IoTデバイスを時空間で管理する概念「Zone Management」にて、新たな基本特許技術を権利化

Press Release
2016 年 9 月 7 日
報道関係者各位
株式会社オプティム
(東証一部、コード:3694)


IoT デバイスを時空間で管理する概念「Zone Management」にて、
新たな基本特許技術を権利化
IoT プラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、所有する特
許技術群を利用し、IoT デバイスを時空間で管理する概念「Zone Management」にて、Zone(時空間を論
理区画と定義した概念)を判定し、最適なコンテンツを端末が取得する基本特許技術を新たに権利化した
ことを発表します。

■ZoneManagement とは
オプティムは 2014 年 3 月 7 日に、端末利用者の属性、場所、時刻を検知し、その組み合わせで定義さ
れる Zone を判定し、最適なサービス、セキュリティ設定を端末に適用する、IoT デバイスの管理運用概念
「Zone Management」を発表いたしました※1。IoT デバイスの管理運用概念である「Zone Management」
は、オプティムが所有する特許技術群※2 を利用しており、4 年連続国内シェア No.1※3 である MDM※4・PC
マネジメントサービス「Optimal Biz」でご利用いただいております。

このたび基本特許として新たに権利化した技術は、端末が公衆 Wi-Fi などのアクセスポイントに接続し
た際に、接続したアクセスポイントの IP アドレスに対応したコンテンツ URL を取得して特定されるコンテン
ツを取得するものです。例を挙げると、ショッピングモールやテーマパーク、観光地や官公庁といった場所
(Zone)で提供されている公衆 Wi-Fi スポットに接続した際に、自動的に施設情報やクーポン、その際に必
要なサービスなどを配信するといったことが実現できるため、オプティムでは本特許が非常に汎用的かつ
有用な技術であると考えており、本基本特許を活用した新たな領域でのビジネス展開を行う予定です。

■特許概要
・ 特許番号:特許第 5976033 号
・ 発明の名称:携帯端末、アクセスポイント関連コンテンツ取得方法、携帯端末用プログラム

◆特許概要イメージ




◆ステップ
1. 端末がアクセスポイントに接続された際に、アクセスポイントの IP アドレスを取得
2. 取得されたアクセスポイントの IP アドレスを端末よりコンテンツサーバーへ送信
3. 端末はコンテンツサーバーからアクセスポイントに関連付けられたコンテンツの URL を受信
4. 端末はコンテンツサーバーから受信した URL にアクセスし、指定されたコンテンツを取得
Press Release
■本特許のサービス活用例
 タブホスポット




「タブホスポット」とは、「タブホならきっと、待ち時間が楽しくなる。」をコンセプトとして、店内や施設内
の場所(スポット)でお客様(店舗にお越しいただいた方)に人気雑誌読み放題サービス「タブホ」を無
料で提供できる、新たなエリア型の電子雑誌提供形態です。

お客様は「タブホスポット」を提供している店舗や施設内に設置されている無線 Wi-Fi スポットに接続
することで、「タブホ」を無料でご利用いただけます。

詳しくは以下の Web サイトをご確認ください。

「タブホスポット」サービスページ:
http://www.optim.co.jp/tabuho/spot/

 その他の活用例




※1 詳しくは以下のプレスリリースをご確認ください。
http://www.optim.co.jp/news-detail/10902
※2 エリアなどのゾーンが変化したことを検知し、変化に応じてアプリケーションやサービスを制御する技術(特許第
4914414 号)など申請中の特許を含む。
※3 2011 年度、2012 年度売上金額実績シェアの出典:ミック経済研究所「クラウドサービス市場の現状と展望 2013 年度
版」2013 年 10 月発行。IT 資産管理&MDM 市場。2013 年度、2014 年度売上金額実績シェアの出典:ミック経済研究
所「クラウドサービス(SaaS・ASP)市場の現状と展望 2015 年度版」2015 年 6 月発行。IT 資産管理&MDM 市場。2014
年度版は発刊されておりません。
※4 MDM:Mobile Device Management(モバイルデバイス管理):企業などで、社員が利用するスマートフォンやタブレット
型端末などの情報端末を統合的に管理するための技術、サービス。情報漏えい対策のために遠隔で端末のロックやデ
ータの消去を行うなどの機能を提供する。
Press Release
【オプティムの目指す、オプティマル事業とは】
~Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な~
急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機
会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。このよ
うな状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変え
ていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。
製品情報: http://www.optim.co.jp/products
Facebook ページ: http://www.facebook.com/optimjpn
Twitter ページ: https://twitter.com/optim_jpn

【株式会社オプティムについて】
商号: 株式会社オプティム
上場市場: 東京証券取引所市場第一部
証券コード: 3694
URL: http://www.optim.co.jp
佐賀本店: 佐賀県佐賀市与賀町 4 番 18 号
東京本社: 東京都港区海岸 1 丁目 2 番 20 号 汐留ビルディング 21 階
代表者: 菅谷 俊二
主要株主: 菅谷 俊二
東日本電信電話株式会社
富士ゼロックス株式会社
設立: 2000 年 6 月
資本金: 413,145,776 円
主要取引先: 東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株
式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー、株式会社 NTT ぷらら、株式会社大塚商
会、シャープ株式会社、株式会社ピーシーデポコーポレーション、KDDI 株式会社、
キヤノンマーケティングジャパン株式会社、パナソニックソリューションテクノロジー株
式会社、富士ゼロックス株式会社、リコージャパン株式会社、ソースネクスト株式会
社、株式会社インプレス、BB ソフトサービス株式会社など (順不同)
事業内容: ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoT プラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、そ
の他サービス)
【Copyright・商標】
※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合
わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。



【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
株式会社オプティム マーケティング広報担当 村上
TEL: 03-6435-8570 FAX: 03-6435-8560
E- Mail : press@optim.co.jp

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