グリーンボンド発行に関するお知らせ

2023 年2月1日
各 位


会社名 アサヒグループホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 兼 CEO 勝木 敦志
(コード番号 2502 東証プライム)
問合せ先 執行役員 コーポレート・コミュニケーション部門長
石坂 修
(TEL. 03-5608-5126)




グリーンボンド発行に関するお知らせ


当社は、国内市場において公募形式によるグリーンボンド(第(未定)回無担保社債)を発行する予定で
す。本日、当該グリーンボンドの発行に関し、訂正発行登録書を関東財務局長に提出しましたので、お知ら
せいたします。グリーンボンドとは環境課題の解決に貢献する事業の資金を調達する債券であり、この度の
発行は当社として 2 度目のグリーンボンド発行となります。


当該グリーンボンドの発行により調達する資金は、2026 年から操業開始を予定している「アサヒビール
鳥栖工場」における設備投資や使用するエネルギーの再生可能エネルギー化の推進、CO2 回収への取り組
み、およびグループ全体でのリサイクル PET やバイオマスプラスチックの調達、再生可能エネルギー電力の
購入に充当します。
尚、「アサヒビール鳥栖工場」においては、CO2 吸収量が排出量を上回る「カーボンネガティブ」を 2026
年中に達成することを目指します。


当社は、100 年以上にわたり水や農産物など自然の恵みを享受して事業活動を行っています。その大切
な自然の恵みを未来世代につなぐため、さまざまな環境課題への取り組みを推進すべく、2019 年 2 月に
「アサヒグループ環境ビジョン 2050」を策定し、2023 年2月に改定を行いました。新「アサヒグループ環
境ビジョン 2050」では、世界のありたい姿として「プラネットポジティブ」を掲げ、事業による環境負荷を
ゼロにし、循環を通して地球環境への価値を最大化することを目指します。また、環境への取り組みの柱を
1.気候変動、2.容器包装、3. 農産物原料、4. 水資源に設定した上で、2050 年の世界のありたい姿を定
義し、それぞれの実現に向けた施策を推進します。この度のグリーンボンドの発行により、事業成長ととも
に持続可能な社会の実現に向けた取り組みをより一層加速させていきます。
グリーンボンドの概要
発行体 アサヒグループホールディングス株式会社
発行年限 5年(予定)
発行額 未定
発行時期 2023年3月以降(予定)
資金使途 ・「アサヒビール鳥栖工場」における設備投資や使用するエネルギーの再生可能エネ
ルギー化の推進、CO2 回収への取り組み
・リサイクル PET の調達、バイオマスプラスチックの調達
・再生可能エネルギー電力の購入
主幹事証券会社 野村證券株式会社、大和証券株式会社、SMBC 日興証券株式会社、みずほ証券株
式会社
グリーンボンド・ 野村證券株式会社
ストラクチャリング・
エージェント※
※ グリーンボンドのフレームワークの策定およびセカンドオピニオン取得の助言等を通じて、グリーンボン
ドの発行支援を行う者。


その他
当社は、グリーンボンドの発行にあたり、国際資本市場協会(ICMA)による「グリーンボンド原則 2021」
および環境省「グリーンボンドガイドライン 2022 年版」に定められている 4 つの要素(1.調達資金の使途、
2.プロジェクトの評価と選定のプロセス、3.調達資金の管理、4.レポーティング)に関する方針を記載した
グリーンボンドフレームワークを策定しました。
上記「グリーンボンド原則 2021」および「グリーンボンドガイドライン 2022 年版」への適合性および透
明性の確保ならびに投資家への訴求力向上のため、第三者評価として、株式会社日本格付研究所よりセカ
ンドパーティ・オピニオンを取得しました。


<アサヒグループのサステナビリティについて>
https://www.asahigroup-holdings.com/sustainability/index.html



<グリーンボンドフレームワーク>
https://www.asahigroup-holdings.com/csr/environment/pdf/green_bond_framework_2023.pdf



以上

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