当社グループにおける研究・開発機関の再編に関するお知らせ

2024 年 1 月 17 日


各 位
会 社 名 クリヤマホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役CEO 小 貫 成 彦
(コード番号 : 3355 東証スタンダード)
問合せ先 取締役執行役員 元 木 雄 三
(TEL 06‐6910‐7013)


当社グループにおける研究・開発機関の再編に関するお知らせ


当社は、本年 1 月 1 日付けで、連結子会社であるクリヤマジャパン株式会社及び持分法適用関連会社である
王子ゴム化成株式会社より、孫会社(連結対象)である株式会社クリヤマ技術研究所(以下「㈱クリヤマ技術
研究所」
)の全株式を取得し、社名をクリヤマR&D株式会社に変更のうえ、
「グローバルベースで付加価値
ある技術・製品・人財を生み出す研究・開発機関」として再編致しましたので、下記のとおりお知らせ
いたします。
なお、今回の再編は、当社グループ内での異動であり、適時開示基準に該当いたしませんので、開示事項
及びその内容を一部省略しております。




1. 研究・開発機関再編の理由
当社は、
「常に、商品と技術に革新を求める会社」の経営理念のもと、持続可能な社会の実現を目指し、
地球環境、人々の安全・安心、利便性の向上に貢献する製品・サービスを研究・開発、提供することで
社会の信頼を築いてまいりました。
アジアにおける産業用資材事業では、排ガス規制に対応する「尿素 SCR センサー」を設計・開発・製造し、
スポーツ 建設資材事業では、
・ 自社オリジナルブランドの「スーパー マテリアルズ」
・ (商業施設向けタイル)

「エーストン」
(駅舎ホーム・コンコース用タイル)等を開発いたしました。米州・欧州の産業用ホース事業
では、米国、カナダ、スペイン、アルゼンチンに製造拠点を有し、複数の飲料用ホースを束ね一体化した
製品等を開発し、多種多様な分野における弛まぬ技術力の向上により、世界でもトップクラスのブランド力を
確立してまいりました。
このように「研究・開発」は当社グループの競争力強化、ひいては企業価値向上にとって極めて重要な
位置付けにあります。
㈱クリヤマ技術研究所は、アジアの中核事業会社であるクリヤマジャパン株式会社 75%出資の連結子会社
として、同社事業に係る製品、部材の評価試験や分析・解析のほか、ゴム・樹脂を中心とした研究・開発を
担ってまいりました。
今般、当社 100%出資の子会社とし、海外ホース事業において開発の中核を担う当社役員が取締役を兼務
する等の再編を実施し、「グローバルベースで付加価値ある技術・製品・人財を生み出す研究・開発機関」
として位置付けます。これまでの事業に加え、将来の排ガス規制強化に備えた新商品や周辺部品の開発、
ゴム・樹脂に関する知見とホース事業で蓄積した技術を連携させた新商品の開発、新市場開拓に際し、
必要となる地域固有の製品規格の認証取得に資する開発等に取り組んでまいります。
当初は、連結子会社である株式会社サンエーの敷地 内に建築中の試験・研究所において事業を
開始いたしますが、投資を継続のうえ採用、産学連携等も強化し、当社グループの持続的な成長に貢献する
ことを目指します。

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クリヤマホールディングス株式会社
39%
事業地域 中核事業会社(所在国) 主な事業内容 従前の出資関係

研究・開発機関 ㈱クリヤマ 25% 王子ゴム化成
- クリヤマR&D㈱(日本)
(グローバル) 技術研究所 ㈱

100 産業資材、スポーツ・建設 75%
アジア クリヤマジャパン㈱(日本)
% 資材、スポーツアパレル
連 概念 新機能製品
Kuriyama of America, Inc.(米国)
結 北米・中米
Kuriyama Canada, Inc.(カナダ)
子 付加価値のある
会 技術・製品・人財を
欧州・南米 Kuriyama Europe Cooperatif U.A.(オランダ) 産業用ホース
社 生みだす拠点
グローバル
センサー
オセアニア Kuriyama Australia Pty Ltd.(豪州) ホースビジネス



