研究開発によるAI(Artificial intelligence)の知見を活かし、AIコンサルティングサービスの提供を開始

Press Release
2016 年 5 月 18 日
報道関係者各位
株式会社オプティム
(東証一部、コード:3694)



研究開発による AI(Artificial intelligence)の知見を活かし、
AI コンサルティングサービスの提供を開始

IoT プラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、創業来培っ
てきた研究開発による AI(Artificial intelligence)の知見を活かし、AI コンサルティングサービスの提供を
開始します。オプティムでは、2015 年度より、IoT 時代に最適化された OS「OPTiM Cloud IoT OS」で AI
技術を提供しており、機械学習、ディープラーニング、画像解析、音声解析、顔認識などの技術を組み合
わせ、様々な業界に向けて AI の活用を支援してまいりました。そのような中、多くのクライアント様より AI
に関連するご相談をいただいております。この度の AI コンサルティングサービスを通じて、より多くの業
界・業種に向けて AI の活用を支援してまいります。




■背景
昨今、「第 4 次産業革命」に向け、様々な技術革新が行われています。18 世紀末から起こった「第 1 次
産業革命」は、工場制機械工業により産業・社会を変えました。19 世紀には、石油と電力の活用による「第
2 次産業革命」に至り、大量生産・大量輸送の幕明けとなりました。そして現代においては、IT の発展と生
産の自動化などで産業構造が変化する「第 3 次産業革命」期と定義されています。

次なる革命である「第 4 次産業革命」とは、IoT(モノのインターネット)により、すべてのモノがインターネ
ットでつながる世界であり、工場内外のモノがネットワークでつながり、人工知能(AI)が生産を最適化させ
たり、需要と供給のバランスを加味して、効率的な生産・販売ルートを実行したりする世界が、2025 年以
降にはやってくると言われています。
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( 出 典 ) Forschungsunion Wirtschaft und Wissenschaft, Acatech, ” Securing the future of German
manufacturing industry Recommendations for implementing the strategic initiative INDUSTRIE 4.0
Final report of the Industrie 4.0. Working Group”

中でも、AI は注目を集めており、マシーンラーニング(機械学習)やディープラーニング(深層学習)によ
る「特徴量表現」が可能となることで、今までに技術的な解決・応用が難しかった AI 分野で大きな技術的
ブレークスルーをおこすことが期待されています。しかしながら、多くの方が AI の必要性や有効性を理解
しつつも、企業が AI をビジネスに適用するとなるとまだまだ課題は多く、AI への理解や関連する技術要素
への理解などが必要なため、今一歩導入が進んでいない状況です。

そのような中、オプティムでは多くのクライアント様より AI に関連するご相談を受け、このたび AI コンサ
ルティングサービスの提供を開始することといたしました。

■AI コンサルティングサービス
○対象
・ AI を活用して自社内のビジネスに適用することを検討されているお客様
・ AI を活用したサービスの提供を検討されているお客様

○サービス内容
① 機械学習、ディープラーニング、画像解析、音声解析、顔認識などの最新技術を活用したビジネスへ
の適用支援
② クライアントからの依頼を受け、どのような AI のアルゴリズム、技法を用いることが最適かの提案を行
い Cloud IoT OS を中心とし、オープンソース、Google Cloud Platform、AWS、Watson、Azure など
の API も用いて、プロトタイプ、実際のサービス構築の支援を行う

■過去実績
○リアルタイム違法サイト・知的財産権侵害コンテンツ監視システム(ZENIGATA)
・ 登録されたキーワードを元に人工知能を用いて知的財産権を侵害しているコンテンツを 24 時間検索
する技術。
・ 登録されたキーワードや関連するキーワードに対して相関ルール学習・ニューラルネットワークを組
み合わせた技法を用いて、大規模データベースにおける変数間の興味深い関係を発見したり、パタ
ーンを認識し検索精度を向上させていくことを可能とする。
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○ルータ等の HTML 構文解析による自動設定技術(AIC)
・ 数百種類にもおよぶルータの機種(これから発売されるであろう未知のルータを含む)に対して、自動
設定を行うための技術。
・ ルータの Web UI を HTML 構文ベースで全文検索を行い、特定の設定パターンを認識し、様々な機
種、メーカーのルータに自動設定を行うことを実現している。更にベイズ理論による推論技術を用いて、
未知のルータへの自動設定を実施。

○大豆畑の害虫検知
・ ドローンから空撮した 4K 動画もしくは画像に対して、映像・画像解析を行い大豆畑の中から害虫を検
出する技術。
・ 色彩解析(RGB 解析)による害虫被害箇所の特定と、ディープラーニング※1 の教師あり学習※2 を組み
合わせることにより、より高精度な害虫検知を実現。

その他にも、故障予知、自動応答などへの応用を行なってまいります。例えば、機械学習を用いて、異
常検知と変化検知を行い、機器の故障予知を行います。従来、異常検知や変化検知には専門家の知見
に基づくルール作りの困難さと精度に課題がありました。機械学習と Cloud IoT OS が収集する IoT セン
サーによるビッグデータを用いることで、これらの課題を解決することができます。




※1 脳機能の特性をコンピューターでシミュレーションできるよう目指した、多層構造の機械学習手法の一種。
※2 データと正解のペアを与え、それをもとにコンピューターが学習する方法。
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【オプティムの目指す、オプティマル事業とは】
~Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な~
急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機
会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。このよ
うな状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変え
ていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。
製品情報: http://www.optim.co.jp/products
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Twitter ページ: https://twitter.com/optim_jpn

【株式会社オプティムについて】
商号: 株式会社オプティム
上場市場: 東京証券取引所市場第一部
証券コード: 3694
URL: http://www.optim.co.jp
佐賀本店: 佐賀県佐賀市与賀町 4 番 18 号
東京本社: 東京都港区海岸 1 丁目 2 番 20 号 汐留ビルディング 21 階
代表者: 菅谷 俊二
主要株主: 菅谷 俊二
東日本電信電話株式会社
富士ゼロックス株式会社
設立: 2000 年 6 月
資本金: 411,356 千円
主要取引先: 日本電信電話株式会社、東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社、エ
ヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー、株式会社 NTT
ぷらら、株式会社大塚商会、シャープ株式会社、株式会社ピーシーデポコーポレーシ
ョン、KDDI 株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、パナソニックソリュ
ーションテクノロジー株式会社、富士ゼロックス株式会社、リコージャパン株式会社、
ソースネクスト株式会社、株式会社インプレス、BB ソフトサービス株式会社など (順
不同)
事業内容: ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoT プラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、そ
の他サービス)
【Copyright・商標】
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わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。



【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
株式会社オプティム マーケティング広報担当 村上
TEL: 03-6435-8570 FAX: 03-6435-8560
E- Mail : press@optim.co.jp

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