自己脂肪組織由来間葉系幹細胞の自社加工技術を確立

2022 年5月 23 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 メ デ ィ ネ ッ ト

代表者名 代 表 取 締 役 社 長 久 布 白 兼 直

(コード番号 2370 東証グロース)

問合せ先 取締役経営管理部長 落 合 雅 三

(電話:03-6631-1201)



自己脂肪組織由来間葉系幹細胞の自社加工技術を確立
~第 19 回 日本免疫治療学会学術集会で発表~

株式会社メディネット(以下「当社」)は、自己脂肪組織由来の間葉系幹細胞(以下、ASC)の細
胞加工技術を確立し、第19回日本免疫治療学会学術集会において、当社技術で加工したASCの
特性解析結果を発表いたしましたのでお知らせいたします。ASCは、GVHDⅰ、脊髄損傷、クローン
病に伴う複雑痔瘻の治療製品として臨床使用されており、骨や軟骨に対する疾患、心臓疾患、肝
疾患、糖尿病等に対する臨床研究も進められ、様々な疾患に対する間葉系幹細胞治療への期待
が高まっています。
当社は、がんを対象疾患とした免疫細胞治療に用いる免疫細胞の細胞加工に 1999 年から取り
組んでおり、19 万件を超える細胞加工実績を有しています。これまでに蓄積した細胞加工に係る
知見、ノウハウ等に基づき、この度、ASCの細胞加工技術を確立し、第 19 回日本免疫治療学会
学術集会において、当社技術で加工した ASC の特性解析結果を発表いたしました。
当社では現在、当該 ASC の非臨床試験を実施しており、今後、安全性に関するデータが取得
できた段階で、免疫細胞と同様、受託製造メニューに加え、事業の拡大を目指します。





学会名: 第 19 回 日本免疫治療学会学術集会
会 期: 2022 年 5 月 22 日(日) 9:00~17:50
会 場: TFT ビル東館 9 階 会議室(東京都江東区有明 3-6-11)
演 題: 「当社細胞加工法で培養した脂肪由来間葉系幹細胞の解析結果報告」


以上


移植片対宿主病(GVHD)は、同種移植後に特有の合併症で、ドナー由来のリンパ球が患者さんの正常臓器を異
物とみなして攻撃することによって起こる病気。


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