ビックカメラとリビングロボットが資本業務提携 -ビックカメラCVCファンド、ビックイノベーションキャピタル第3号出資案件-

NEWS RELEASE
株式会社ビックカメラ
2022年2月3日



ビックカメラとリビングロボットが資本業務提携
生活をより豊かにするロボット活用で協業検討
〜ビックカメラCVCファンド、ビックイノベーションキャピタル第3号出資案件〜


株式会社ビックカメラ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:木村 一義、以下 ビックカメラ)は、生
活に寄り添うロボットの企画・開発・製造を行う、株式会社リビングロボット(本社:福島県伊達市、代表取締
役社長:川内 康裕、以下 リビングロボット)と資本業務提携いたしました。




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【資本業務提携の目的・提携内容】
ビックカメラは、重要経営課題(マテリアリティ)に購買代理人としての商品力強化を掲げ、お客様の“くらし
の変化”を機敏に察知、目利きの調達で独自性の高い商品仕入れと、サービス(コト)商材の強化に取り組
んでおります。リビングロボットは、ロボット技術に代表されるモノづくりで、人の生活に寄り添い・支援する“コト”の
提供により、人の生活を豊かにすることに取り組まれています。近年、少子高齢化の進展やSTREAM教育※の
必要性等、お客様のくらしに関わる環境が大きく変化する中で、新しいベネフィットを感じていただける商品やサ
ービス(コト)の展開を目指して、資本業務提携いたしました。具体的な協業領域は以下のとおりです。


① 製品およびサービスの店頭およびビックカメラ・ドットコムでのプロモーションおよび販売
② プログラミング教育領域におけるシナジーの模索
③ 製品およびサービスの共同開発の検討


※STREAMは、Science、Technology、Robot、Engineering、Art、Mathematicsの頭文字から。未来を生きる子供た
ちが、自ら学び、考える力を身につけていくための教育概念です。


【本取り組みによせて リビングロボット代表取締役社長 川内様より】
リビングロボットは、ビジョンである「人とロボットが共に生きる社会」の実現にむけて取り組んでいます。教育用ロ
ボット「あるくメカトロウィーゴ」は、授業や体験イベントを通してお子さんの学習意欲を引き出し、楽しみながらプ
ログラミング的思考力を身につける機会を提供してまいりました。プログラミング学習の必修化を受け、小学校で
は多様なプログラミング機器が導入されていますが、その中でもコンパクトなのに繊細な動きを表現できる「あるく
メカトロウィーゴ」は、キャラクターの愛嬌や操作しやすさもあいまって、多くの教員・児童の皆様にご愛用いただい
ています。





NEWS RELEASE
株式会社ビックカメラ

これまでは、学校を始めとする教育現場へのご提供が中心でしたが、今回ビックカメラ様との提携をきっかけに、
たくさんの人に触れてもらい、ロボットの面白さを知ってもらえればと思います。プログラミング学習という目的だけで
なく、皆様の傍でパートナーあるいは家族の一員として共に生活し、日常生活で一緒に経験を分かち合って、
思い出作りができるロボットとなることを願っています。


ビックカメラ様のサービスもモノからコトへということで、その新しいサービスの一つとして弊社も循環型社会の取り
組みを強化してまいります。今後も、協力して色々な製品、サービスの展開を図って、全世界の人たちを笑顔に
できる商品開発をしてまいります。



【本取り組みによせて ビックイノベーションキャピタル 室長 兼 マネージングディレクター 佐藤 佑太より】
リビングロボット様は「あるくメカトロウィーゴ」を企画・開発し、プログラミングを学ぶ教育用ロボットとして、教育
機関での実証実験・本格導入を精力的に進めていらっしゃいます。くらしを応援するモノづくり・コトづくりを体現さ
れているリビングロボット様との協業は、まずは「あるくメカトロウィーゴ」をビックカメラで販売することから始め、中期
的にはプログラミングを通じた体験サービスでの協業を、そして長期的には両社のナレッジを活かした新たな商品
とサービスの共同開発等に幅広く取り組みができることを期待しております。


今回のリビングロボット様への出資はビックイノベーションキャピタルとしての第3号案件となります。ビックイノベー
ションキャピタルは引き続きスタートアップ企業、異業種、外部企業との事業共創を模索してまいります。



【あるくメカトロウィーゴとは】
「あるくメカトロウィーゴ」は、プログラミングを通じて、子どもたちが自発的に学び、創造する力をやしなう教育用
ロボットです。キャラクターデザインは3D造形家であるモデリズム小林和史氏。小さいながらも魅力的な動きと画
面上に留まらない学習教材としての魅力で定評があり、多くの自治体や公立学校および海外でも採用されてい
ます。



【ビックイノベーションキャピタルについて】
ビックカメラは、自社のパーパス(存在意義)として「お客様の購買代理人としてくらしにお役に立つくらし応
援企業であること」を掲げております。このパーパスの実現、および自社の重要経営課題(マテリアリティ)の解
決をオープンイノベーションの形で具現化していくためのインターフェイスとして2021年7月に総額100億円規模
のビックイノベーションキャピタルを立ち上げ、運用を開始しております。




【ビックイノベーションキャピタルへの企業様お問い合わせ先】 【本リリースに関するお問い合わせ先】

ビックカメラ広報・IR 室

T E L:03-3987-8785
ext-innovation-capital-ml@biccamera.com
メール:ir@biccamera.com



NEWS RELEASE
株式会社ビックカメラ

【参考資料】


■株式会社リビングロボットについて
リビングロボットは、人とロボットが共に生き、成長する社会の実現をめざして、パートナーロボットおよび関連技
術の開発をおこなうテクノロジー企業です。プログラミング教育における「あるくメカトロウィーゴ」の採用や、CEATE
C等の技術系イベントにおける製品の出展など、事業の拡大と社会貢献をすすめています。


所在地 :福島県伊達市坂ノ下15
代表者: 代表取締役社長 川内 康裕
設立年月 :2018年4月
事業内容:パートナー・ロボット・プラットフォーム事業、ライフ・イノベーション事業
コーポレートサイト:https://livingrobot.co.jp



■株式会社ビックカメラについて
所在地:東京都豊島区高田3-23-23
代表者:代表取締役社長 木村 一義
設立年月:1980年11月
事業内容:カメラ、ビジュアル製品、オーディオ製品、パソコン、OA機器、携帯電話、家電製品、時計、ゲー
ム、メガネ・コンタクト、医薬品、玩具、スポーツ用品、寝具、酒類等の販売
コーポレートサイト:https://www.biccamera.co.jp
ビックイノベーションキャピタル:https://www.biccamera.co.jp/ir/csr/iInnovation_capital.html



■「あるくメカトロウィーゴ」の販売について
2022年2月3日よりビックカメラ有楽町店で「あるくメカトロウィーゴ」の展示と販売を開始いたしました。
ビックカメラでは「あるくメカトロウィーゴ」専用サイトでご契約いただく際のエントリーパッケージを販売しております。


<ビックカメラ・ドットコム商品掲載ページ>
・「あるくメカトロウィーゴ」 エントリーパッケージ一括プラン
https://www.biccamera.com/bc/item/9925591
・「あるくメカトロウィーゴ」 エントリーパッケージ分割プラン
https://www.biccamera.com/bc/item/9925592





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