「タイ+1」を基軸にラオス人民民主共和国での事業を拡充

NEWS RELEASE
2020 年9月2日
各 位
nms ホールディングス株式会社
(コード:2162 東証 JASDAQ)

日本マニュファクチャリングサービス株式会社

「タイ+1」を基軸にラオス人民民主共和国での事業を拡充

nmsホールディングスグループの人材ソリューション事業(HS事業)を担う、日本マニュファクチャリング
サービス株式会社(以下、nms)は、ラオス人民民主共和国(以下、ラオス)における事業を拡充します。
今後、日系企業における「タイ+1(タイプラスワン)」の動きが活発になることが見込まれ、経済特区の
整備が進むラオスにおいて、培ったノウハウを活かし、当社HS事業の新市場として注力してまいります。

nmsは、製造派遣・製造請負をはじめとする人材ソリューション事業を国内外で展開しており、
日本における実績に加え、中国・ベトナム・タイ・フィリピン・インドネシア・カンボジアにおいて
各国政府系の人材送り出し機関と提携し、事業展開しています。
ラオスにおいては「nms Lao Sole Co., Ltd.」(nmsラオス)が、日本やタイへ
累計 1,500 名の人材送り出しを行ってきました。
ラオスは、東南アジアのインドシナ半島に位置し、豊富な水量による水力発電を有し、ASEAN
のバッテリーとも称される国です。ここ数年「チャイナ+1」として、中国からASEANへ生産移
管を行う製造業が増加していますが、昨今では、賃金上昇などを背景に「タイ+1」の動きもあり、
その中でも経済特区の整備が進むラオスは次の進出地として有望視されています。

このような状況のもと、nmsラオスは、ラオス労働省およびラオス科学技術省、ビエンチャン特
別市より、人材派遣業ならびに人材紹介業における優良事業者として外資企業で唯一「推薦状」*を交
付されており、海外への人材送り出し事業に加え、ラオス国内における事業拡充を進めます。
具体的には、ラオスの首都ビエンチャンに位置する「サイセター総合開発区」に進出する、日系大
手企業への人材教育を含めた人材ソリューションを展開します。
「サイセター総合開発区」は、ラオス
最大の 1,150 ヘクタール(約 3.5 キロメートル四方)の面積を有し、税制上の優遇もあり、現在入居
企業は82社、日系企業は5社が進出を決めています。2021 年には1万人、中期的には 10 万人の雇用
創出が計画されています。
加えて、2019 年9月には「サイセター総合開発区」と日本貿易振興機構(JETRO)との間で、日本企
業の対ラオス投資の拡大に向けた業務協力に関する覚書が取り交わされており、今後も継続的な投資
の加速が見込まれます。

nmsラオスは、新市場・ラオスにおいて、人材ソリューションのノウハウや、国を跨いだ生産移
管スキームなどを展開する唯一の日系企業です。今後も人材ソリューションを軸に様々なサービスを
ワンストップで提供するとともに、ラオスの経済発展に貢献してまいります。

 nms Lao Sole Co.,Ltd.:No 179,Unit 12,Phonsavanh Tai Village Sisattanak District, Vientiane Laos
 サイセター総合開発区(Vientiane Saysettha Development Zone) :
http://www.lvsdz.com/subsiteIndex/zllhtzenglishPc.html(英文版)

【本件に関するお問い合わせ先】
日本マニュファクチャリングサービス株式会社 海外事業本部 グローバルビジネス部(03-5333-1725)


〒163-1445 東京都新宿区西新宿 3-20-2 東京オペラシティタワー45 階 http://www n-ms.co.jp

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