アイスタディ Stake Technologiesと業務提携

2019 年 12 月 9 日

各位

アイスタディ株式会社

(東証第二部:2345)

アイスタディ Stake Technologies と業務提携

戦略的パートナーシップにより、ブロックチェーンの社会実装に向けた協業を加速

アイスタディ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川博貴、以下「アイスタディ」
https://www.istudy.co.jp/)は、ブロックチェーンを用いた次世代の Web である Web3.0 の実現を目指すブ
ロックチェーン R&D 企業、Stake Technologies 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:渡邊創太、以下
「ステイク」 https://stake.co.jp/)と企業ニーズに合わせてブロックチェーンの導入・開発を一気通貫支
援するサービス「Stake Enterprise Substrate Package(通称:SESP)」の販売・保守・運用に関する業務
で提携することを発表いたします。

1. なぜ、ステイクなのか
アイスタディは、現在、中期経営計画を羅針盤に、次なる成長ステージに向けて7つの方針を打ち出してお
ります。この方針のひとつに、「さらなる価値創造に向けた挑戦」を掲げており、さまざまな分野にて魅力
的なパートナーとの協力を図っています。
今回、ステイクとアイスタディの業務提携におけるテーマは、「ブロックチェーンの社会実装」です。
経済産業省は、ブロックチェーンの幅広い分野への応用が期待されるとして、国内の潜在的市場規模を 67 兆
円と試算しており、有望分野として地域通貨、土地登記、シェアリングエコノミー、美術品の真贋認証、電
力取引などを挙げています。




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また、一般社団法人 新経済連盟は 2019 年 7 月 30 日、「ブロックチェーンの社会実装に向けた提言~暗号資
産の新法改正を受けて」を金融担当大臣、経済産業大臣、IT 担当大臣宛てに提出したと発表しました。
要望はブロックチェーンに関するものと、暗号資産新法に関するものに分かれていますが、「ブロックチェ
ーンに関する要望」では、『ブロックチェーン分野において、「世界のトップランナーを目指す」べき』で
あるとして、『政府において、各行政分野におけるブロックチェーン活用について検討すべき』、『官民協
議会を設置し、国内外の最新動向の共有、政府・自治体・民間のユースケース及び社会実装に向けた課題を
洗い出すべき』、『ブロックチェーンが活用される社会にふさわしい法規制・監督のあり方や、ビジネス創
出の後押しをするために必要な支援、関係省庁横断的な機能の設置を検討すべき』と提案しています。

このように、ブロックチェーン技術のニーズはますます旺盛になっていくものの、社会実装に向けては、ブ
ロックチェーンの主要な問題点である「拡張性の低さ、相互運用性の欠如」という点を克服する必要があり
ます。

具体的には、既存のブロックチェーンはコンセンサス・アルゴリズムやブロックの生成速度、ファイナリテ
ィならびにトークン設計や手数料のメカニズムが既定のものであり、その基盤の上にアプリケーションの作
る必要性がありました。そのため、ブロックチェーン基盤に適さないユースケースを実装しようとすると、
妥協案が実装されたり、高い技術を有する解決策が必要でした。

この問題に対して、世界的なブロックチェーン開発企業 Parity Technologies(本社:ベルリン)が主導で開
発するオープンソースプロジェクトである Substrate を用いれば、開発者がビジネス要件に合わせてブロッ
クチェーンそれ自体を実装することができます。これは大きなゲームチェンジです。なぜならば、今までの
ようにブロックチェーンに合わせてアイデアを実装するのではなく、アイデアに合わせてブロックチェーン
をカスタマイズすることかができるようになるからです。

ステイクは世界的なブロックチェーン財団である Web3 Foundation より複数回の技術的・金銭的支援を受け
ており、このSubstrate において世界トップレベルのコントリビューターとして世界から認知されています。

アイスタディは、各分野の最先端を走るプレイヤーとパートナーシップの締結を志向しています。すでにス
テイクとは、彼らの知見によるブロックチェーンエンジニアの育成向け e ラーニングコンテンツの共同開発
をしていますが、加えて、本分野にて一層の連携を図ることは互いの企業価値の向上に資することから業務
提携の締結に至りました。

2. Stake Enterprise Substrate Package(SESP)とは
上記の Substrate と独自ブロックチェーン開発の知見を用いてビジネスの要件定義から実証実験、
商用開発、
運用の一連の流れを通期一貫サポートするプログラムです。
各企業のニーズに合わせてブロックチェーンをカスタマイズすることで、ブロックチェーンの社会実装を加
速させることを目指します。全体構成は下記の Step1〜4です。プランの詳細、ならびに価格設定はサポー
トチームに問い合わせください。




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3. 業務提携の内容
アイスタディは創業から約 20 年にわたり、e ラーニングに取り組んできたことで培った同社ならではの人材
育成ソリューションのノウハウやプラットフォームを持っています。今回の業務提携にて、アイスタディの
先端 IT 技術分野のラーニングコンテンツを通してブロックチェーンスペシャリストを輩出することで SESP
によるブロックチェーン技術の社会実装を一層に加速させます。

業務提携の具体的内容は下記の通りです。
 Substrate/Polkadot を採用いただくクライアント企業の新規開拓営業(上記、①)
 Substrate/Polkadot を採用いただく企業とステイク、並びにアイスタディのブロックチェーン・エンジ
ニア養成コースを修了したシステムエンジニアによる実証検証と開発実装(上記、②・③)
 アイスタディグループのエイムソフト・東京テックのエンジニアリソースも含め、カスタマーサポート
機能の強化(上記、④)
 クライアント企業に在籍するシステムエンジニアに対し、SESP に関する研修や OJT の提供(上記、③)

4. サービス・ローンチのタイミング
今後ですが、2020 年 2 月を目処に本提携を推進するサービスカンパニーを用立て、ステイクとの業務提携を
本格稼働させる計画です。そして、SESP によるブロックチェーンの社会実装を推進するべく、準備を進めて
まいります。
アイスタディの今後に期待ください。


【アイスタディ株式会社】
商号: アイスタディ株式会社
URL: https://www.istudy.co.jp/

【報道関係のお問い合わせ先】
アイスタディ株式会社 新規事業開発部 TEL : 03-6427-7380

【サポートチームへのお問い合わせ先】
ステイクテクノロジーズ株式会社 info@stake.co.jp

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