スミレ会グループとの感染性廃棄物処理施設事業についての基本合意に関するお知らせ

2023年12月19日
各 位
THE WHY HOW DO COMPANY 株式会社
代表取締役会長兼社長 田邊勝己
(コード番号:3823 東証スタンダード)
問合せ先: 管理部長 藤原 学
電話番号: ( 0 3 ) 4 4 0 5 - 5 4 6 0



スミレ会グループとの感染性廃棄物処理施設事業についての基本合意に関するお知らせ



当社とスミレ会グループ(本社:兵庫県神戸市須磨区白川台6-4-18、代表:前田 章)との間で、下記のと
おり感染性廃棄物処理施設事業についての基本合意を2023年12月18日に締結いたしましたので、お知ら
せいたします。


1. 基本合意の経緯及び目的
当社は、当社代表取締役である田邊勝己氏が、一般社団法人三木青年会議所(所在地:兵庫県三
木市本町2丁目1-18)の元会員であった数年来の知人から、2023年10月初旬頃にスミレ会グループの
代表である前田章氏を紹介され、当社グループが感染性廃棄物処理施設事業に参入するにあたり、そ
の適正な処理による生活環境の保全と公衆衛生の向上、及び循環型社会に対する理念が互いに一致
し、共同研究を始めることになりました。基本合意の目的は以下のとおりです。

① スミレ会グループによる感染性廃棄物の排出に際し、当社子会社である株式会社宇部整環リサイクル
センターによるその運搬及び中間処理の受託。
② ポリエチレン混焼法(※1)による感染性廃棄物の投入方法や燃焼条件の最適化(※2)の検証及び試
験情報の共有。
③ 感染性廃棄物の適正な処理を確保し、もって生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図ることによる循
環型社会へ適応、貢献するための連携及び協働。
(※1) ポリエチレン混焼法とは、医療系産業廃棄物にポリエチレンを混合して焼却する方法で、石
油由来のプラスチックであるポリエチレンは燃焼時に大量の熱を放出します。医療系産業廃
棄物とポリエチレンを一緒に燃やすことで、燃焼温度を高め、焼却効率の向上、不燃の防止
及び排ガスの低減に効果のある新しい手法として期待されております。
(※2) 医療系産業廃棄物は、焼却処理によって、病原菌や有害物質を不活性化または分解して環
境への影響を抑制しますが、燃焼効率が低いと、燃焼が不完全となり、有害物質が完全に分
解されず、大気や水質への汚染の原因となります。そのため、医療系産業廃棄物の焼却処
理においては、燃焼効率の向上は、環境保全と安全確保の観点から、今日、重要な課題とな
っています。

2. 基本合意先の概要(2023年12月18日現在)
(1) 名称 スミレ会グループ(https://www.sumire.or.jp)
(2) 本店所在地 兵庫県神戸市須磨区白川台6-4-18
(3) 代表者の役職・氏名 理事長 前田 章
事業内容 病院、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービ
(4) ス、有料老人ホーム、グループホーム、在宅介護サービスの
運営
(5) グループ施設 1.病院・医療(15施設、1135床)
2.介護老人保健施設(11施設、1033床)
3.特別用語老人ホーム(13施設、1328床)
4.高齢者グループホーム(13施設、261床)
5.障がい者グループホーム(16施設、187床)
6.デイケアサービス(9施設、100床)
7.高齢者デイサービス(22施設、220床)
8.障がい者デイサービス(8施設)
9.介護付有料老人ホーム(4施設、267床)
10.住宅型有料老人ホーム(3施設、170床)
11.サービス付き高齢者向け住宅(8施設、443床)
12.小規模多機能型居宅介護(3施設、6床)
(6) 全施設及び病床数 125施設、5150床(グループ全体)
(7) 従業員数 約2800名(グループ全体)
(8) 設立年月日 1996年
(9) 資本金 32億8,500万円
(10) 当社との関係等 資本関係 該当事項はありません。
人的関係 該当事項はありません。
取引関係 該当事項はありません。
関連当事者への該当事項 該当事項はありません。
(11) 事業活動収支 255億3,000万円

3. 今後の見通し
本件による2024年8月期の当社連結業績に与える影響はありません。なお、本件による2025年8月期
の当社連結業績に与える影響は現在算定中であり、今後、当社の連結業績等に重要な影響を与える
場合には、速やかに開示いたします。

以 上

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