「AIシステム:品質評価プラットフォーム(テストベッドα版)」開発に参画

2021年 4月 8日
各 位
東 京 都 港 区 港 南 四 丁 目 1 番 8 号
会 社 名 ア ド ソ ル 日 進 株 式 会 社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 上 田 富 三
(東 証 一 部 ・コード3837)
問 合 せ責 任 者 取締役経営企画室長 後関 和浩
(TEL 03-5796-3131)




「AIシステム:品質評価プラットフォーム(テストベッドα版)」開発に参画

当 社 は、国 立 研 究 開 発 法 人 新 エネルギー・産 業 技 術 総 合 開 発 機 構 (NEDO)と、国 立 研 究 開 発
法 人 産 業 技 術 総 合 研 究 所 (産 総 研 )がこのたび公 表 した、AI システムの品 質 評 価 を行 うプラットフォー
ム「機 械 学 習 システムの品 質 評 価 テストベッドα版 (機 能 限 定 )」(以 下 「本 プラットフォーム」)の開 発 プロ
ジェクトに参 画 しましたのでお知らせいたします。

1.背 景 、及 び概 要
様 々な AI システムがあらゆるシーンで活 躍 しています。
しかしながら、AI システムの品 質 測 定 統 一 基 準 は存 在 せず、「品 質 比 較 や客 観 的 な評 価 」「品 質 測
定 業 務 の効 率 化 」等 の面 で課 題 があげられています。
このような課 題 に対 応 するため、NEDO と産 総 研 が中 心 となり、品 質 測 定 の統 一 基 準 ・国 際 標 準 化
を目 指す研 究 活 動 の一 環 として、「本 プラットフォーム」の研 究 ・開 発 がすすめられ、この度 、産 総 研 から、
企 業 ・大 学 などの AI システム開 発 者 向 けにオープンソース・ソフトウェアとして、2020 年 11 月 18 日 に
公 開 されました。
本 プラットフォームのポイントは次 の通 りです。
1)「様 々な AI システム」の、品 質 管 理 に対 応 する
「汎 用 プラットフォーム」を実 現 します。
(新 たに開 発 された AI 品 質 測 定 手 法 をパッケー
ジ化し、取 り込 みを実 現 )
2)「様 々な AI システム」を、客 観 的 に評 価 することが
できます。
(AI システムの品 質 を定 量 的 に評 価 することで、
品 質 の不 透 明 性 を解 消 )
3)AI システムの評 価 ・テストを、効 率 化 することができます。
(テストプログラムを開 発 しなくても、品 質 評 価 とレポート作 成 を簡 単 に実 現 )
※このようなポイントを併 せ持 つプラットフォームは存 在 しませんでした。 (公 開 日 時 点 )

2.AI 品 質 マネジメントプロジェクトへの参 画
現 在 、NEDO と産 総 研 が中 心 となり、AI システムの「品 質 管 理 方 法 の確 立 」「客 観 的 に評 価 できる
枠 組 みの構 築 」「国 際 標 準 化 」を目 指 すべく、産 業 界 と連 携 した取 り組 み(以 下 「本 プロジェクト」)が進
められています。
この取 り組 みとして、まず、機 械 学 習 品 質 マネジメント検 討 委 員 会 (以 下 「本 検 討 委 員 会 」)が中 心
となり、2020 年 6 月 に AI システムのサービスに求 められる「品 質 マネジメントに関 する取 り組 みや検 査 項
目 」を網 羅 的 にまとめた「機 械 学 習 品 質 マネジメントガイドライン(以 下 「本 ガイドライン」)」が公 開 され
ました (※1、※2) 。
本 ガイドラインで示 された品 質 マネジメントを実 施 するため、「AI システムの品 質 評 価 を行うプラットフォ
ーム」の開 発 が進 められ、その成 果 として、本 プラットフォームが産 総 研 より公 開 されました (※3) 。
当 社 は、本 検 討 委 員 会 の設 立 当 初 よりメンバとして参 画 しており、本 ガイドラインの策 定 での貢 献 に
続 き、本 プラットフォームの研 究 ・開 発 の全 域 に参 画 し、このたびのオープンソース・ソフトウェア公 開 に貢 献
しました。

