「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」実行に関するお知らせ

2024 年2月 15 日
各 位
会 社 名 スター・マイカ・ホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 水永 政志
(コード 2975 東証プライム)
問合せ先 執行役員 長谷 学
TEL 03-5776-2785
URL https://www.starmica-holdings.co.jp



「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」実行に関するお知らせ



当社の中核事業会社であるスター・マイカ株式会社(以下、
「スター・マイカ」
)は、株式会社あおぞら銀行
(本店:東京都千代田区、代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)
:谷川 啓、以下「あおぞら銀行」
)との間
で、同行が提供するあおぞら ESG フレームワークローンに基づくシンジケート方式ポジティブ・インパクト・
ファイナンス(以下、本ローン)を組成し、本日実行されましたので、下記のとおりお知らせいたします。
当社グループは、“作る”から“活かす”社会の実現へ」を企業理念(ミッション)に掲げ、
「 “ヒト”
・建物
が高齢化する日本において、様々な問題を抱えた中古マンションの取得・リノベーション・販売活動を通じ、
これらの物件を次の世代へ円滑に承継し、持続的な企業価値向上と社会課題解決に取り組んでおります。当社
グループは本ローンを活用しながら、中期経営計画「Find the Value 2026」に掲げた戦略を遂行することで
企業価値を最大化し、社会的責任を果たし続けてまいります。







1. 本ローンの背景
ポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下、
「PIF」
)は、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)
が策定したポジティブ・インパクト金融原則*(以下、
「PIF 原則」
)及び同実施ガイドラインに基づき、企業活
動が環境、社会、経済にどのようなインパクト(影響)を与えるかを包括的に分析・評価し、ポジティブなイ
ンパクトの進展・拡大ないしはネガティブなインパクトの緩和・抑制を継続的に支援することを目的とした
ファイナンスです。
あおぞら銀行は、融資先のサステナブルな取組みを支援する制度として「あおぞら ESG フレームワークロー
ン」を展開する中で「あおぞらポジティブ・インパクト・ファイナンス」を提供しており、それぞれ国際的な
原則等に整合している旨のセカンドオピニオンを株式会社格付投資情報センターより取得しています。
あおぞら銀行は今般、スター・マイカにおける、事業を通じたサステナブルな社会の実現に向けた取り組み
や SDGs 目標達成に対してインパクトを与える企業活動の評価を行いました。その結果、スター・マイカが融
資先として選定され、本ローンの契約及び実行に至りました。
スター・マイカは後述のとおり、本ローンに係る目標及び KPI を決定し、今後、目標達成に向けた取組みの
推進と定期的な進捗状況の開示を行い、あおぞら銀行よりモニタリングと継続的なサポートを受けます。




*
ポジティブ・インパクト金融原則とは SDGs の達成に向け、金融機関が積極的な投融資を行うための原則として国連環境計画・金
融イニシアティブにより策定された原則で、資金提供先企業のネガティブな影響を軽減し、現実的かつ信頼性のある方法でポジ
ティブな影響を高めるための資金提供のあり方を定めています。
2. 本ローンの概要
① 借 入 人:スター・マイカ株式会社
② 借入限度額:30 億円
③ 実 行 日:2024 年2月 15 日
④ 貸 付 人:株式会社あおぞら銀行



3. 本ローンにて掲げる目標及び KPI




以 上

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