「グリーンローン」による借入のお知らせ

Make More Sustainable
サステナブルインフラの「いちご」



2022 年 2 月 25 日
各 位
会社名 い ち ご 株 式 会 社
代表者 代表執行役会長スコット キャロン
(コード番号 2337 東証第一部)
問合せ先 上席執行役財務本部長 坂松 孝紀
(電話番号 03-3502-4818)
www.ichigo.gr.jp

「グリーンローン」による借入のお知らせ

当社は、長期 VISION「いちご 2030」のとおり、従来の心築(※1)を軸とした事業モデルをさ
らに進化させ、
「100 年不動産」へチャレンジするとともに、地域および地球に優しいクリーンエ
ネルギー事業を積極的に推進しており、サステナブルな社会を実現するための「サステナブルイン
フラ企業」として大きな成長を目指しております。
こうした当社の取り組みをご評価いただき、今般、100%連結子会社の SPC を通じ、株式会社新
生銀行よりグリーンローン評価を受けた 30 億円のプロジェクトファイナンス(※2)に借り換え
いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

(※1)
心築(しんちく)とは、いちごの不動産技術とノウハウを活用し、一つ一つの不動産に心を込め
た丁寧な価値向上を図り、現存不動産に新しい価値を創造することをいい、日本における「100 年
不動産」の実現を目指しております。


(※2)
返済原資を特定事業から生み出されるキャッシュフローのみとする特定事業に対する融資





1. 本グリーンローンにおける評価の概要
「いちご米沢板谷 ECO 発電所」の建設費用に係る借り換えです。
本グリーンローンは、
グリーンローン評価にあたっては、国内外で幅広く指標とされている「グリーンボンド原則」お
よび「グリーンローン原則」等が定める「グリーン性評価」
「サステナビリティ戦略・社会課題への
取り組み」 「レポーティング」の 4 つの要素への適合性について評価されます。
「資金管理」
当社は「サステナブルインフラ企業」として、サステナブルな社会を実現することを掲げており、
資金使途の対象となるいちごの風力発電事業が企業の目標と整合していること、また、明確な環境
改善効果(ポジティブな環境的インパクト)が認められるとのご評価をいただく等、上述 4 つの要
素への適合性につきご評価をいただきました。


2. 本グリーンローンの概要
① 資金使途 いちご米沢板谷 ECO 発電所の建設資金の借り換え
② 借入額 3,000 百万円
③ 借入先 株式会社新生銀行
④ 返済期日 2039 年 1 月 31 日



3. 資金使途の対象となる風力発電所の概要


発電所名 いちご米沢板谷 ECO 発電所
発電開始日 2021 年 3 月 2 日
所在地 山形県米沢市
発電出力 7.39MW(1,847.5kW×4 基 / 日立製作所社製)
約 27,391,000kWh
年間予測発電量(※1)
一般家庭約 9,130 世帯分の年間消費電力に相当(※2)
(※1)年間予測発電量は、事業計画策定に際し、技術コンサルタントが作成する
超過確率 50%(P50 ベース)での予想発電量
(※2)1 世帯当たり 3,000kWh/年で算出(出典:電気事業連合会資料)

以 上





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