インフォテリアの「Handbook」、レコモットの「moconavi」がアプリ連携

2017 年 2 月 8 日
Press Release
インフォテリア株式会社
株式会社レコモット


インフォテリアの「Handbook」、レコモットの「moconavi」がアプリ連携

「Handbook」アプリのシングルサインオンが可能になり
認証統合によるセキュアなモバイル環境での利用を実現


インフォテリア株式会社(本社︓東京都品川区、代表取締役社長︓平野洋一郎、以下「イ
ンフォテリア」 と株式会社レコモット
) (本社︓東京都千代田区、代表取締役 CEO︓東郷 剛、
以下 ) MAM※1 市場 No.1※2 の moconavi
「レコモット」 は、 (モコナビ) MCM※3 市場 No.1

※4
の Handbook のシングルサインオン(以下 SSO)を実現する連携を 2 月 8 日 に発表し
ます。ユーザー認証を moconavi に統合することで、Handbook 利用者の利便性を向上さ
せながら、より強固なセキュリティを実現します。


具体的には moconavi のワークスペース上から Handbook アプリを起動し、その際に暗
号化された認証情報を連携することで、モバイル端末ユーザーは認証情報を知らなくても
SSO で Handbook アプリを起動し Handbook 上の情報にアクセスできるようになります。


Handbook アプリを単独起動しようとしてもモバイル端末ユーザーは認証情報を知らな
いため認証ができず、起動できません。これにより、万が一モバイル端末を紛失しても、な
りすましや不正なログインを防ぐことができるようになり、データ保護のセキュリティ強
度を向上させます。またアクセス認証も SAML※5や AD(Active Directory)※6等と連携し
て SSO を実現することも可能で、moconavi にログインすれば、そのまま Handbook を使
うことができます。



「moconavi」と「Handbook」の連携概要

■特長
moconavi と Handbook の連携はクラウド上で API を通して行われます。両社のサービ
スの契約があれば物理的な設置作業は必要なく、管理画面上から簡単に設定を追加してす
ぐに利用が開始できます。
■ターゲット顧客
企業情報データを保護し、厳しいセキュリティポリシーに遵守しながら、よりアクティブ
にモバイル端末を活用される企業へお勧めします。


SAML や AD 等の堅牢な認証基盤で SSO を実現




「moconavi(モコナビ)」について

レコモットが開発した moconavi は Office365 や Salesforce などのパブリッククラウ
ドやオンプレミスの Exchange や Notes/Domino をスマートデバイスから安全に利用可能
なセキュア MAM サービスです。


1)多彩なアプリ標準機能
メールやアドレス帳、カレンダー機能に加えて、セキュアブラウザ機能を標準搭載して
おり、社内の Web 化された業務システムを使うことが可能です。また、ファイルサー
バにも対応しており、社内のファイルサーバのドキュメントを高性能なドキュメントビ
ューワで Word、Excel、PowerPoint、PDF などを高い再現性で閲覧し、高速ズームや
スクロール操作が可能です。さらに、UC 連携機能で電話サービスとも連携可能です。


2)多様な認証方式
認証は ID、パスワードに加え、端末認証やワンタイムパスワード認証などの多要素認
証に対応し、ADFS や SAML 等のフェデレーション認証にも対応します。
3)セキュアな通信経路
通信経路の暗号化(SSL)や、キャリアの閉域網サービスに対応するなどセキュアな通
信を提供します。


4)デバイスにデータを残さない高セキュリティ
メールや添付ファイルなどのデータは、端末やサーバには一切残らないため、企業の機
密情報漏洩のリスクを軽減します。


5)簡単導入
導入方法は、レコモット社クラウド設備へアウトバンド方向に 443 が空いていれば、
SSL VPN※7 で接続可能です。お客様のネットワークの設定変更の必要がなく、簡単に
導入可能です。



「Handbook」について

「Handbook」は、モバイルコンテンツ管理市場でシェア第 1 位を獲得しているサービス
で、文書や表計算、プレゼンテーションから画像や音声、動画までのあらゆる電子ファイル
をクラウドに保存し、タブレット端末で持ち運べ、指先めくり表示ができるようにするソフ
トウェアです。一般的なクラウド・ストレージ・サービスやタブレット端末向けのビューア
ー・アプリケーションと異なり、閲覧者ごとの配信設定や端末紛失時の情報漏えいを防ぐ機
能、あるいはネットワーク接続できない場所でもファイルを予めダウンロードしておけば
表示できる機能など、タブレット端末をビジネス活用する上で必要な機能が搭載されてい
るのが特長です。対立しやすい情報セキュリティの確保と操作性の高さを丁寧なインター
フェース設計で両立している点が高く評価され、「2015 年度 グッドデザイン賞」を受賞
しています。 https://handbook.jp/features/


(※1)Mobile Application Management の略。企業内で利用するモバイルアプリの管理ツールの総称。
(※2)出典:ミック経済研究所「コラボレーション/コンテンツ・ モバイル管理パッケージソフトの市場展望 2014
年度版」
(※3)Mobile Contents Management の略。企業内で利用するモバイルコンテンツの管理ツールの総称。
(※4)出典:ITR「ITR Market View:エンタープライズ・モバイル管理 /スマートアプリ開発市場 2016」SaaS 型
モバイルコンテンツ管理市場/製品別売上金額推移およびシェア(2014~2015 年度)
(※5)Security Assertion Markup Language の略。異なるインターネットドメイン間でユーザー認証を行うための
標準規格。
(※6)Windows Server の機能の一つで、管理するネットワーク上に存在する様々な資源やその利用者の情報や
権限などを一元管理することができるもの。
(※7)クラウドホスティングの場合。SSL-VPN のクライアントソフトを無償で配布。(要依頼)
【株式会社レコモットについて】
社名の由来である「relational communicate in mobile technology」をコンセプトに、
法人向けのモバイルソフトウェア開発(ビジネスメッセンジャー、セキュアブラウザ、
VoIP(SIP)関連など)で培った技術力を軸に、主力製品「moconavi」の開発と販売を
行うベンダーです。通信キャリアや OTT ベンダーが提供する、クラウドやソフトウェア
のサービスを「moconavi」に統合し、モバイルであらゆるコミュニケーションをナビゲ
ート(moconavi の名称の由来)することにより、ワークスタイルを「人」中心に変革
し、社会に貢献することで、事業の拡大を目指します。
詳細は http://www.recomot.co.jp をご覧ください。


【インフォテリア株式会社について】
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、
企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開
発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータを
プログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に5,788社(2016
年9月末現在)の企業に導入されています。また、
「Handbook」は、営業資料や商品カタロ
グ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービス
のスタンダードとして、1,138件(2016年9月末現在)の企業や公共機関で採用されていま

す。詳しくは https://www.infoteria.com/jp/company/about/ をご覧ください。



[リリースに関するお問い合わせ]
株式会社レコモット マーケティング 山形、大橋
TEL ︓03-6380-8567
Email ︓sales@recomot.co.jp
インフォテリア株式会社 広報・IR 室 長沼
TEL ︓03-5718-1297
Email ︓press@infoteria.com


※本リリース中に記載の会社名、商品名、ロゴは、それぞれ所有する各社に帰属します。
※報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告
なしに変更されることがあります。

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