柏市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始 新たなリユース施策導入でリユース促進へ

報道関係者各位

2024 年 2 月 21 日
千葉県柏市
株式会社マーケットエンタープライズ

柏市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始
〜新たなリユース施策導入でリユース促進へ〜

千葉県柏市(市長:太田 和美)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰
士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2024 年 2 月 21 日(水)より、地域社会
における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエンター
プライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、
柏市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。




■背景・経緯
柏市では、市で定める一般廃棄物処理基本計画において、「ごみをごみにしない取組」を基本施策として位置付
け、これを進めるためにリユースの推進を掲げています。この取組の一環として、市のリサイクル施設で受け付け
た不要品や、粗大ごみで排出された家具等を修繕し、定期的に販売を行なっておりますが、近年粗大ごみは増加
傾向にありました。廃棄されるものの中にはまだ使えるものも多く、市では、さらなるリユース促進につながる新た
な施策導入の可能性を模索しておりました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型
事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生 SDGs 官民連
携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣
根を超えた SDGs への取組に注力してまいりました。
そうした中で、柏市がマーケットエンタープライズに働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指
したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することがで
きます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110
万人(2023 年 10 月末日)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■柏市の課題と「おいくら」による解決策
柏市では、粗大ごみの戸別収集を行なっておりますが、大型や重量のあるものでも、原則、自宅の外まで不要品
を運び出す必要があります。そのため、市には「玄関先まで運べないから取りに来てほしい」といった声が寄せら
れておりました。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあ
るものでも売却が容易にできるようになります。加えて、まだ利用できるものであれば、冷蔵庫や洗濯機などの家
電リサイクル法対象製品も対象で、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に
可能となります。なお、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、柏市の費用負担もありません。


■今後について
2 月 21 日(水)15 時 00 分(公開時間が前後する可能性があります)より、柏市ホームページ内
(https://www.city.kashiwa.lg.jp/kankyoservice/garbage_environment/kashiwaarea/guide -k/k_3.html)に「おい
くら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。柏市と「おいくら」の連携により、
二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や、社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治
体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品
リユースができることを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する
不要品処分ニーズに応えることができます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成
の促進につながります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経済的側
面の双方の課題解決を目指してまいります。


■千葉県柏市
柏市は、千葉県の北西部に位置し、柏の葉周辺の先進的な都市と手賀沼周辺の自然が広がる市です。鉄道は、
都心から放射状に常磐線及びつくばエクスプレスが、南北には東武アーバンパークラインが通っています。道路
は東京・茨城方面への国道 6 号や常磐自動車道、埼玉・千葉方面への国道 16 号が通っており、首都圏の放射・
環状両方向の交通幹線の交差部に位置する交通の要衝となっています。また、2024 年 11 月には市制施行 70
周年を迎えます。
人口:434,358 人(男 214,274 人、女 220,084 人)(2024 年 1 月 1 日)
世帯数:198,084 世帯(2024 年 1 月 1 日)
面積:114.74 平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.kashiwa.lg.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 710 万人を達成しました。柏市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で 104
にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
柏市に関すること
柏市 環境部廃棄物政策課 資源循環担当
担当:谷本
Tel:04‐7167‐1140 Mail:haikibutsuseisaku@city.kashiwa.chiba.jp


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR 担当:立花
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

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