ケアサービス 肺炎予防を目的とした「口腔清掃サービス」を2016年11月までに訪問入浴全事業所にて導入完了予定

News Release
平成 28 年 9 月 30 日


~公益財団法人ライオン歯科衛生研究所、日本大学歯学部医療人間科学分野との
共同調査(2015 年 11 月発表)の結果をもとに作成した口腔清掃サービスマニュアルを利用~

ケアサービス 肺炎予防を目的とした「口腔清掃サービス」を

2016 年 11 月までに訪問入浴全事業所にて導入完了予定


安心介護のケアサービスでは、2016 年 2 月より訪問入浴サービスにて開始した「口腔清掃サービス」
を 2016 年 11 月までに訪問入浴全事業所にて導入を完了いたします。
2015 年 11 月に日本公衆衛生学会で報告した『訪問入浴介護における口腔ケア提供システム開発のため
の実態調査』の結果より、口腔清掃マニュアルを作成し、2016 年 2 月に訪問入浴西保木間での導入を皮
切りに本日まで 8 事業所での導入が完了しております。また、2016 年 10 月 1 日に訪問入浴下井草および
訪問入浴和泉、11 月 1 日には、訪問入浴幸町および訪問入浴豊島に新たに導入し、ケアサービス訪問入
浴全 12 事業所での「口腔清掃サービス」の導入が完了いたします。なお、
「口腔清掃サービス」は、訪
問入浴サービスご利用時にご希望の方に無料で提供いたします。
『訪問入浴介護における口腔ケア提供システム
開発のための実態調査』では、訪問入浴をご利
用の方が入院される理由として、
「肺炎」がトッ
プになっています。口腔清掃サービスを全事業
所導入するに当たり、ケアサービス訪問入浴サ
ービス課の渡辺課長は次のように言っています。
『私は、高齢者の方でも「入院をしない」とい
うことが、本来当たり前のことだと考えていま
す。口腔清掃サービスは、高齢者の入院理由の
1位であった肺炎予防を目的に行います。
しかし、週に1度、訪問入浴の際だけに口腔清
訪問入浴サービスご提供の様子
掃サービスを行っても肺炎予防の効果は限定的
かもしれません。ただし、口腔清掃サービスのご提供がきっかけとなり、ご家族やお客様に関わる介護
関係事業者の協力が得られ、習慣化されれば本来の目的は達成できると確信しております。このサービ
スをご利用いただく方の「高齢者は当然のように入院をする」という考えを「高齢者であろうと、努力
次第では入院を防ぐことができる」と良い方向に変えることができたら幸いです。
ケアサービスの訪問入浴では、今後も「在宅で一日でも長く生活をしていただく」をモットーに、ス
タッフ一同、このサービスを広くお伝えすべく、尽力してまいります』
今後もケアサービスでは、超高齢社会を迎え、さらに高齢化率が高まる中、お客様の尊厳に共感した
サービスをより多くの方にご提供できるよう努めてまいります。
ケアサービス「口腔清掃サービス」について
ケアサービス「口腔清掃サービス」について


1.サービス実施時期および店舗
導入済み店舗:訪問入浴西保木間、訪問入浴千束、訪問入浴蒲田、訪問入浴横浜南、訪問入浴港北、
訪問入浴さくら、訪問入浴世田谷、訪問入浴品川
2016 年 10 月 1 日導入:訪問入浴下井草、訪問入浴和泉
2016 年 11 月 1 日導入:訪問入浴幸町、訪問入浴豊島


2.サービスの流れ
①「口腔清掃サービス」のお申込み
ご希望された方及びご家族に詳細を説明し、サービスを開始


②口腔内の状態をチェック
サービス初回利用時に細菌数測定装置「細菌カウンター」を使って、口腔内を検査する。


③分類表に基づいた歯ブラシの選定・マニュアルの作成
チェックした口腔内の状態を分類表に照らし合わせ、個々にあった
歯ブラシの選定を行います。
また、 お口の清掃マニュアル」
「 を作成し、ご家族にも共有いたします。


④訪問入浴時の「口腔清掃サービス」の実施
専門家より研修を受けた看護師、スタッフが「口腔清掃サービス」を
実施。


⑤担当ケアマネジャーへの報告
担当ケアマネジャーに毎月提出している訪問入浴報告書に口腔清掃に
ついても記載。
↓ お口の清掃マニュアル例
⑥サービスの見直し
定期的に口腔内の検査を行い、それに合わせてサービスの見直しを行います。口腔内の環境を良好な
状態に保つため長期的に口腔ケアを実施


<<本件に関するお問い合わせ先>>
株式会社ケアサービス
広報IR課
TEL:03-5753-1170 FAX:03-5753-1165
E-Mail: ir@care.co.jp

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