連結子会社クロス・マーケティングとREVISIO株式会社による共同研究についてのお知らせ

2024 年4月 11 日
各 位
東京都新宿区西新宿3 丁目 20 番2号
株式会社クロス・マーケティンググループ
代表取締役社長兼 CEO 五 十 嵐 幹
(コード番号:3675 東証プライム市場)
問合せ先 取締役 CFO 小野塚 浩二
(TEL.03-6859-2259)



連結子会社クロス・マーケティングと REVISIO 株式会社による共同研究についてのお知らせ



当社の連結子会社である株式会社クロス・マーケティングが、報道機関向けに下記プレスリリースを
行いましたので、お知らせいたします。





意識データと注視データからコネクテッド TV の視聴実態を明らかに
-クロス・マーケティング、REVISIO 社と共同研究結果第 2 弾「コネクテッド TV 白書 2024」を発表-


詳細につきましては、次ページ以降のプレスリリースをご参照ください。


以上




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News Release

報道関係各位


2024 年 4 月 11 日
株式会社クロス・マーケティング



意識データと注視データからコネクテッド TV の視聴実態を明らかに
-クロス・マーケティング、REVISIO 社と共同研究結果第 2 弾「コネクテッド TV 白書 2024」を発表-


株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区 代表取締役社長兼 CEO:五十嵐 幹、以下「ク
ロス・マーケティング」 は、
) ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置しテレビスクリーンへの「注視」
を測る REVISIO 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:郡谷 康士、以下「REVISIO」)と、コネ
クテッド TV の視聴傾向について研究結果をまとめた資料「コネクテッド TV 白書 2024」を共同で発表いた
します。


昨年発表した「コネクテッド TV 白書 2023」の反響が大きく、2024 年度版も発表することとなりました。
急速に市場の拡大を遂げているコネクテッド TV の視聴実態を明らかにしています。


■共同研究の背景と目的
昨今、インターネットに接続したテレビいわゆる「コネクテッド TV」(以下、CTV)の普及に伴い、これに
対応した広告市場も拡大が進んでいます。広告主の方々の CTV への注目度が高まる一方、CTV を評価し分析す
るための意識データや視聴データはまだ数が少ない状況です。
そこで本研究では、意識データと注視データを掛け合わせることで、CTV ユーザーの実態を深く分析していま
す。動画サービス毎の視聴データや、共視聴(2 人以上で視聴すること)の傾向などを様々な切り口でまとめて
おり、今後の CTV の展望を考えるにあたってのヒントになるものと考えています。
本研究ではクロス・マーケティングが実施したスクリーニング調査 35,000 名、本調査 2,000 名のアンケートデ
ータと、REVISIO が保有する関東エリア 2,000 世帯から得られる CTV 視聴データを利用しております。また、
本研究も二年目に入ったことで昨年との比較も白書内に含めることができました。経年データを追うことで、新
しい観点を引き続き提供していければと考えております。


■結果詳細レポートのダウンロードはこちら
共同研究結果をまとめた資料では、本リリースで取り上げた内容以外にも数多くのデータを掲載しております。
下記ページからダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。

クロス・マーケティングの資料ダウンロードはこちら:https://www.cross-m.co.jp/report_all
REVISIO の資料ダウンロードはこちら:https://revisio.co.jp/download



■研究結果の概要
CTV の視聴時間は順調に伸び、「YouTube」が「日テレ」に続いて 2 位に
CTV 視聴世帯における各動画サービスの平均視聴時間は、「YouTube」が 53.4 分/日でした。「YouTube」は、
昨年からさらに視聴時間が順調に伸び、地上波も合わせたランキングで 2 位になりました。
News Release




※CTV 利用世帯における、テレビデバイスでの地上波テレビ+動画サービスの平均利用時間/日
※REVISIO 計測によるデータを元に集計




動画サービスの利用デバイスは既にテレビ>スマホとなっている動画サービスも
Disney+、Netflix、Hulu、Amazon Prime Video など一部動画サービスでは、CTV での視聴がスマートフォンの視
聴を上回る結果となりました。これらの動画サービスは大作のコンテンツが多く、テレビデバイスでの視聴を選
ばれる傾向があると考えられます。一方、YouTube はスマートフォンでの視聴が CTV の結果を大きく上回る結
果となりました。YouTube は視聴されるコンテンツや視聴の仕方が多様になるため、視聴する場所が限定される
CTV での視聴よりもスマートフォンの視聴の方が高くなると考えられます。




※クロス・マーケティングによるアンケートデータを元に集計




共視聴 は地上波番組を視聴可能な動画サービス「U-NEXT」や「TVer」で高い
視聴実測データを動画サービスごとに見ると、「U-NEXT」、「TVer」、「地上波」の順で共視聴割合(時間ベ
ース)が高い結果となりました。「TVer」と「U-NEXT」には地上波コンテンツが多いという共通点があります。
とくに、「U-NEXT」は昨年、「Paravi(パラビ)」と合併し、人気コンテンツである『VIVANT』をはじめとす
る多くの地上波コンテンツが視聴可能となりました。地上波コンテンツは共視聴されやすいと言えます。
News Release




※CTV 利用世帯における、テレビデバイスでの地上波テレビ+動画サービスの共視聴
※REVISIO 計測によるデータを元に集計


■引用・転載時のクレジット表記のお願い
本研究の引用・転載時には、必ずクレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング リサーチ会社のクロス マーケティングとテレビ視聴の注視データを取得する REVISIO
・ ・
が実施した『コネクテッド TV 白書 2024』によると・・・」


■株式会社クロス・マーケティングについて https://www.cross-m.co.jp/
2003 年の設立当初からネットリサーチ事業を行っており、現在、年間約 10,000 件以上のリサーチ事業を通じ、
お客様のマーケティング支援を行っています。企業・政府・大学など幅広い分野で調査実績があります。日本全
国からの調査依頼に対応しているほか、世界 10 か国、20 拠点以上で展開しているため、グローバルリサーチも
可能です。経験豊富なリサーチャーが多数在籍しており、戦略立案から効果検証までお客様のニーズに合わせ、
ネットリサーチ、オフライン調査、定量・定性などから最適な手法を提案します。また、リサーチのみならず、
データマーケティング支援にも力を入れています。

■REVISIO 株式会社について https://revisio.co.jp/
REVISIO 株式会社は 2022/10/1 より、TVISION INSIGHTS 株式会社から社名を変更いたしました。
人体認識技術によってテレビ番組・CM の視聴態勢データを取得し、BtoB 向け視聴分析サービスを提供していま
す。ご家庭のテレビに、REVISIO が独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視
聴態勢を毎秒で自動的に取得。 「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」という REVISIO 独自の注視デー
タを広告主・広告会社・放送局など国内累計 160 社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリアの 2,000 世帯・関西エリア 600 世帯、地上波/MX/BS の全番組の視聴データ、ならび
にコネクテッド TV の注視データを提供しています。


■本件に関するお問い合わせ先
株式会社クロス・マーケティング マーケティング部
東京都新宿区西新宿 3-20-2 東京オペラシティタワー24F
E-mail pr-cm@cross-m.co.jp

REVISIO 株式会社 広報担当 安武
東京都千代田区大手町 1 丁目 6 番 1 号大手町ビル 6 階
E-mail info@revisio.com Tel(担当直通) 050-5897-4931

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