3.今 後 について
今 後 、本 プロジェクトでは、NEDO が産 総 研 に委 託 している「人 と共 に進 化 する次 世 代 人 工 知 能 に関
する技 術 開 発 事 業 」を通 じて、実 用 化 レベルのプラットフォームに向 け、「データの前 処 理 」「可 視 化 」「工
程 管 理 追 跡 」などの機 能 強 化 に加 え、多 くの AI システムの情 報 を格 納 するオンラインストレージ化 を図 る
ことで、本 ガイドラインの使 いやすさを向 上 させ、AI システム品 質 管 理 のエコシステムの構 築 を目 指 しま
す。
アドソル日 進 は、これらの活 動 を通 じて、引 き続 き AI への取 組 みに貢 献 してまいります。

4.アドソル日 進 の、AIへの取 組 みについて
アドソル日 進 は、社 会 インフラ関 連 企 業 様 や、自 動 車 メーカー様 (自 動 運 転 関 連 など)に、AIを活
用 したICTシステムを提 供 しております。
今 後 も、これらの活 動 を継 続 参 加 することに加 え、大 学 ・研 究 機 関 との共 同 研 究 活 動 を通 じて、AI
技 術 力 の強 化 や、AIを活 用 したICTシステムの品 質 強 化 に積 極 的 に取 り組 み、デジタル・イノベー
ションによる、先 進 的 なICTソリューションの創 造 ・提 供 を通 じて、持 続 可 能 な社 会 の発 展 に貢 献 して
まいります。
以上

◆関 連 情 報
1)プレス・リリース
(※1)
・機 械 学 習 品 質 マネジメントガイドラインを公 開 (2020/06/30 付 )
-AI を用 いた製 品 やサービスの品 質 を安 全 、安 心 に管 理 するためにー
URL: https://www.aist.go.jp /aist_j /press_release /pr2020/pr20200630_2/pr20200630_2.html
(産 総 研 Web サイトにリンクします)
(※2)
・AI の品 質 ガイドライン 策 定 活 動 に参 画 (2020/10/29 付)
URL: https://ssl4.eir-parts.net /doc /3837/tdnet /1893842/00.pdf
(アドソル日 進 Web サイトにリンクします)
(※3)
・「機 械 学 習 システムの品 質 評 価 テストベッドα版 (機 能 限 定 )」を公 開 (2020/11/18 付 )
-品 質 の不 透 明 性 を除 去 し、AI システムのビジネス活 用 加 速 に期 待 ー
URL: https://www.aist.go.jp /aist_j /press_release /pr2020/pr20201118/pr202011 18.html
(産 総 研 Web サイトにリンクします)

2)機 械 学 習 品 質 マネジメント検 討 委 員 会 の所 属 組 織 (2020 年 6月 現 在 ) (50 音 順 )
アドソル日 進 (株 ) (株)サイバー創 研
大学共同利用機関法人
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
情 報 ・システム研 究 機 構 国 立 情 報 学 研 究 所
テクマトリックス(株 ) (株)デンソー
学校法人 東京理科大学 トヨタ自 動 車 (株 )
日 本 アイ・ビー・エム(株 ) 日 本 電 気 (株 )
パナソニック(株 ) (株 )日 立 製 作 所
富 士 通 (株 ) (株)富 士 通 研 究 所

報 道 関 係 の本 資 料 に関 するお問い合 わせ先 :
アドソル日 進 株 式 会 社 経 営 企 画 室 広 報 ・IR 担 当
TEL(代 表 ):03-5796-3131 e-mail:ir@adniss.jp

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