スマート農業支援事業 第三弾 スマート焼き芋工場建設のお知らせ

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サステナブルインフラの「いちご」


2019 年 6 月 3 日
各 位
会 社 名 い ち ご 株 式 会 社
代 表 者 代表執行役会長 スコット キャロン
(コード番号 2337 東証第一部)
問合せ先 常務執行役管理本部長 吉松 健行
(電話番号 03-3502-4818)
www.ichigo.gr.jp

スマート農業支援事業 第三弾 スマート焼き芋工場建設のお知らせ

当社は、スマート農業支援事業の第三弾として、当社グループの株式会社宮交シティ(以
下、 )を通じて、生産・加工・販売を一体化する農業の 6 次産業化への
「宮交シティ」という。
支援を目的とし、宮崎県宮崎市に IT や高性能機器を活用したスマート焼き芋工場(以下、
「本
工場」という。
)を建設することを決定し、生産者および加工・販売者との賃貸借契約等を締
結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。





1. 背景と事業内容
宮崎県宮崎市田野町は、古くから国内有数の良質なさつまいもの産地です。これまで、生産
されたさつまいもの多くは、芋焼酎の原料として安価で取引されていました。現地の生産者
は、これ以外の用途への開拓を考え、有機 JAS 認定資材として認定された有機ミネラル発酵
肥料「さざん華」を独自に開発し、焼き芋専用の糖度が高いさつまいもの生産に成功しまし
た。生産者と、加工・販売者は、熟成焼き芋へ加工するための温度、湿度、焼き工程、冷凍工
程、熟成工程の管理を試行錯誤のうえで開発し、糖度の高い焼き芋の商品化を成し遂げ、今の
焼き芋ブームに至っております。
しかし、経験と勘、手作業に依存する各工程は非効率なことから、規模の拡大を阻んでお
り、生産者、加工・販売者から、IT や高性能機器を活用したスマート化について宮交シティ
が相談を受けたものです。
当社と宮交シティは、農業の 6 次産業化、スマート化を推進する立場から、IT 管理を導入
した本工場を建設し、加工・販売者へ賃貸することで、生産から販売までの仕組みをスリム化
し、効率化を図ることにより、事業規模の拡大とともに、生産・加工・販売を一体化する農業
の 6 次産業化を支援することといたしました。当社と宮交シティのネットワークを活用し、直
販ルートの開拓やインターネット販売等を支援し、生産者自ら価格をコントロールできる仕組
みの構築を支援してまいります。これらは、生産者や加工・販売者の収入拡大に寄与すること
に加え、地域の雇用創出にも繋がるものと考えます。
※ 生産者代表:小浦 浩二氏(宮崎県宮崎市)
加工・販売者:株式会社 FLAP(代表取締役 菅生 健二)





2. 今後の展開
本件は、いちごが 2019 年 4 月 17 日付で発表した長期 VISION「いちご 2030」に定める取組
みの一つであります。いちごの心築(しんちく)技術と IT の融合により、
「ハード」だけでは
対応できない顧客ニーズを発掘し、それらのニーズにオンリーワンとして的確に対応すること
で、顧客価値・社会価値を飛躍的に向上していくものです。
いちごは、地域に密着し、
「サステナブルインフラ企業」として宮交シティ、宮崎サンシャイ
ン FM、いちご都城安久町 ECO 発電所、いちご木城高城 ECO 発電所、宮崎県に展開するスマ
ートビニールハウス、および本工場を通じて、宮崎県の活性化、雇用の創出、および持続的な
発展に全力を尽くしてまいります。


■ 商品紹介 熟成やきいも「金のいも」




「金のいも」は、糖度 50 度を超える極甘なねっとり系焼き芋です。有機 JAS 認定堆肥「さざ
ん華」をふんだんに使用して栽培し、独自の技術で長期熟成した後に、時間をかけゆっくり焼
くことで、クリーミーな食感を生み出します。食物繊維やビタミン C、B2、E など栄養価も豊
富で無添加の天然スイーツです。


以 上





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