は、世界中の大手企業、中小企業、政府機関、教育機関の
データ統合ソリューションにて利用されています。
■『ASTERIA Warp』について(Web サイト https://www.asteria.com/jp/asteria )
EAI/ESB 製品の国内市場において 13 年連続シェア No.1 製品である ASTERIA シリーズは、異
なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できる ASTERIA WARP を
主力製品とするミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトま
で、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行え
ることが評価されています。
『ASTERIA WARP Core』は、ASTERIA WARP の厳選された機能を初期費用 0 円、月額
30,000 円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサ
ービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。
■『JDBC Driver for QuickBooks Online』について
(Web サイト https://www.cdata.com/jp/drivers/qbonline/ )
JDBC Driver for QuickBooks Online は、海外で人気のクラウド会計サービスである
QuickBooks Online に標準 SQL でのアクセスを可能にするピュア Java、Type 4/5 の JDBC
Driver です。各種 ETL、レポーティング、BI ツールや Java カスタムアプリケーションから
QuickBooks へのシームレスなデータ連携に利用されています。


星野リゾートによる具体的な導入事例はこちらのサイトで紹介しています。
https://www.asteria.com/jp/warp/case/c_hoshinoresorts/

<プレスリリース 掲載 URL>
https://www.asteria.com/jp/news/press/2019/11/11_01.php


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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 室:長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@asteria.com
【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 エンタープライズ本部 マーケティング部:東出 武也
TEL:03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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