次世代物流センターの共同開発に関するお知らせ

2017 年 8 月 7 日
各 位
会 社 名 株式会社シーアールイ ー
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 亀山 忠秀
(証券コード 3458 東証第一部)
問合せ先 取 締 役 永浜 英利
(TEL 03-5572-6600)



次世代物流センターの共同開発に関するお知らせ
〜 ロジスティクス 4.0 時代に対応した次世代物流センターの構築 〜


株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、株式会社 PAL
(代表取締役/辻有吾 本社/大阪市西区)と、ロボティクスや IoT プラットフォームの利用
を前提とした次世代に対応した新たな物流センターの構築に向けて共同開発に着手しました。


【共同開発の背景】


物流現場は、多くの労働者に支えられ日々稼働していますが、労働人口の低下、並びに、
通販市場の拡大等により、大きな変革期にさしかかっています。その為、人とロボットが協
同し、重労働・単純労働等の苦役はオートメーション化や AI がサポートしていき、そして、
アナログ管理からデジタル連携へと切り替わっていく、次世代に対応した物流センターへと
変化していくことが急務となっています。
しかし、オートメーション化・デジタル化を推し進めていくにあたり、現行の物流センタ
ーでは、ロボティクスの導入が困難な仕様であったり、オートメーション化を前提に設計さ
れていなかったりと、変化への対応が求められてきています。


その為、物流不動産の豊富な開発実績を有する当社と、物流現場への先端テクノロジーの
導入・運営を軸に生産性向上に取り組む株式会社 PAL は、次世代物流センターの共同開発に
着手しました。
また、物流センター内の通信インフラ等については、東日本電信電話株式会社(NTT 東日
本)も参画し、共同で検討を進めております。
【共同開発テーマ】


共同して取り組む事項としては、主に5つの事項となります。
① 荷主様を交えた次世代物流センターの企画・設計・開発
② 次世代物流センターの生産性を向上させる先端ロボティクスの導入検証・運用
③ 次世代物流センターの省人化のための計画実行システムの構築・運用
④ 次世代物流センター内の電気・通信インフラの整備・運用
⑤ 物流センター内のデジタル化に向けた IoT プラットフォームの構築・運用


ロジスティクス 4.0i時代に対応した物流インフラの開発を多くの方々と推進していくため、
様々なテック企業、地域や業種の壁を超えた物流プラットフォームの構築を目指してまいり
ます。



■ 株式会社シーアールイーについて
当社は、物流不動産を中心に約 1,500 物件、約 138 万坪(2017 年4月末時点)の不動産の
管理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サ
ービス領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジ
メント、プロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップでご提供しており
ます。
物流不動産開発においては、現在、物流施設5物件、延べ面積約 20,000 坪の開発を進めて
おります。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企業とのリレーションシップに
よりテナント企業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個別ニーズを満足させた上
で更に機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設造りを推進し、継続的にご提供していまいり
ます。また、前身からの 50 年におよぶ業歴から得た物流不動産の管理運営の知見・ノウハウ
を開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高い施設開発を目指し、
首都圏は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んでいく方針
です。


■ 株式会社 PAL について 「PAL で、物流をもっと面白く」
株式会社 PAL は、「モノの流れの生産性を向上させ、企業と人と街の成長を支える」こと
をミッションに掲げ、物流セクターの生産性を高め続けていくことを目指し、テクノロジー
を活用したソリューション開発に取り組んでいます。
物流センターの機械化・省人化がますます推し進められていく中、同社にて最適なソリュ
ーションの開発・導入を行っていき、お客様のセンター運営において均一的で高い生産性を
確保することのできるソリューション提供を行っています。
会社名: 株式会社 PAL
代表者: 辻 有吾
所在地: 大阪市西区新町 1-4-26 ニッケ四ツ橋ビル 2F
設立: 2000 年 12 月
社員数: 90 人
URL: http://www.pal-style.co.jp/
事業内容: RaaS 事業
ロジソリューション事業
人材ソリューション事業


以上

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ロジスティクス 4.0;ロジスティクスの分野において、テクノロジーの進化によりこれまで人が行っていた作業

がロボットに置き換わり、省人化や標準化が進む。

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