東京地下鉄(東京メトロ)が Handbookを導入 100種類超のマニュアル・規程を一元管理し全駅へ一括配信

報道発表資料
2020 年 1 月 21 日
アステリア株式会社

東京地下鉄(東京メトロ) が Handbook を導入
100 種類超のマニュアル・規程を一元管理し 全駅へ一括配信
駅でのご案内時間を大幅に短縮 & 異常時 や 消費税率改定にも迅速に対応

アステリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下 アステリア)は、東京地下鉄株式会社(所在地:東京都台東区、代表取締役社長:山
村明義、以下 東京メトロ)が、様々なカテゴリで No.1 を獲得※1している「Handbook(ハンド
ブック) 」を導入。2019 年 10 月にスマートフォン 1,500 台を導入し利用を拡大。東京メトロ全駅
※2
で使用する 100 種類を超えるマニュアル・規程を電子化し一括管理・配信を行い、駅でのご案
内時間を大幅に短縮。訪日外国人対応や異常時の対応を迅速に行うなど、さらなる活用が進んで
いることを発表します。また、2019 年 10 月に実施された消費税率 10%への改定に伴う運賃改定
においても、従来は各駅異なる運賃表を全駅へ冊子形式で配付していましたが、Handbook を活
用して一括配信することで、全駅で迅速かつ正確な情報共有を実現しています。
<東京地下鉄による Handbook の活用イメージ>
勤務中の全駅員が端末を常時携帯し資料をいつでも閲覧可能に Handbook 活用イメージと効果




「運賃表」や「マニュアル」「規程」
・ 、訪日外国人対応向けの「指差し会話帳」など
関連資料をすべて電子化し常時共有。現場からは「常に最新情報が確認できるので
安心してお客様にご案内できる」と好評。


■東京メトロが「Handbook」を採用した背景と目的
一日 758 万人、訪日外国人だけでも一日約 8.5 万人に利用される公共交通機関を日々運用する
東京地下鉄は、輸送の安全確保を第一に取り組むとともに、 「安心=安全+サービス」の考えのも
と、優れた技術力と創造力によって鉄道の質的向上を図り、安全で快適な世界トップレベルの輸
送サービスを提供しています。
同社では 100 種類を超えるマニュアルや規程、運賃表を紙で管理しており、内容の改訂時にお
ける各駅への情報伝達に時間を要していました。また、訪日外国人が年々増加し、駅での問い合
わせ対応も多様化する中、従来の「紙」資料での対応ではお客様をお待たせしてしまうなどの課
題がありました。そこで、NTT ドコモより提案を受け、端末と「ビジネスプラス」の Handbook
を採用し駅員に配付する各種資料をすべて電子化。現在では約 1,500 台のスマートフォンを導入
し、勤務中の全駅員が携帯することで、サービス提供の質的向上に成功しました。

<Handbook 採用のポイント>
(1) 端末操作に慣れない駅員でも迷わず利用できるシンプルな操作性
(2) 本部から各駅に統制を保ち、資料を一括で配信できる
(3) 閲覧ログを活用してアクセス状況を把握することができる


■「Handbook」を導入した効果と今後の予定
多くの資料や訪日外国人向けの「指差し会話帳」などの電子化により、ご案内時間を大幅に短
縮。平時はもちろん、異常時にも素早く丁寧なご案内が可能となりました。また、紙資料の廃止
により大幅なコスト削減も実現しています。
全駅に最新情報を一括配信することで、現場からは「常に最新情報が確認できるので安心して
お客様に案内できる」と好評です。今年 10 月の消費税率改定の対応の際にも、駅ごとに差し替え
が必要な運賃表を本社からデータを一括送信することで、迅速かつ正確な変更対応を遂行するこ
とができました。
今後は、CS 向上の取り組みの一環として「お客様対応動画」などの共有を通じ、さらなるサー
ビス品質の向上に活用する予定です。

※1:様々なカテゴリ
①セールス・イネーブルメントツール市場:累計導入社数ランキング(初期出荷から 2018 年 9 月末までの累計導入社数)、
②年商 10 億~100 億未満(2017 年度)
出典:ITR「ITR Market View SFA/統合型マーケティング支援市場 2019」
③SaaS・ASP 型 MCM 出荷 ID 数
④ユーザー規模別(1000 人未満)MCM・ベンダー売上高(SaaS)
出典:ミック経済研究所「コラボレーション/モバイル管理 パッケージソフトの市場展望」(2019 年度版)

※2:管理委託駅を除く
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■「東京地下鉄株式会社」について( Web サイト https://www.tokyometro.jp/corporate/index.html )
旅客鉄道事業の運営と関連事業の運営を行う。東京都区部を中心に 9 路線 195.0km(全 179 駅)の地下鉄を運営し、うち 7 路
線で他社と相互直通運転を実施する首都圏の鉄道ネットワークの中核を担っている。
■「ビジネスプラス」について( Web サイト https://www.nttdocomo.co.jp/biz/service/biz_plus/ )
NTT ドコモが提供する「ビジネスプラス」は、法人企業向けのクラウドサービスを豊富に取り扱っています。スマートフォン
やタブレットを活用して、働き方改革を実現する業務管理やチャットサービス、WEB会議などのサービスをお選びいただき、
手軽に企業のICT化を推進することができます。
■「Handbook」について( Web サイト https://handbook.jp/ )
様々なカテゴリで No.1 を獲得している『Handbook』は、文書や表計算、プレゼンテーションから画像や音声、動画までのあ
らゆる電子ファイルをクラウドに保存し、モバイル(タブレット、スマートフォン)端末で持ち運べ、指先めくりで表示ができ
るソフトウェアです。一般的なクラウド・ストレージ・サービスやタブレット端末向けの閲覧アプリケーションと異なり、閲覧者
ごとの配信設定や端末紛失時の情報漏えいを防ぐ機能、ネットワーク接続できない場所でもファイルを予めダウンロードしてお
く機能など、モバイル端末をビジネス活用する上で必要な機能が搭載されているのが特長です。対立しやすい情報セキュリティ
の確保と操作性の高さを丁寧なインターフェース設計で両立している点が高く評価され、 『2015 年度 グッドデザイン賞』を受賞
しています。
■「アステリア株式会社」について( Web サイト https://www.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018 年 10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間
を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の ASTERIA Warp は、異なるコンピューターシステム
のデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 8,176 社(2019 年 9 月末現在)の企業
に導入されています。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンや
タブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,545 件(2019 年 9 月末現在)の企業や公共機関で採用されていま
す。

東京地下鉄による具体的な導入事例はこちらのサイトで紹介しています。
https://handbook.jp/case/office/tokyometro/

<プレスリリース 掲載 URL>
https://www.asteria.com/jp/news/press/2020/01/21_01.php
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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 室:長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 ネットサービス本部
TEL:03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: handbook@asteria.com

アステリア、Asteria、Handbook はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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