門司港レトロ地区の事業用定期借地契約の合意解約について

2020年9月3日
各 位
会 社 名 株式会社 エストラスト
代 表 者 代表取締役社長 松川 徹
(コード番号:3280 東証第一部、福証)
問合せ先 専 務 取 締 役 藤田 尚久
(TEL.083-229-3280)



門司港レトロ地区の事業用定期借地契約の合意解約について


当社は、2018年5月22日に開示致しました北九州市が実施した門司港レトロ地区「新浜11、12号上屋
跡地」の公募型プロポーザルを経て、2018年5月に開発事業者として選定され、同市との事業用定期借地
契約に基づき、門司港レトロ地区の温浴と商業の複合施設の開発計画を進めて参りました。
今般、事業方針を再検討し、同市と「事業用定期借地契約の解約」
(以下「本合意解約」といいます。)
を合意致しましたので、下記のとおり、お知らせいたします。





1.本合意解約の理由
当社は、門司港レトロ地区に温浴施設を軸とする新たなランドマークを建設し、観光客の滞在性を高
め、地域のイメージアップを目指しておりました。このたび、中核テナントの撤退および新型コロナウ
ィルス感染症の世界的な蔓延による出入国の制限に伴うインバウンド需要の激減、国内においても外出
自粛要請等の社会情勢が大きく変化いたしました。このような状況を踏まえ、現計画での事業継続につ
いて社内で慎重に検討し、現計画での事業継続が困難との判断から、北九州市と本合意解約に向けて協
議を重ね、本日(2020年9月1日付)解約に合意致しました。


2. 本物件に係る今後の方針
今後とも、商業開発における『新たな生活様式』に基づく門司港レトロエリアの新たな『にぎわい』
のあり方を再考するとともに、同エリアの活性化に向けて検討を継続して参ります。


3.今後の見通し
本合意解約による、2020年7月10日付「2021年2月期 第1四半期決算短信」にて公表しました通期業
績予想には与える影響は軽微であり、業績予想の修正はありません。
以上

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