愛知県江南市が廃棄物増加の引越しシーズンを前に不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始 新施策導入によるリユース意識醸成へ

報道関係者各位

2024 年 3 月 25 日
愛知県江南市
株式会社マーケットエンタープライズ

愛知県江南市が廃棄物増加の引越しシーズンを前に
不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始
〜新施策導入によるリユース意識醸成へ〜

愛知県江南市(市長:澤田 和延)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林
泰士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2024 年 4 月 1 日(月)より、地域社
会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエンタ
ープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築
し、江南市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。




■背景・経緯
江南市では、市民間の不要品譲渡に関する情報を広報紙や市ホームページに掲載したり、フードドライブを行なう
など、リユース推進を精力的に進めてまいりました。しかしながら、「不要品を捨てるだけではなく、販売できないの
か」という市民からの声が寄せられることもあり、市では、廃棄ではなくリユースによる不要品の活用につながる施
策導入の可能性を模索しておりました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業
を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生 SDGs 官民連携プラ
ットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超
えた SDGs への取組に注力してまいりました。
そうした中で、マーケットエンタープライズが江南市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目
指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することがで
きます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110
万人(2023 年 10 月末日)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■江南市の課題と「おいくら」による解決策
江南市では、粗大ごみの戸別収集を行なっておりますが、大型のものや重量のあるものでも、原則、市民が自力
で自宅前等に運び出す必要があります。そのため、これまで市には、「自宅の中から不要品を運び出して欲しい」
など、市民の声が寄せられていました。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能
で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになります。加えて、まだ利用できるものであれば、市
では回収を行なっていない冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も対象で、不要品売却と受け渡し
は、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となります。なお、市民のサービス利用に関する費用
負担はもちろん、江南市の費用負担もありません。


■今後について
4 月 1 日(月)15 時(公開時間が前後する可能性があります)より、江南市ホームページ内
(https://www.city.konan.lg.jp/kurashi/gomi/1003230/1003267/1003268.html)に「おいくら」の情報が掲載さ
れ、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。江南市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる
活性化による循環型社会の実現や、社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量
や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができるこ
とを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズ
に応えることができます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながりま
す。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経済的側面の双方の課題解決
を目指してまいります。


■愛知県江南市
江南市は濃尾平野の北部、清流木曽川の南岸に位置しています。木曽川左岸扇状地で全般に平坦で、木曽川
の恵みを受けた肥沃な扇状地であり、温暖な気候・風土と相まって、暮らしに最適な自然環境となっています。名
古屋市からは 20 キロメートル圏に位置し、公共交通機関で約 20 分で結ばれるなど利便性が高く、ベッドタウンと
して都市化が進み、愛知県尾張北部の主要都市となっています。また、木曽川をはさみ岐阜県側の地域との交通
結節点ともなっています。1954 年 6 月 1 日に 4 か町村(古知野町・布袋町・宮田町・草井村)の合併により江南市
が発足し、現在に至っています。
人口:98,585 人(男 48,367 人、女 50,218 人) (2024 年 2 月 29 日)
世帯数:42,291 世帯(2024 年 2 月 29 日)
面積:30.20 平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.konan.lg.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 710 万人を達成しました。江南市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で 121
にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
江南市に関すること
江南市役所 経済環境部 環境課 ごみ対策グループ
担当:前田
Tel:0587-54-1111(内線 257) Mail:kankyo-c@city.konan.lg.jp


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR 担当:立花
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

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