第三割当増資引受に関するお知らせ

2023 年2月 10 日
各 位
会社名 ジャパンベストレスキューシステム株式会社
代表者名 代表取締役 榊原 暢宏
(コード:2453 東証プライム・名証プレミア)
問合せ先 取締役執行役員 若月 光博
(TEL:052-212-9908)


第三者割当増資の引受に関するお知らせ


当社は、2023 年2月 10 日開催の取締役会において、株式会社アクアライン(以下、「アクアライン」
といいます)が実施する第三者割当増資を引き受けること(以下、「本件増資引受」といいます)を決議い
たしましたので以下のとおりお知らせいたします。
また、詳細につきましては、本日付公表のアクアラインの開示資料「第三者割当による新株式発行に
関するお知らせ」をご参照ください。
なお、本件は東京証券取引所の適時開示基準に該当しないため、任意で開示するものです。


1. 本件増資引受の理由
当社は、困っている人を助けるという理念に基づき、ビジョンである“Best Rescue System”の実現
を追求し、いつも暮らしに寄り添い、安心できるベストな仕組みやサービスを創ることを推進しており
ます。ビジョンの実現に向けた中長期的戦略として「パートナーシップ戦略」を掲げ、会員・保険サー
ビスを中心に事業・会員数の成長を見据えた提携拡大を推進しております。
アクアラインは、台所、トイレ、浴室、洗面所又は給排水管で起きる急な水まわりのトラブルを解消
する「水まわり緊急修理サービス事業」を主力事業として展開しており、当社の一般顧客向けサービス
である駆けつけ事業におけるパートナーとして、関係を築いてまいりました。
当社は、2022 年 11 月 30 日に、当社の駆けつけ事業を当社の子会社(以下、
「分割子会社」といいま
す)に吸収分割のうえ、当該分割子会社の株式の一部をアクアラインに譲渡しております(以下、
「子会
社株式譲渡」といいます)
。当社は、祖業である駆けつけ事業に関し、サービス・施工の品質や業務効率
は継続的に改善を進められたものの、近年は急激な社会環境の変化やライフスタイルの多様化が進む中
で、インターネット・タウンページ等からの集客面で苦戦が続いており、事業課題解決の道筋を模索し
ておりました。一方、アクアラインは、一般顧客向けの生活トラブル解決サービスをより強化する方針
のもと、更なるサービス品質向上・効率的な業務運用や施工インフラの拡充を進めることを課題と位置
付けており、当社が培ってきたサービス品質や業務運用ノウハウ・施工インフラである駆けつけ事業を
アクアラインに譲渡することで、双方の課題解決と事業成長の実効性を高めることに資すると考え、子
会社株式譲渡を実行いたしました。
その後両社で緊密な協業体制を構築している中、2022 年 12 月に、アクアラインより、資金状況につ
いて相談を受け、その資金需要及び資金調達の時期並びに同社の状況について検討した結果、当社が第
三者割当による新株式を引受け、早急に財務体質を改善することが、今後の両社の更なる成長ひいては
中長期的な企業価値向上に繋がると判断し、本件増資引受を実施する判断に至りました。
2. アクアラインの概要
(1) 名 称 株式会社アクアライン
(2) 所 在 地 広島県広島市中区上八丁堀 8 番 8 号 第 1 ウエノヤビル 6F
(3) 代表者の役職・氏名 大垣内 剛
(4) 事 業 内 容 水まわり緊急修理サービス
広告メディア事業
ミネラルウォーター・ウォーターディスペンサー販売 など
(5) 資 本 金
316 百万円
(2022 年 11 月 30 日現在)
(6) 設 立 年 月 日 1995 年 11 月1日
大垣内 剛 41.14%
(7) 大株主及び持株比率 ジャパンベストレスキューシステム株式会社 23.22%
(2022 年 11 月 30 日現在) 大垣内 好江 5.75%
アクアライン従業員持株会 3.48%
株式会社ポイントラグ 1.53%
当社は当該会社の発行済株式の 23.22%を保有して
資本関係
おります。
人的関係 該当事項はありません。
(8) 上場会社と当該会社
当社と当該会社は、水回りのトラブルに関する顧客
との間の関係 取引関係
紹介等の業務提携を行っております。
関連当事者へ 当該会社は当社の関連会社でありますので、当社の
の該当状況 関連当事者に該当します。
(9) 当該会社の最近 3 年間の連結経営成績及び連結財政状態(千円)
決算期 2020 年 2 月期 2021 年 2 月期 2022 年 2 月期
純資産 1,157,901 1,009,689 455,526

総資産 1,906,888 2,687,706 2,113,799

1 株当たり純資産(円) 569.74 264.81 5.23

売上高 6,008,465 6,025,332 5,260,310

営業利益又は営業損失(△) △17,396 △446,972 △499,631

経常利益又は経常損失(△) △18,982 △440,708 △516,441
親会社株主に帰属する当期純利益

又は親会社株主に帰属する当期純 △34,949 △645,130 △549,878
損失(△)

1株当たり当期純利益金額又は1

株当たり当期純損失(△)(円) △17.20 △320.81 △275.40
1 株当たりの配当金(円) ― ― ―


3. 本件増資引受の概要
(1) 取得前の所有株式 504,400 株
(議決権の数 5,044 個)
(議決権所有割合 23.6%)
(2) 取得株式数 232,000 株
(議決権の数 2,320 個)
(3) 取得価額 アクアラインの普通株式 99,992,000 円
(アドバイザー費用等を含む概算額)
(4) 取得後の所有株式 736,400 株
(議決権の数 7,364 個)
(議決権所有割合 28.3%)
(注 1)本件取引にあたっては、アクアラインの過去の経営成績及び財務状態の実績、今後の見込み及
び同社の株価の推移等を踏まえ決定しており、公正妥当な金額と判断しております。
(注 2)支払資金については、自己資金を予定しております。


4. 日程
(1) 取締役会決議 2023 年2月 10 日
(2) 契約締結日 2023 年2月 28 日(予定)
(3) 第三者割当引受日 2023 年2月 28 日(予定)
(4) 本件株式取得日 2023 年2月 28 日(予定)


5. 今後の見通し
本件増資引受により、が2023年9月期の当社連結業績に与える影響は、現時点で軽微であると考えており
ます。ただし、今後開示すべき事項が生じた場合には、判明次第速やかに公表いたします。




以 上

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