FRONTEOの「KIBIT Knowledge Probe」、足利銀行の応接記録モニタリングに導入

2023 年 4 月 26 日

報道資料
株式会社 FRONTEO


FRONTEO の「KIBIT Knowledge Probe」、
足利銀行の応接記録モニタリングに導入
横浜銀行の AI モデルを活用した協業サービスの初事例


株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下 FRONTEO)は、自社
開発のAI製品「KIBIT Knowledge Probe(読み:キビットナレッジプローブ)」が、株式会社
足利銀行(本社:栃木県宇都宮市、代表取締役頭取:清水 和幸、以下 足利銀行)における応接
記録モニタリングに運用されることが決定し、2023年4月から導入されたことをお知らせしま
す。これは、FRONTEOのAIエンジンと横浜銀行のAIモデルをスキームとして提供する協業サー
ビスの初の導入事例です。




足利銀行では以前より、顧客保護の観点から、預かり資産の販売に係る顧客との応接記録に
ついて、金融商品の案内時の説明の適切性や、商品・運用リスクに関する理解状況などをコン
プライアンス部署でモニタリングしていました。一方、人の目で行う監査には判断基準のばら
つきやデータ量の多さによる問題点の発見の遅れといった課題があり、部分的な監査が限界で
した。


この度のKIBIT Knowledge Probe導入により、判断基準の統一と解析精度の高度化、また
モニタリング担当者の業務負荷を増やすことなく、部分監査から全体監査へ網羅的なモニタリ
ングが可能となります。さらに、大量のデータをAIが解析することで業務スピードが向上し、
不適切な応接記録の発見と営業担当者へのフィードバックまでの時間が短縮され、迅速な顧客
フォローならびに接客指導につながることが期待されます。これらの効果は、同行の目指す質
の高い「お客さま本位」のサービス提供に寄与します。
今後も足利銀行のさらなるAI活用に向け、監査項目の追加に対応するなど、同行の掲げるDX
推進とデジタル技術やデータ活用による経営基盤の構築支援に努めます。


FRONTEOは、自然言語処理を強みとするAIソリューションの開発・提供を通じて、平時のモ
ニタリングや監査業務の効率化・高度化、コンプライアンス順守、不正・不祥事の予防と早期
発見に貢献してまいります。


本件単独による当社の当期業績への影響は軽微です。




■FRONTEO について URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自社開発AIエンジン「KIBIT(読み:キビット)」を用いた多様なAIソリューション
とサービスを提供するデータ解析企業です。「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリ
ューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」ことを理念とし、膨大な量のテキストデ
ータや複雑なネットワークの中から意味のある重要な情報を抽出して、専門家の高度な判断を支援
する自然言語処理ならびにネットワーク解析技術を強みとしています。リーガルテックAI、ビジネ
スインテリジェンス、ライフサイエンスAI、経済安全保障の各領域で事業を展開し、さまざまな企
業の課題や社会課題の解決に貢献しています。2003年8月創業、2007年6月26日東証マザーズ(現:
東証グロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、
管理医療機器販売業届出。資本金3,034,846千円(2022年3月31日現在)。

※FRONTEO、KIBIT、KNOWLEDGE PROBEはFRONTEOの日本における登録商標です。


<報道関係者のお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当
pr_contact@fronteo.com


<ビジネスインテリジェンス事業に関するお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO ビジネスインテリジェンス事業本部
https://kibit.fronteo.com/contact/

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