スマートフォン・タブレット・スマートグラスからのライブ映像を活用した、遠隔作業指示の基本特許「Overlay Technology」の取得を発表

Press Release
2016 年 2 月 9 日
報道関係者各位
株式会社オプティム
(東証一部、コード:3694)


スマートフォン・タブレット・スマートグラスからのライブ映像を活用した、
遠隔作業指示の基本特許「Overlay Technology」の取得を発表
国内初の遠隔診療サービス「ポケットドクター」にも標準搭載
IoT 時代に必要な遠隔によるコミュニケーションを更に円滑に

IoT プラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、スマートフ
ォン、タブレット、スマートグラスからのライブ映像を活用した遠隔作業指示の基本特許技術「Overlay
Technology」を発表いたします。オプティムは本技術を利用し、IoT 時代に必要な遠隔によるコミュニケー
ション(体験共有、作業指示、操作支援)を更に円滑にします。また、2016 年 2 月 4 日に発表した、国内初
の遠隔診療サービス「ポケットドクター」にも標準搭載しております。

【基本特許技術「Overlay Technology」による、ライブ映像を用いた遠隔作業指示イメージ】




上記、ライブ映像を用いた遠隔作業指示には、赤ペン・指差し・テキストによる指示があり、これら全て
のケースにおいて基本特許の権利範囲となります。(特許第 5192462 号)

■背景
昨今、IT 技術の急速な進化、スマートフォンやタブレットの普及、通信インフラの速度/品質向上に伴い、
ご家庭・企業内で利用する機器が増加しており、加えて、IoT/ウェアラブルなどの登場により、更なる機器
の増加が見込まれています。これらの身の回りの IT 環境の変化により、生活が便利になる一方で、本来
のやりたいこととは異なる、新たな機器の「知識」や「操作方法」を覚える必要に迫られています。また、国
内を取り巻く労働環境は、少子高齢化に伴う「労働人口の減少」や、産業の高度化に伴う「専門性の高い
人材の不足」など、社会問題にまで発展しています。このような背景をうけ、オプティムでは、IoT 時代に
向けたリモートテクノロジー戦略として、「Remote Experience Sharing」構想を掲げており、“あらゆる人
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にそのとき必要な体験(知識、ノウハウ、情報)を遠隔から共有する”環境を、全産業向けに提供し、ユーザ
ーは本来のやりたいことだけに集中でき、その手段に関する専門知識を必要とせず技術進化による恩恵
を最大限享受できる世界を目指しています。その手段として、スマートフォン・タブレット・スマートグラスな
どの身近なスマートデバイスのライブ映像を共有し指示を行うことで、遠隔地にいる専門的知識を持った
オペレーターはお客様や現場の作業を行っている方の目の前の状況を、リアルタイムの映像で確認でき
るため、あたかも現場に専門的知識を持ったオペレーターがいるかのような、きめ細かいサポートが可能
になります。これにより、人手不足やサポートコストの増加で悩んでいたり、専門性の高い人材育成に課
題を抱えている企業の課題を解決することができます。

■基本特許技術「Overlay Technology」のサービス活用例
 遠隔診療サービス「ポケットドクター」
遠隔診療サービス「ポケットドクター」とは、オプティムの持つリモートマネジメントテクノロジーを遠隔診
療サービス向けに必要なあらゆる機能を取り込み再構築したテクノロジーと MRT が培ってきた医療情報
および医師、医療機関のネットワークを組み合わせることで、医療を必要としている人々と遠隔地にいる
医療の専門家をつなぐサービスです。従来の電話を利用した診療では、医師は相談者が話す内容でしか
症状を判断できませんでしたが、「ポケットドクター」では、手元のスマートフォンやタブレットに搭載されて
いるカメラやウェアラブル機器を利用することで、医師は相談者の顔色や患部の状況、ウェアラブル機器
から収集される様々なバイタルデータを確認することが可能なため、より具体的なアドバイスや診療が行
えます。

また、体調が優れないが仕事が忙しく、病院に行く時間がない場合や、少し身体に違和感があるが病
院に行くほどではないような状態など判断に迷う際に、「ポケットドクター」を利用することで、医師から適
切なアドバイスを受けられます。

