導入自治体は80に 愛知県岡崎市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始 リユースのさらなる促進により廃棄物削減へ

報道関係者各位

2023 年 11 月 17 日
愛知県岡崎市
株式会社マーケットエンタープライズ

導入自治体は 80 に 愛知県岡崎市が
不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始
〜リユースのさらなる促進により廃棄物削減へ〜

愛知県岡崎市(市長:中根 康浩)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林
泰士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2023 年 11 月 17 日(金)より、地域
社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエ
ンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構
築し、岡崎市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。




■背景・経緯
岡崎市では、持続可能な循環型社会を形成するため、市民・事業者・行政が三者一体となって、ごみの発生抑制(リ
デュース)・再使用(リユース)・再生利用(リサイクル)に取組んでおり、リサイクルに比べて再資源化のコストが少な
い 2R(リデュース・リユース)を一層進めることが重要と捉えておりました。昨今、リユースショップやフリマアプリなど
を活用した様々な形態の取引が広がり、リユース市場は拡大・多様化しております。こうした背景から、市ではリユ
ースのさらなる促進を図るためには、民間事業者のノウハウを活用した新たなリユース事業の導入が不可欠だと考
え、連携先を探しておりました。
他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実
現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生 SDGs 官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさ
と納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えた SDGs への取組に注力してまいりました。
そうした中で、マーケットエンタープライズが岡崎市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目
指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現いたしました。本連携に
より、市民の「モノを大切に使おう」という意識が向上することで、リユースはもちろん、ごみの発生抑制につながりま
す。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することがで
きます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110
万人(2022 年 11 月現在)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■岡崎市の課題と「おいくら」による解決策
岡崎市では、粗大ごみの戸別収集を行なっておりますが、原則、市民が自宅の外まで不要品を運び出す必要が
あります。そのため、市民からは「自力で家の外まで不要品を運び出すのが難しい」などの声が寄せられておりま
した。「おいくら」は、希望すれば、自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型で重量のあるものでも、
売却が容易にできるようになります。加えて、まだ利用できるものであれば、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイク
ル法対象製品も対象で、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となり
ます。なお、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、岡崎市の費用負担もありません。


■今後について
11 月 17 日(金)16 時(公開時間が前後する可能性があります)より、岡崎市ホームページ内
(https://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1108/1151/p003024.html)に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品
の一括査定申し込みが可能になります。岡崎市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循
環型社会の実現や、社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削
減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができることを市民が認知
することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることが
できます。加えて、岡崎市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながります。この官
民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指し
てまいります。
■愛知県岡崎市
岡崎市は、名古屋からは電車で約 30 分の愛知県の中心部に位置しており、八丁味噌や三河花火発祥の地とし
ても知られています。日本さくら名所 100 選にも選ばれた岡崎公園の桜や、岡崎城をバックに夜空を彩る花火大
会は必見で、八丁味噌を使った「岡崎まぜめん」や「おかざきカレーパン」などの新しいグルメにも人気が集まって
います。また、NHK 大河ドラマ「どうする家康」が放送中の現在では、徳川家康公生誕の地である岡崎市に全国
から注目が寄せられています。
人口:383,646 人(男性:194,490 人、女性:189,156 人)(2023 年 10 月 1 日)
世帯数:69,259 世帯(2023 年 10 月 1 日)
面積:387.20 平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.okazaki.lg.jp/


■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 710 万人を達成しました。岡崎市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で 80
にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト: https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト: https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
岡崎市に関すること
岡崎市 環境部ごみ対策課
担当:大下
Tel:0564-23-6724 Mail:gomi@city.okazaki.lg.jp


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR 担当:立花
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

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