サイバージムジャパンとFRONTEO、サイバー攻撃・サイバー犯罪に立ち向かうソリューションの提供に関し、業務提携を締結

2021 年 6 月 30 日
報道資料
株式会社 FRONTEO
株式会社サイバージムジャパン


サイバージムジャパンと FRONTEO
サイバー攻撃・サイバー犯罪に立ち向かう
ソリューションの提供に関し、業務提携を締結

○サイバーセキュリティの専門企業 株式会社サイバージムジャパン(本社:東京都港区、代表取締
役CEO:石原 紀彦、以下 サイバージムジャパン)と株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表
取締役社長:守本 正宏、以下 FRONTEO)は、企業情報のモニタリング/ディスカバリ調査(攻撃
者の視点で攻撃継続の痕跡や組織が把握してない侵害ポイントの確認、機密情報漏えいの事実確認な
ど含む)とAIを活用した脆弱性診断について業務提携を開始します。


サイバー攻撃・サイバー犯罪は年々深刻化・巧妙化を増しています。警視庁が2021年3月に発表し
た「令和2年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について*」によると、新型コロナウイル
ス感染症の影響により、取引や日常的なコミュニケーションのオンライン化、キャッシュレス決済の
普及など、社会のデジタル化が一気に進展したことも影響し、令和2年はサイバー犯罪の検挙件数が
過去最大であっただけでなく、探索行為等のサイバー攻撃の準備行為とみられる活動も活発化してい
る状況であると報告されています。
サイバー攻撃は取り締まりと、犯罪者によるその網をくぐり抜ける新たな手法の開発が継続してお
り、全ての不正を発見し駆逐することは非常に困難です。またひとつひとつの不正なアクセス経路や
ホストなどを発見する作業は、人力のみに頼った解析で網羅的に完遂することは非常に困難になって
います。この度、サイバージムジャパンとFRONTEOは、共にこの社会課題に立ち向かうべく業務提
携を締結しました。サイバージムジャパンが得意とする機密の漏えい、なりすましアカウント、フィ
ッシング等、企業情報にまつわる不正のモニタリング、および、AIによる脆弱性診断の2つのサービ
スと、FRONTEOが日本のデジタルフォレンジック黎明期より取り組んできた不正調査の知見をかけ
あわせることで、サイバー空間における脅威に常に晒されている企業をより強力に守ることが可能と
なります。


株式会社サイバージムジャパン 取締役 伊倉 宏之のコメント
昨今では、多くの企業においてサイバーレジリエンスの重要性が検討されており、サイバー攻撃の被
害に遭ったとしても「最速で復旧させ被害を最小限化する」ことに取り組まれる企業が増えていま
す。それに伴い、弊社へのご相談もインシデントレスポンスやSOCのご相談件数増加だけでは無く、
フォレンジック調査に関するご相談も日増しに増えてきております。
今回のFRONTEO様との提携により、サイバージムジャパンのソリューションラインナップがイン
シデント発生後の対応支援まで充実させることができ、より多くの企業様の課題解決をご支援出来る
と考えています。また、新サービスである企業モニタリングサービス「Discovery」は、企業におけ
るリスクを早期検知する、新しい視点でのセキュリティ対策をサポートするサービスになっており、
FRONTEO様との提携により、より多くの企業様の防御強化に貢献できるものと考えています。


株式会社FRONTEO 取締役 池上 成朝のコメント
サイバー空間における犯罪や不正予備軍的活動は完全に駆逐することが難しく、またセキュリティ対
策をしていても、その隙間をすり抜けて新たな手法が次々と生み出されるため、多くの企業が日々危
険に晒されています。平時から攻撃の痕跡をモニタリングしたり、侵害ポイントや脆弱性を確認して
おくことは、こうしたリスクを未然に防ぐために非常に意味のあることです。この度のサイバージム
ジャパン様との提携により、FRONTEOが貢献できるリスク対策の幅が広がり、より多角的に企業の
安全に寄与できると考えています。


*「令和2年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R02_cyber_jousei.pdf




■サイバージムジャパンについて URL: https://cybergymjapan.com/
サイバージムジャパンは、イスラエルの最先端のサイバーセキュリティ技術を使い、日本向けに人材
育成のトレーニング、診断事業やコンサルティングといった、様々なセキュリティソリューションを
提供している、総合サイバーセキュリティ支援企業であり、株式会社バルクホールディングス(本
社:東京都中央区、代表取締役CEO:石原 紀彦)の子会社です。企業の「経営層向けトレーニン
グ」や「一般従業員向けトレーニング」といった従業員各階層別トレーニングから、ITエンジニアへ
のセキュリティフレームワークに合わせたトレーニング、制御系(OT)エンジニア向けトレーニン
グといった企業のあらゆる人材へのサイバーセキュリティ対処能力強化を支援しております。高度な
サイバーセキュリティトレーニングを受講した人材が、セキュリティ脆弱性診断やセキュア開発支援
コンサルティングなどのソリューションを提供しており、官公庁や大企業から中小企業に至るまで業
種業界を問わず、様々な企業のセキュリティレベル向上に貢献しております。




■FRONTEO について URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEO は、自然言語処理に特化した自社開発 AI エンジン「KIBIT」と「conceptencoder」を用い
て膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援する、
データ解析企業です。2003 年 8 月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「e ディスカバリ(電子証
拠開示)
」や、
「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、日本、米国、韓
国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。リーガルテック事業で培った AI 技術をもとに、2014
年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野、経済安全保障へと事業のフィールド
を拡大し、AI を用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・
人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007 年 6 月 26 日東証マザーズ上場。
2021 年 1 月 13 日第一種医療機器製造販売業許可(許可番号:13B1X10350)を取得。資本金 2,973,975
千円(2021 年 3 月 31 日現在)

※FRONTEO、KIBIT、conceptencoderはFRONTEOの日本における登録商標です。





<報道関係者のお問合せ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当 瀬川
FAX: 03-5463-6345 Email: pr_contact@fronteo.com

株式会社バルクホールディングス/株式会社サイバージムジャパン 経営企画室
TEL: 03-5649-2500 Email: ir@vlcholdings.com

<サービスに関するお問合せ先>
株式会社 FRONTEO
https://legal.fronteo.com/contact/

株式会社サイバージムジャパン
TEL:03-6807-4312 https://cybergymjapan.com/contact/





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