「働き方改革」を目指した新本社が国際認証を取得しました -ウェルネット札幌本社がWELL認証最高ランク「プラチナ」を取得-

2022 年 10 月 24 日
各 位
ウェルネット株式会社(東証プライム、札証:2428)


「働き方改革」を目指した新本社が国際認証を取得しました

~ウェルネット札幌本社が WELL 認証最高ランク「プラチナ」を取得~

ウェルネット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:宮澤一洋)は、2021 年 6 月竣工の札幌本社が
WELL Building Standard®(以下、WELL 認証)の最高ランク「プラチナ」を 2022 年 9 月 9 日付で取得しましたの
で、お知らせします。

WELL 認証は、International WELL Building Institute (IWBI)が主導する、人の健
康とウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好であること)に影響を与える
さまざまな機能や制度を測定・評価・認証する評価システムです。これまで最高ラ
ンク「プラチナ」を取得した 10 件の建物は建築関連企業によるものがほとんどでした
が、今回の取得は国内で 11 件目となり、フィンテック系企業の建物としては国内で
初の取得となります。ウェルネットは全社員がテレワークを可能としていますが、新本
社においてはほとんどの社員が自主的に出勤して勤務しています。




代表取締役社長宮澤一洋と WELL 認証の楯

札幌本社は「ひとつ屋根の下」をコンセプトに活発なコミュニケーションを実現できる斬新かつ機能的なデザインと
なっています。サービスプラットフォームの企画・開発・運用のすべてを自社で賄うウェルネットの最大資産である「働
く人」に対して、自身の可能性を試すフィールドを提供することを経営理念のひとつとして掲げており、最高の環境を
実現すべく、設計段階から WELL 認証最高ランクの取得を目指してまいりましたが、今般、晴れて、最高レベルであ
る「WELL 認証プラチナ」を取得することができました。

今後も経営理念「安全・安心・快適・便利を最大効率で実現する。」に従い、最高のオフィス環境のもと、最高の
サービスの提供を目指してまいります。





【WELL 認証取得に関する評価の内容】

建物名 ウェルネット札幌本社(北海道札幌市中央区大通東 10 丁目)
WELL 認証評価エリア 建物全体(新築)
空気、水、食物、光、運動、温熱環境、音、材料、心、コミュニティーの 10 コンセプト
+ イノベーションに大きく分かれており、各コンセプト内の必須・選択項目の要求事
評価項目 項から達成したポイントを加算。
シルバー 50~59 点、ゴールド 60~79 点、プラチナ 80 点以上のなか、
合計 89 点を獲得し、「建物全体」でプラチナ認証を達成。

【WELL 認証取得に関係したチーム】

施主 ウェルネット株式会社
設計 株式会社日建設計
施工 清水建設株式会社 北海道支店
WELL 認証コンサルタント 清水建設株式会社 LCV 事業本部
WELL 認証に即したオフィス家具の提供 コクヨ北海道販売株式会社
WELL 認証に即した飲料の提供 サントリービバレッジソリューション株式会社



以上





(ご参考)


健康経営のその先へ

ソフト面

ウェルネットでは、経営理念「安全・安心・快適・便利を最大効率で実現する。」、「社員に自身の可能性を試すフ
ィールドを提供する。」のもと、安心して働ける環境づくりと、個人の自律的な健康維持に対する支援が評価されて、
心とコミュニティーの項目で 12 点満点を獲得。メンタルヘルスサポートや健康推進、育児支援、禁煙の促進などの
取り組みが高く評価されました。




市街地ゆえの利便性や公共交通機関へのアクセス性の良さ、
豊平川にもほど近い立地




社内の自動販売機は健康に配慮して糖分・カロリーなどの成分を表示
糖分が高いジュース等の提供はない




卓球も可能なオフィステーブル 健康増進に関する書籍を配置

人に寄り添う WELLNESS 建築

ハード面
2021 年 6 月竣工の札幌本社は計画当初より WELL 認証取得を目標に、自然光を積極的に取り入れる窓、電
動ブラインド、サーカディアンリズム※1 に配慮した照明計画、温湿度や CO2 濃度をモニタリング、高性能エアフィル
ターの採用、空気を淀みなく循環させる空調計画、浄水器の設置、視覚的・身体的エルゴノミクス※2 を実現できる
オフィスインテリアの導入など、オフィスワーカーが安心して健康に働ける環境づくりに取り組み、高得点を獲得しまし
た。




社名の頭文字”W”をモチーフにしたファサードデザイン※3


※1 サーカディアンリズム
約 24 時間周期の生体リズムで、主に光の明暗などの刺激によりリセットされます。社屋内の照明も、サーカディア
ンリズムに配慮して、午前中から午後早い時間帯の照明は、快適性を維持可能な範囲で色温度を上げて覚醒感
を持続、午後からは快適な照度と色温度の組み合わせを維持しながら変化させています。
※2 エルゴノミクス
日常生活やスポーツ、製品設計、生産ラインの設計、事務機器やオフィスの設計、快適な職場づくりなどその普及
範囲は多岐にわたり、「人と機械の最適化」を目指すものです。
※3 ファサードデザイン
建築用語で建物の正面から見た外観のことをいいます。建物にとってファサードは建物の顔、建物の印象やステー
タス性を表す場所を指します。





偶発的なコミュニケーションを生む バイオフィリックデザイン※4 の導入
立体的に繋がる吹き抜け空間 360°連続する窓で採光と眺望を確保




オフィス内に点在するリフレッシュゾーンと オフィス中央には積極的に利用される開放的な階段
水質管理された水廻り




社内の禁煙、運動に関する掲示



※4 バイオフィリックデザイン
バイオフィリックは「バイオ=生命・自然」と「フィリア=愛好・趣味」という言葉から生まれた造語で、自然や生命を
感じられる環境を取り入れたデザインをいいます。オフィスワーカーに癒しを与え、ひとりひとりの生産性を高めること
につながります。
以上





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