デジタルハーツ、経産省に中小企業のセキュリティリスク調査レポートを提供

News Release
各 位
2018年4月23日
株式会社ハーツユナイテッドグループ


デジタルハーツ、経産省に中小企業のセキュリティリスク調査レポートを提供
~適切なセキュリティ対策を実施できている中小企業はごくわずか~

株式会社ハーツユナイテッドグループ(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:玉塚 元一、東証第一
部:証券コード3676)の子会社で、システムテストサービスを提供する株式会社デジタルハーツ (以下、「デジタルハー
ツ」)は、経済産業省(以下、「経産省」)の「イノベーション経営の実現に関する調査研究」において、中小企業におけるセ
キュリティリスクの実態調査を担当し、同調査結果のレポートを経産省に提供しましたので、お知らせします。


■中小企業における情報セキュリティ対策実施状況調査結果サマリー
本調査の結果、適切なセキュリティ対策を実施できている中小企業は極めて少ないという実態が明らかになりました。
その要因として、中小企業においては、①具体的かつ適切なセキュリティ対策を実行するための知見や人材が不足して
いる ②現在市場に提供されているセキュリティソリューションの多くが多額の費用がかかり導入しずらい ③専門人材
がいないため導入コストを鑑みた最適なサービスやツールの選定、その後の運用ができない、といった点が挙げられま
す。


Point 多くの企業において、エンドポイントセキュリティ等部分的な対策は実施されている一方、多層防御の観点
1 における十分な対策がなされておらず、サイバー攻撃への防御策としては脆弱な状態
【セキュリティ対策状況】 ※導入率について記載
・エンドポイントセキュリティ 90% ・UTM(統合脅威管理) 10% ・電子メールのセキュリティ対策 50%
・FireWall 80% ・社内 NW への不正接続対策 10% ・その他、多層防御の実施 10%

Point 保有する IT 機器の正確な把握やセキュリティ対策の適切な維持・運用・保守ができている企業はごくわず
2 か
【セキュリティの維持や運用・保守状況】 ※適用率について記載
・保有 IT 資産の正確な把握状況 20%
・PC やサーバーなどへの定期的なパッチ適用状況 40%
・セキュリティに関する定期的な見直しの実施状況 10%

Point すべての企業において、IT 資産に何らかの脆弱性を検出
3 危険度の高いものも多数確認されるなど、潜在的な脆弱性があることが判明


■調査対象及び調査方法
調査対象:業種や従業員数等を勘案せず、無作為に選定した中小企業
調査方法:①IT資産の保有状況やセキュリティ対策の適用状況に関するヒアリング
②エフセキュア株式会社の脆弱性診断ツール「F-Secure Radar」を活用した実地調査


■デジタルハーツが本調査を担当した背景
デジタルハーツは、ソフトウェアの不具合を検出するシステムテスト事業を展開しており、WEBシステムやアプリケーシ
ョン等の外部脆弱性診断においても豊富な実績があります。
また、昨今では、情報機器の管理ミスや紛失などを要因とする情報漏洩リスクが高まっていることから、セキュリティ分
野のリーディングカンパニーであるエフセキュア株式会社との業務提携を通じ、企業の社内IT資産に内在する脆弱性の
有無、未適用のセキュリティパッチなどを検知する内部脆弱性診断サービスも開始しており、顧客企業のセキュリティに
関する課題を総合的に解決できる体制の構築に努めています。


News Release
今回、これらのセキュリティ分野における様々な取り組みやサービス提供体制が評価され、経産省の「イノベーション
経営の実現に関する調査研究」において、中小企業のセキュリティリスクの実態調査をデジタルハーツが担当することと
なりました。


【本件に関する問い合わせ先】
株式会社ハーツユナイテッドグループ IR広報室 安丸
電話:03-3373-0081(月~金:9時半~18時半/土日祝:休日)
E-mail:ir_info@heartsunitedgroup.com


【株式会社ハーツユナイテッドグループ概要】

ハーツユナイテッドグループ HP :http://www.heartsunitedgroup.co.jp/
設 立 :2013 年 10 月 1 日
代 表 取 締 役 社 長 C E O :玉塚 元一
本 社 所 在 地 :東京都新宿区西新宿三丁目 20 番 2 号
グループ会社の事業内容 :デバッグ事業、メディア事業、クリエイティブ事業、及びその他の事業

(※) 各社の会社名、サービス・製品名は各社の商標または登録商標です。





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