ネオス、【OfficeBot】をフルリニューアルしRAG性能を大幅に強化 インフラ環境をMicrosoft Azureへ完全移行、新たにAzure AI Serchを採用

NEWS RELEASE

東証スタンダード:3627
2024 年 4 月 4 日



ネオス、【OfficeBot】をフルリニューアルし
RAG 性能を大幅に強化
インフラ環境を Microsoft Azure へ完全移行、新たに Azure AI Serch を採用

テクミラホールディングスの子会社であるネオス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:池
田 昌史)はこの度、AI チャットボット【OfficeBot】において、インフラ環境を Microsoft Azure に完全移行し、情報取得
プラットフォーム「Azure AI Search」連携を含む全面的なサービスリニューアルを行いました。

【OfficeBot】は 2016 年の提供開始以来、自然言語処理技術を活用した問い合わせ対応を効率化する AI アシス
タントサービスとして企業や自治体に広く導入されてきました。昨年 3 月には日本国内でいち早く Retrieval
Augmented Generation(RAG)※1 に対応、同年 6 月には大規模言語モデルである「Azure OpenAI Service」とも連携
し、効率的な運用と高い回答精度により、組織の問い合わせ対応やナレッジマネジメントを支援しています。

そしてこの度、従来の「Azure OpenAI Service」に加え、RAG の性能を飛躍的に向上させる検索システムとして
「Azure AI Search」を新たに採用。さらにアプリケーションやデータベースに至るまで、インフラ環境を Microsoft
Azure に完全移行し、フルリニューアル版としての提供を開始いたしました。


リニューアルの概要

【OfficeBot】は、FAQ・マニュアル・規定など組織内に蓄積されたドキュメントから必要な情
報を迅速に抽出し、質問に対する答えを提供することが可能です。リニューアルでは、豊富な
導入実績とユースケースから導き出された、RAG の精度向上における実践的なベストプラク
ティスが反映されており、最先端の検索アルゴリズムと対話プロンプト技術を駆使し、ユーザ
ーが求める情報へと直感的に導くことで高度な問い合わせ対応と情報管理を実現します。

●「Azure AI Search」により検索・回答精度が飛躍的に向上
ユーザーの検索意図を正しく理解し、情報を提示することができる高度な検索アルゴリズムを有する「Azure AI
Search」と連携することで検索・回答パフォーマンスを向上

●独自のチューニングにより回答到達率を大幅に底上げ
研究・検証を重ねて考案した独自のプロンプト※2 調整により、回答に至るプロセスの最適化や、ユーザーのリ
テラシーに左右されない使用感を実現し、回答到達率を向上

●リーズナブルな料金体系
導入後 3 ヶ月間は特別価格の適用により初期導入コストを大幅に削減、より手軽に最先端の生成 AI を活用
した DX や業務効率の向上、情報検索の効率化、属人化の解消など、多岐にわたる課題解決を実現


サービス概要資料・お問い合わせはこちら: https://officebot.jp/document-form/

※1 Retrieval Augmented Generation(RAG): 生成 AI に外部ソースなど独自の情報源を付与することで回答精度を向上させる仕組みのこと
※2 プロンプト : ユーザーがコンピューターシステムに対して特定の要求、指示、質問、またはコマンドを表現するための文章や言葉のこと


NEWS RELEASE

この度のリニューアルに際し、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 コーポレートソリューション事業本部
長 兼 デジタルセールス事業本部長 小林治郎様よりコメントを頂いております。


日本マイクロソフトは、ネオス株式会社による AI チャットボット【OfficeBot】のサービス全面リニューアルを歓迎し
ます。このリニューアルにより、「Azure OpenAI Service」との連携に加えて、さらに「Azure AI Search」の採用と
Azure へのインフラ環境の完全移行により、検索と回答の精度が飛躍的に向上しました。ネオス株式会社様による
これらの革新的な取り組みは、組織内のドキュメントから必要な情報を迅速に抽出し、質問に対する答えを提供する
ことで、企業や自治体の情報管理と問い合わせ対応の効率化に大きく寄与しています。


日本マイクロソフトは今後もネオス株式会社様とともに、AI のテクノロジーを駆使したプロダクト・サービスを提供
し、日本企業の DX 推進に貢献できるような取り組みを進めてまいります。


日本マイクロソフト株式会社
執行役員 常務 コーポレートソリューション事業本部長 兼 デジタルセールス事業本部長
小林治郎




ネオスは今後も【OfficeBot】の提供を通じて、DX 時代に相応しい革新的な組織運営をサポートしてまいります。




AI 関連事業のご紹介 AI ソリューション【AIdea Suite】


ネオスでは、チャットボット事業を通じて培ってきた AI 領域の知見や技術を活かすことにより、セキュアかつ法人・
自治体向けにカスタマイズした AI チャット環境をスピーディーに構築・提供するソリューションとして【AIdea Suite】を
展開しています。
業務 DX や新規サービスの創出など、企画検討段階から最適な活用提案を行うことにより、ビジネスにおける
GPT モデルを活用したソリューションの導入・活用を幅広く支援いたします。


● Azure OpenAI Service と連携
入力した内容やデータが言語モデル学習に利用されない「セキュアな環境」で GPT 活用ソリューションをご利用いただけます

● 独自のプロンプト設定
質問入力のサポートや、回答の書式変更、キャラクターが話しているようなトーンに調整するなど、サービスや用途に応じて柔軟に
プロンプト※2 を設定することが可能です

● GPT 3.5-Turbo/GPT-4-Turbo(Preview)が選択可能
環境構築時に GPT-3.5-Turbo と GPT-4-Turbo(Preview)の GPT モデルを、ユーザーが任意で選択することが可能です

● WEB 検索結果や組織固有データから回答
最新の Web 情報を参照して回答が可能です。また、Excel/Word/PPT/PDF/CSV など組織固有の情報も検索対象として登録でき
ます




【AIdea Suite】お問い合わせはこちら https://www.neoscorp.jp/inquiry/
※ネオス HP のお問い合わせフォームへ移動します





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<テクミラホールディングスについて>
【商 号】テクミラホールディングス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町 1-23-1 住友不動産神田ビル 2 号館
【上場市場】東京証券取引所 スタンダード市場 (証券コード:3627)
【代表者】池田 昌史
【U R L】https://www.tecmira.com
【グループ事業内容】
◆ライフデザイン事業
知育・教育、健康、FinTech、キャラクター等におけるデジタルテクノロジーを活用したサービスとソリューションを提供
◆AI&クラウド事業
AI チャットボットやクラウドアドレス帳サービスなどの SaaS や AWS 等を活用した Tech ソリューションを提供
◆コネクテッド事業
通信デバイスの開発・製造や関連したプラットフォーム・アプリの開発を通じて、モノとインターネットを融合した価値を提供


<ネオスについて>
【商 号】ネオス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町 1-23-1 住友不動産神田ビル 2 号館
【U R L】https://www.neoscorp.jp
【代表者】池田 昌史
【事業内容】情報通信サービスおよびソフトウェア、コンテンツ開発




<このニュースリリース・素材の提供に関するお問合せ先>
テクミラホールディングス株式会社
担当: 経営企画部 広報チーム
Email:info@tecmira.com
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町 1-23-1 住友不動産神田ビル 2 号館
https://www.tecmira.com

※記載されている社名、製品名、ブランド名、サービス名は、すべて各社の商標または登録商標です。
※Microsoft、Azure は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。





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