三菱UFJ銀行とツクルバによる中古リノベーション住宅売買のDX推進における業務提携に向けた協議開始及び覚書締結に関するお知らせ

2024 年3月 15 日

各 位

会 社 名 株式会社ツクルバ
代表者名 代表取締役 CEO 村上 浩輝
(コード:2978 東証グロース)
問合せ先 執行役員 CFO 門間 賢都
(TEL:03-4400-2946)


三菱UFJ銀行とツクルバによる中古リノベーション住宅売買のDX推進における業務提携
に向けた協議開始及び覚書締結に関するお知らせ

当社(以下「ツクルバ」といいます。)は、2024 年3月 15 日に株式会社三菱UFJ銀行
(以下「三菱UFJ銀行」といいます。
)との間で中古リノベーション住宅売買のデジタル・
トランスフォーメーション(以下「DX」といいます。 )推進における業務提携に向けた協議
開始及び覚書を締結しましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1. 協議開始及び覚書締結の背景・目的等
(1)協議開始及び覚書締結の背景
これまで、住宅は「一生もの」と言われてきましたが、近年、人々の住宅に対する考え
方や購買行動に変化が起こっています。
首都圏の中古住宅市場では、住宅を2回以上購入したことのある人の割合は 2012 年に
は 14.2%でしたが、2022 年には 23.1%に増加しています。上昇幅は 10 年で 8.9 ポイン
トであり※、住宅は必ずしも「一生もの」ではなく、住み替えを前提とした住宅選びが
広がりつつあります。社会や価値観、ライフスタイルの多様化と変化のスピードが激し
くなっている「不確実性の高い時代」において、その傾向はさらに加速すると予想され
ます。
(※出典:国土交通省「住宅市場動向調査報告書」 )
住まいを購入することは、経済的メリットや日々の暮らしの満足度向上など様々な利点
があります。一方、中古住宅は売りづらいという思い込みや住宅ローンなどお金の不安
が付きまとうため、 「住宅購入=身動きが取りづらい」と捉えられがちです。長期的な
生活の豊かさや理想のライフスタイルを実現するためには、この様な金銭的懸念を軽減
することが必要です。
こうした背景の元、ツクルバと三菱UFJ銀行は、中古リノベーション住宅の売買にお
けるDXを通じた新たな金融サービスの企画開発を目的として、本協議開始及び覚書の
締結に至りました。

(2)協議開始及び覚書締結の狙い
ツクルバが展開する、IT を活用した中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム
「cowcamo(カウカモ)」は、オンラインで 46 万人超(2024 年 2 月時点)のユーザーが
登録しています。中古住宅の売買に加え、リノベーション物件を取り扱う再販事業者に
向けた独自データ提供による業務支援を行うなど、物件の供給面においても質の高い中
古・リノベーション住宅の流通促進に貢献してきました。

本協議開始及び覚書締結により、カウカモが有する会員基盤や住宅流通プラットフォー
ムと三菱UFJ銀行が提供する金融サービスを組み合わせることで、DXを通じた新た
な顧客体験の提供、独自データを活用した住宅二次流通事業におけるその他新規プロジ
ェクトの企画・開発の検討を相互同意の下で協議してまいります。

(3)今後両社が目指すこと
今回協議を開始するDXを通じた新たな顧客体験、住宅二次流通事業におけるその他新
規プロジェクトなどを通じて、両社は住まいの売買などに関する不安や不便を解消し、
誰もが個性豊かな暮らし方・生き方を実現できる社会を共に目指して参ります。

2.日程
(1) 覚書締結日 2024 年3月 15 日

3.今後の見通し
今後の業績に与える影響につきましては、今回協議を開始する業務提携の進捗状況により
必要に応じて公表してまいります。

以 上

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