ネクストジェン ソフトウェアSBCの提供を開始-ハードウェアの制約から解放された、完全ソフトウェア化を実現-

2015 年 7 月 29 日
報道関係各位
株 式 会 社 ネ ク ス ト ジ ェ ン
代表取締役 執行役員 社長 大西新二
東 京 都 港 区 白 金 1 - 2 7 - 6
( J A S D A Q : 3 8 4 2 )


ネクストジェン ソフトウェア SBC の提供を開始
〜ハードウェアの制約から解放された、完全ソフトウェア化を実現〜

株式会社ネクストジェン(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員 社長:大西 新
二、以下ネクストジェン)は、このたび、ソフトウェア SBC(Session Border Controller)
製品 NX-B5000 の提供開始を発表いたします。
これにより、これまで提供していた海外製品と併せて、豊富な SBC ソリューションのラ
インナップを有することになりました。


NX-B5000 は、VoIP(Voice over IP:音声通信を IP プロトコル上で行う技術)ネットワ
ークで利用される電話の呼処理及びゲートウェイ装置で、NAT※1 機能による IP アドレス変
換、音声が通るポートの動的制御(ファイアウォール機能)、DoS※2 攻撃に対する防御、マ
ルチプロトコル対応、SIP※3 差分吸収とルーティング、帯域制御、ロードバランス機能、呼
処理を継続した上での冗長性、トランスコーディング等の各種機能を備えており、国内通
信事業者に多数の商用導入実績がある SBC です。
従来の製品では、音声処理に一部ハードウェアを使用しておりましたが、昨今の VoIP サ
ービスの広がりと SDN/NFV※4 の対応を見据え、このたび汎用 IA サーバー上で動作する、
完全なソフトウェア製品での提供に至りました。


【NX-B5000 ソフトウェア SBC の特長】
・運用中の SIP ソリューションを変更することなく、他装置との相互接続を実現
・SIP 信号処理と音声処理を分離したアーキテクチャで、シングル構成から分散構成まで
対応
・ハードウェアの機能や保守・サポート制限にとらわれず、柔軟な運用が可能
・自社製の SIP スタック採用により、迅速な対応と保守サポートを実現
・従来の機能を踏襲しており、新規の導入だけでなく既存製品のリプレースにも対応
・キャリアグレードの高い信頼性を確保


NX-B5000 製品ページ
https://www.nextgen.co.jp/solution/carrier/smartphone/sbcnx-b5000.html
※1 NAT:Network Address Translation…IP アドレスを別の IP アドレスに変換する技術
※2 DoS:Denial of Service…サービスを妨害・停止させるもの(攻撃)
※3 SIP:Session Initiation Protocol…IP 電話などに使用される通信プロトコル
※4 SDN:Software-Defined Networking…ソフトウェアによりネットワークを動的に制御
すること。
NFV:Network Functions Virtualization…ネットワーク機器の仮想化を実現すること。




【株式会社ネクストジェンについて】
ネクストジェンは創業以来、VoIP(ヴォイスオーバーIP)のエキスパートとして、大手通信事業
者のシステムを支えてきました。通信事業者向けの大規模IPセントレックスの構築や、IP電話
システムの相互接続等、先駆的なソリューションを提供し続けております。また、昨今はクラウ
ドとスマートフォンを活用した、大手通信事業者と連携したクラウドPBXサービスや、企業向
け通話録音管理システムのリリース、世界でもあまり類をみないSIP/VoIPセキュリティ診断サ
ービスも提供しており、通信事業者向けソリューションだけでなく、一般法人向けソリューショ
ンとサービスも充実させております。
コーポレートサイト: http://www.nextgen.co.jp/




本件に関するお問い合わせ先
株式会社ネクストジェン キャリア事業本部
Tel:03-5793-3230
問い合わせフォーム:https://www.nextgen.co.jp/contact/form/1

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