【相談中のイメージ】
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 遠隔作業支援専用スマートグラス「Remote Action」
「Remote Action」は現場の作業員が装着することで、遠隔から現場の状況を把握し、作業の指示や支
援を行うことができる遠隔作業支援専用スマートグラスです。遠隔地にいる専門的知識を持ったオペレー
ターは現場の状況をリアルタイム映像で確認することが可能となり、精度の高いサポートが可能になりま
す。現場作業員は、スマートグラスの着用により、ハンズフリーで業務を行うことが可能となり、業務の効
率化を実現できます。佐賀県、佐賀大学、オプティムの農業 IT 分野における 3 者連携協定でも、農作業
の遠隔作業支援にご利用いただいています。




※農業 IT における活用例
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 遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」
「Optimal Second Sight」はスマートデバイスのカメラを用いて、その映像を共有することができるサー
ビスです。遠隔地にいる専門的知識を持ったオペレーターはお客様や現場の作業を行っている方の目の
前の状況を、リアルタイムの映像で確認できるため、あたかも現場に専門的知識を持ったオペレーターが
いるかのような、きめ細かいサポートが可能になります。小松製作所にも提供している、現場での作業支
援にピッタリのサービスです。




■さまざまなスマートデバイスで遠隔作業指示が可能
スマートフォン、タブレット、スマートグラスのライブ映像を共有して遠隔から作業指示を行うテクノロジ
ーは、「Overlay Technology」の特許範囲です。
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■その他の基本特許
・オプティムの基本特許技術「Smart UI」とは?
「Smart UI」とは、画面共有において、共有元端末の表示可能領域の幅および高さを取得し、共有先端
末にて取得した幅および高さと同一または近しい比率に調整して画面を共有するオプティムの基本特許
です。




また、遠隔操作を受ける側の端末が画面情報を縦型に表示しているか横型に表示しているかを識別し、
遠隔操作を行う側の端末が識別情報を元に画面情報の向きを判別し画面情報を表示する技術もオプティ
ムの基本特許技術となります。

これらの技術により、常に共有元と共有先とで常に最善の体験を共有することが可能になります。
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※「Smart UI」の活用範囲




■基本特許技術「Overlay Technology」
・ ライブ映像を活用した遠隔作業指示の技術
【発明名称】リモートサポート方法、システム、プログラム
・ 特許番号:特許第 5192462 号
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【オプティムの目指す、オプティマル事業とは】
~Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な~
急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機
会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。この
ような状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変
えていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称で
す。
製品情報: http://www.optim.co.jp/products
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Twitter ページ: https://twitter.com/optim_jpn

【株式会社オプティムについて】
商号: 株式会社オプティム
上場市場: 東京証券取引所市場第一部
証券コード: 3694
URL: http://www.optim.co.jp
佐賀本店: 佐賀県佐賀市与賀町 4 番 18 号
東京本社: 東京都港区愛宕 2 丁目 5 番 1 号 愛宕グリーンヒルズ MORI タワー 19 階
代表者: 菅谷 俊二
主要株主: 菅谷 俊二
東日本電信電話株式会社
富士ゼロックス株式会社
設立: 2000 年 6 月
資本金: 411,356 千円
主要取引先: 日本電信電話株式会社、東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社、エヌ・
ティ・ティ・コムウェア株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー、株式会社 NTT ぷら
ら、株式会社大塚商会、シャープ株式会社、株式会社ピーシーデポコーポレーション、
KDDI 株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、パナソニックソリューション
テクノロジー株式会社、富士ゼロックス株式会社、リコージャパン株式会社、ソースネク
スト株式会社、株式会社インプレス、BB ソフトサービス株式会社など (順不同)
事業内容: ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoT プラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その
他サービス)
【Copyright・商標】
※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合
わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。


【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
株式会社オプティム マーケティング広報担当 村上
TEL: 03-6435-8570 FAX: 03-6435-8560
E- Mail : press@optim.co.jp

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