特定整備作業支援アプリ「楽々エーミング」を開発、4月27日より販売開始

株式会社シイエム・シイ
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特定整備作業⽀援アプリ「楽々エーミング」を開発、4⽉27⽇より販売開始

拡張現実(AR)アプリで⾃動⾞特定整備作業を時短
⾃動⾞整備に従事するエンジニアの働き⽅改⾰・DX化に貢献

2022年4⽉21⽇
各位




株式会社シイエム・シイ(本社:愛知県名古屋市中区平和⼀丁⽬1番19号、代表取締役社⻑:佐々 幸恭)は、
拡張現実(AR)技術を活⽤した⾃動⾞特定整備 エーミング作業(*1)をサポートするアプリケーション
「楽々エーミング」を開発し、2022年4⽉27⽇より販売を開始いたします。

今、社会は先進技術の実⽤化が進み、製品機能の⾼度化・多機能化により、製品価値の維持・向上を⽀える
修理・メンテナンスの領域では新たな作業や⾼度で複雑な作業の発⽣が⾒込まれております。特にモビリティ
業界においては、CASE(*2)普及により⾞両技術が⾼度化するとともに、 2021年11⽉よりフルモデルチェンジ
される新型⾞には、ADAS装備(*3)が義務化されるなど、⾃動⾞整備会社は対応を迫られております。

エーミング作業を取り巻く環境としては、2024年まで“特定整備制度”の経過措置期間が設けられていますが、
必要時にエーミング作業を省略した⾞両は⾞検に通らないこととなります。
エーミングは、⾞の前に対象物(ターゲット)を置き、センサーに認知させて正しい値を⽰すかを確認する
作業です。⾞種によって、ターゲットを置く距離や位置はバラバラで、作業⼿順の検索を含めると、ターゲット
を設置する準備作業までに30分から1時間ほどかかり、整備に従事するエンジニアの負担増が懸念されています。

当社はこの作業に関わる業務の負荷軽減をサポートすべく、エーミングサポートアプリ「楽々エーミング」を
開発しました。(簡易エーミングツールとして特許出願中)

本アプリは、停⽌した⾞にタブレットをかざし、画⾯上で⾞の前後やタイヤなどの決められた場所に印を付ける
ことでターゲット設置位置を表⽰することができます。作業のほとんどを画⾯上で実施することで、エンジニアが
ターゲットと⾞の間の距離を計算したり、⾞の周りを歩き回る必要がなくなります。準備時間は数分ほどに短縮
でき、エンジニアの負担軽減にもつなげられます。

当社は、本アプリの導⼊を⽪切りに、⾃動⾞整備に従事するエンジニアの働き⽅改⾰、整備業界のDX化への
貢献を⽬指して参ります。
また、センシング機器のエイミングを必要とするその他業界への活⽤も視野に⼊れて、取り組んで参ります。


*1 エーミングとは、⾃動⾞の電⼦制御装置整備における機能調整作業のことです。
*2 CASE:モビリティの技術⾰新ワードである「Connected(コネクティッド)」、「Autonomous/Automated(⾃動化)」、「Shared(シェアリング)」
「Electric(電動化)」の頭⽂字をとった略語
*3 ADASとは、⾞両に搭載されたカメラやセンサーが周囲の状況を把握し、⾃動⾞の動きを制御する先進運転⽀援システムです。
義務化されるのは、⾃動ブレーキ機能です。

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