さいたま市に導入した「多要素認証基盤 EVE MA」が6年目を迎え引き続き安定稼働中

Press Release

2023 年 1 月 12 日
株式会社ディー・ディー・エス




さいたま市に導入した「多要素認証基盤 EVE MA」が 6 年目を迎え
引き続き安定稼働中
~職員 2,300 名の本人認証で管理者と職員双方の負担削減を実現~



指紋認証をはじめとした、さまざまなセキュリティ・ソリューションを提供する株式会社ディ
ー・ディー・エス(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 社長執行役員:久保 統義、以下 DDS)は、
「多要素認証基盤 EVE MA(イヴエムエー)」(以下 EVE MA)が埼玉県さいたま市の職員 PC に
おけるログオン認証のために導入され、安定稼働を継続していることを発表いたします。

さいたま市では、自治体情報システム強靭性向上モデルが示されたことをきっかけに、マイナン
バー利用事務系 PC 利用時の本人認証強化として EVE MA を導入し、職員 2,300 名が利用する本人
認証を、パスワードによる認証から、手のひら静脈認証とパスワード認証の二要素認証へ変更され
ました。
EVE MA の特長である複数の認証要素を一元管理できること、Active Directory とのシームレス
な連携により人事異動時のメンテナンスに係る業務効率の改善が図れたこと、手のひら静脈の登録
作業が職員でも簡単にできることなどにより、システム管理者と職員双方の負担が削減できたと評
価いただいています。
また、登庁時、職員が一斉認証を行う時間帯でも認証スピードに問題はなく、EVE MA 導入以来
障害が発生していないこと、窓口業務で利用している代理認証機能により業務が円滑になったこと
などを高く評価いただき、継続利用に繋がりました。




クライアント PC での手のひら静脈認証

EVE MA を導入することで、指紋・静脈・顔などの生体認証の他、マイナンバーカードを用いた
認証などを活用した Windows ログオン認証、アプリケーション等へのログイン認証が可能となり
ます。また、生体情報やパスワードなど他の認証要素と組み合わせることで「地方公共団体におけ
る情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に示される二要素認証にも対応します。

DDS は今後も、多要素認証ソリューションの導入を通じて、地方公共団体における情報セキュリ
ティ対策を支援してまいります。

なお、当発表において DDS の 2023 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微であります。


Press Release
■多要素認証基盤 EVE MA について
「EVE MA(イヴエムエー)」は、各種システムに対するパスワードでの本人認証を生体(指紋、
顔、静脈)、IC カード(FeliCa、MIFARE、マイナンバーカード)、パスワードを用いた多要素認
証方式に置き換える認証基盤です。Active Directory とのシームレスな連携で組織・グループに対
する柔軟な設定を可能とし、エンタープライズシステムの認証基盤における自在な設定を可能にし
ます。
(ホームページ:https://www.dds.co.jp/ja/product/3199/)


≪株式会社ディー・ディー・エスについて≫
DDS は、指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーとして創業以来、産学連携による技
術開発に積極的に取り組んでおります。多様化する情報セキュリティ・ソリューション・ニーズに
対応可能な「万能認証基盤 Themis」、「多要素認証基盤 EVE MA」および「二要素認証基盤
EVE FA」などの情報セキュリティ製品の開発・販売を行っております。
2014 年 4 月、オンライン認証の標準化団体である FIDO(Fast IDentity Online)アライアンス
に、国内企業として初めて加入。2015 年 10 月に、FIDO 認定製品である指紋認証デバイス
“magatama®”を発表、2017 年 5 月より、生体認証を活用した認証システムの構築を実現する「マ
ガタマプラットフォーム」を提供、本人認証の世界を広げる新しい認証サービスの普及に努めてお
ります。また、ブロックチェーン技術の認証系市場での活用研究も進めております。
(ホームページ:https://www.dds.co.jp/ja/)


■本件に関するお問い合わせ先
株式会社ディー・ディー・エス
営業本部 販売促進部 販売促進課
Email:sales@dds.co.jp

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