センコー情報システム株式会社、IT基盤のクラウド移行を機にEDIサービスと物流系基幹システムをつなぐデータ連携基盤にACMS Apexを採用

Press Release
2024 年 3 月 18 日
株式会社データ・アプリケーション


センコー情報システム株式会社、IT 基盤のクラウド移行を機に
EDI サービスと物流系基幹システムをつなぐデータ連携基盤に ACMS Apex を採用
~“止まらない物流”の実現にデータ連携基盤 ACMS Apex が貢献~



株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安原 武志、略称:
DAL、スタンダード市場:3848)は、センコー情報システム株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、
代表取締役社長:野村康則、以下、センコー情報システム)が、大阪府八尾市にある大阪データ
センター(以下、大阪 DC)の IT 基盤のクラウド移行を機に、エンタープライズ・データ連携基盤
ACMS Apex を採用したことをお知らせします。


センコー情報システムは、1977 年にセンコー株式会社のコンピュータ部門として誕生し、その後
独立。「未来潮流を創るセンコーグループ」の中にあって、物流、商事、ライフサポート、農業、
ビジネスサポートといった幅広い事業を IT の側面から支えてきた企業です。


2018 年、EDI システムや基幹システムなどの IT 基盤を集中配置した大阪 DC の老朽化を機に、よ
り一層の冗長化を高めるべく、2019 年から 4 年間をかけて順次 IT 基盤のクラウド(AWS)移行が
進められました。そして外部サービスも積極的に活用され EDI はアウトソーシングサービスを採
用。この EDI サービスと物流系基幹システムなどとのデータ連携は費用対効果も考慮し、データ
連携基盤で補うこととしエンジンとして ACMS Apex が採用されました。
このデータ連携基盤には約 300 社が 1800 フォーマットで接続されますが、これらの顧客企業と歩
調を合わせつつ、同時並行で NTT 東西の INS ネット(ディジタル通信モード)サービス終了に伴
う回線切り替えも行うという、同社としても初となる大規模なクラウド移行となりました。


今回、可用性を担保するために、5 台のサーバに分散させ、1 台がトラブルでダウンしても他のサ
ーバが補う冗長構成を ACMS Apex で実現しました(下図)。ACMS Apex の機能により 1 台のサーバ
のように運用が行え、さらに分散されたサーバは、通信プロトコルなしにシームレスな連携が可
能です。同様に、通信サーバとアプリケーションサーバを冗長化しているので、一方に障害が発
生すれば他方への切り替えができる他、各サーバを AWS のアベイラビリティゾーンを分けて配置
した為、より盤石で止まらないデータ連携基盤となりました。
図:ACMS Apex で“止まらない”データ連携基盤を実現


センコー情報システム株式会社 インフラ担当部 部長 小林 利幸様から、次のコメントをいただ
いております。
「EDI とデータ連携システム関連のインシデントはクラウド移行以前より大幅に減らす事ができ
ました。今回クラウド移行した仕組みは物流業務全体の心臓部で、お客様からの信用を確かなも
のにするためにもデータ連携基盤の安定は重要です。時間と予算をかけてこれだけのものを作り
上げたという自信を持っているので、ぜひアピールしていきたいと考えています」


また、EDIの仕組みを自前で構築・運用するのは負担が大きいという企業が少なくない中、セン
コー情報システムでは、簡易的なデータ交換を希望する企業に対して、Excel形式でデータ交換
が可能なWeb-EDIサービスのリニューアルを2024年4月に向けて進行中です。ここにACMS
Apexが持つWeb API連携機能が採用される予定です。さらに、リアルタイム性を求める顧客ニ
ーズを背景に社内システム連携の仕組みとしてWeb APIの活用が存在感を増しており、そこでも
ACMS Apexの活用が予定されています。


DALは、エンタープライズ・データ連携基盤 ACMS Apexとデータ ハンドリング プラットフ
ォームRACCOONを核にしたデジタル・ビジネス・プラットフォームを提案し、データの所在
を気にすることなくシームレスな連携を実現し、データの利活用を促進、ビジネススピードを高
める企業のDXを支援します。
以上


■センコー情報システム株式会社様の導入事例
https://www.dal.co.jp/casestudies/52senko/
【センコー情報システム株式会社について】
センコー情報システム株式会社は、1977 年にセンコー株式会社のコンピュータ部門として誕生し
て以来、物流、商事、ライフサポート、農業、ビジネスサポートといった「未来潮流を創るセンコ
ーグループ」の 各事業を支える IT 企業です。センコーグループ各社の情報化ノウハウの展開に
AI
加え、 やビッグデータといったデジタル・テクノロジーを活用する事で、サービスやビジネス・
プロセスの機能や効率を高め、お客様の更なる企業価値向上を支援する提案型のソリューション
カンパニーです。


【HP】https://www.sis.senko.co.jp/


【株式会社データ・アプリケーション(DAL)について】
DAL は、1992 年に UNIX 向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ
連 携分 野に おいて 信頼性 の高 いパ ッケー ジソフ トウ ェア 「 ACMS ( Advanced Communication
Management System)シリーズ」を提供してきました。「ACMS シリーズ」は、国内の EDI パッケー
ジ市場でリーダーシップを確立しており、すでに 2,933 社 14,571 サイトを越える企業のミッショ
ンクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生
み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
(導入数:2023 年 6 月末時点)


【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【X】https://twitter.com/dal_acms
【note】https://note.com/dataapplications/




【本件についてのお問い合わせ先】
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マーケティング本部 営業本部
Tel:03-6370-0909 Tel:03-6370-0909
Fax:03-3271-0066 Fax:03-3271-0066
E-Mail:pr@dal.co.jp E-Mail:sales@dal.co.jp


※DAL, ACMS, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOON, OCRtran は、株式会社デ
ータ・アプリケーションの日本および海外での商標または登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

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