2. 当社に孫会社の株式を譲渡する子会社及び持分法適用関連会社の概要
(1) 商 号 クリヤマジャパン株式会社
(2) 所 在 地 大阪府大阪市中央区城見 1 丁目 3 番 7 号(松下 IMP ビル 25 階)
(3) 代 表 者 代表取締役社長 小貫 成彦
産業用資材の製造販売、スポーツ・商業・鉄道施設向け資材の製造・販売・
(4) 事 業 内 容
施工、スポーツアパレルの販売
(5) 資 本 金 1 億円
(6) 出資者及び比率 クリヤマホールディングス株式会社 100%
(7) 設 立 年 月 日 2012 年 2 月 2 日
資本関係 当社が 100%出資する連結子会社であります。
当社代表取締役が代表取締役を 当社取締役 1 名が取締役を
、 、
人的関係
当社監査等委員 1 名が監査役を兼務しております。
上場会社と当該
(8) 当社は当該会社との間で経営管理、無形固定資産の使用に
会社との間の関係
関する契約を締結し、債務の一部に対して保証を提供し、
取引関係
建物及び設備を賃貸し、事務処理を委託しているほか、
当該会社より資金の援助を受けております。


(1) 商 号 王子ゴム化成株式会社
(2) 所 在 地 山口県防府市勝間 2 丁目 1 番 6 号
(3) 代 表 者 代表取締役社長 宮森 康行
(4) 事 業 内 容 工業用ゴム・樹脂製品の製造・販売
(5) 資 本 金 2 億円
(6) 出資者及び比率 クリヤマホールディングス株式会社 39.73%
(7) 設 立 年 月 日 1957 年 2 月 11 日
資本関係 当社が 39.73%出資する持分法適用関連会社であります。
上場会社と当該 当社代表取締役及び取締役 1 名が取締役を、当社監査等委員
(8) 人的関係
会社との間の関係 1 名が監査役を兼務しております。
取引関係 当社より建物及び設備を賃貸しております。




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3. 異動した孫会社(子会社となる会社)の概要
異動前 異動後
(1) 商 号 株式会社クリヤマ技術研究所 クリヤマR&D株式会社
山口県山口市大字佐山字村山 同左
(2) 所 在 地
3 番 55 号テクノパーク内
(3) 代 表 者 代表取締役社長 永松 敏郎 代表取締役社長 山本 真生
製品、部材の評価試験や分析 解析、 グローバルベースで付加価値ある

(4) 事 業 内 容 ゴム・樹脂関連の研究・開発 技術・製品・人財を生み出す研究・
開発機関
(5) 資 本 金 0.95 億円 同左
クリヤマジャパン株式会社 75%
(6) 出資者及び比率 ク ヤ ホ ル ィ グ 株 会 100%
リ マ ー デ ン ス 式 社
王子ゴム化成株式会社 25%
(7) 設 立 年 月 日 1996 年 1 月 19 日 同左
資本 当社が 75 %を間接出資 資本 当社が 100%出資する連結
関係 する連結子会社で り す
あ ま 。 関係 子会社であります。
当社役職員1名が取締役を、 当社役職員4 名が取締役を、
上場会社と当該会 人的 人的
(8) 当社監 査 等 委 員 1 名 が 当社監査等委員 1 名が
社との間の関係 関係 関係
監査役を兼務しております。 監査役を兼務しております。
取引 取引
該当事項はありません。 該当事項はありません。
関係 関係



4. 今後の見通し
本件は、グループ内での再編であり、当社グループの連結業績に与える影響は軽微であります。今後開示
すべき事項が生じた場合には、速やかに開示いたします。


以 上




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