愛知県稲沢市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携開始 リユースの更なる促進により廃棄物削減へ

報道関係者各位

2023 年 10 月 27 日
愛知県稲沢市
株式会社マーケットエンタープライズ

愛知県稲沢市が不要品リユース事業で
「おいくら」と連携開始
〜リユースの更なる促進により廃棄物削減へ〜

愛知県稲沢市(市長:加藤 錠司郎)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小
林 泰士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2023 年 11 月 1 日(水)より、
地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケ
ットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組
みを構築し、稲沢市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。




■背景・経緯
稲沢市では、寄付されたベビーカーやチャイルドシートなどの大型育児用品を抽選制で譲渡したり、寄付された
140 ㎝以下の子ども服を希望者に譲渡するなど、複数のリユースに関する取組を行なってまいりました。しかしな
がら、リユースを促進するためには、リユース事業に対する情報を拡充させ、市民が不要品を処分する際に、ごみ
として廃棄するのではなく、「リユースできないか」という意識を醸成することが必要だと考え、効果的な施策を模
索しておりました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生 SDGs 官民連携プラットフォーム」への参
画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えた SDGs への取
組に注力してまいりました。
そうした中で稲沢市がマーケットエンタープライズに働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目
指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することがで
きます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110
万人(2022 年 11 月現在)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■稲沢市の課題と「おいくら」による解決策
稲沢市では、粗大ごみの戸別収集を行なっており、原則、自宅から道路に面した搬出場所までは自力で運び出し
をする必要があります。大型や重量のある家具や家電の自力での搬出は、市民への負担が大きいため、「自宅
の外に運び出すことが困難なため、市で支援して欲しい」など、市民から市に協力を求める声が寄せられておりま
した。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも
売却が容易にできるようになります。加えて、まだ利用できるものであれば、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイク
ル法対象製品も対象で、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となり
ます。なお、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、稲沢市の費用負担もありません。


■今後について
11 月 1 日(水)9 時(公開時間が前後する可能性があります)より、稲沢市ホームページ内
(http://www.city.inazawa.aichi.jp/kurashi_tetsuzuki/gomi_recycle/1004690/1001112.html)に「おいくら」の情
報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。稲沢市と「おいくら」の連携により、二次流
通の更なる活性化による循環型社会の実現や、社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃
棄物処理量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品リユース
ができることを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品
処分ニーズに応えることができます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進に
つながります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経済的側面の双方
の課題解決を目指してまいります。


■愛知県稲沢市
稲沢市は、日本のほぼ中央に位置する愛知県の西部、濃尾平野のほぼ中央に位置しています。地質的には、沖
積層で地味肥沃であり、気候的にも恵まれ、植木・苗木・盆栽の生産、野菜等の栽培に適した条件を備えており、
大都市近郊に位置しながら、水と緑に恵まれています。また、若い世代が安心して子育てできる環境を実現する
ために「子育て・教育は稲沢で!」を宣言し、人にやさしく活力あるまちづくりに力を注いでいます。
人口:133,697 人(男 66,229 人、女 67,468 人) (2023 年 10 月 1 日)
世帯数:56,628 世帯(2023 年 10 月 1 日)
面積:79.35 平方キロメートル(2023 年 4 月 10 日)
ウェブサイト:http://www.city.inazawa.aichi.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 710 万人を達成しました。稲沢市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で 74
にのぼります。
「おいくら」自治体向けウェブサイト: https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト: https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
稲沢市に関すること
稲沢市 経済環境部 資源対策課
担当:加藤
Tel:0587-36-0135


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR 担当:立花
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

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