株式会社Polyuseとの3Dプリンタを活用した共同研究開始についてのお知らせ

各 位
2022 年 6 月 28 日
上場会社名 高橋カーテンウォール工業株式会社
代表者 代表取締役社長 高橋 武治
(コード番号 1994)
問合せ先責任者 営業開発部 部長 加藤 慎一
(TEL 03-5202-0700)


株式会社 Polyuse との3Dプリンタを活用した共同研究開始についてのお知らせ




高橋カーテンウォール工業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高橋 武治、以下
「高橋カーテンウォール工業」)は、建設用 3D プリンタを開発する株式会社 Polyuse (本社:
東京都港区、代表:岩本 卓也 / 大岡 航、以下「Polyuse」)と、高層ビルの外壁等で使用する
カーテンウォールを 3D プリンタで造形し、施工を実現することで、将来的に建設業界や多
くのお客様に寄与するため、共同研究を開始致しましたのでお知らせいたします。


【本研究の背景と概要】
高橋カーテンウォール工業は、これまで PC カーテンウォール事業を中心に日本を代表する
数多くの建物や施設での施工を実施し、新たな商品開発や新事業も積極的に行い、日本の建
築の近代化と合理化に貢献してきました。


今回、国内における建設用3D プリンタのリーディングカンパニーである Polyuse とカーテ
ンウォール資材を中心に活用を検討することで多様化するニーズに応え、さまざまな資材
を開発することを念頭に共同研究契約を締結しました。


既に両社では複数回の作成実験を実施しており、高橋カーテンウォール工業が作成した3
次元 CAD データに基づき、建設用3D プリンタによる造形検証も実施しております。今後
実際の設計者、施工者からのヒアリングやニーズに基づき、資材の共同研究開発を推進して
いきます。
昨今の建設業界も大きな変化として建設用 3D プリンタによるコンクリート構造物の作成
方法の進化に伴い、これまでの鋼製型枠では実現できなかった多様な模様の表現や形状の
作成などを実現することが可能になりつつあります。また、3D プリンタを活用することで
効率的かつ低コストな商材開発や、商材開発から提供までのタイムスパンの圧倒的な短縮、
一台の生産ラインで多様な商材を作成することによる商品ラインナップの大幅な拡充など
が実現可能となります。これらによって PC カーテンウォールの新たな価値向上を見込むこ
とができると考えております。


加えて現在、将来深刻化していく人手不足への対策として生産ラインの省人化・効率化が急
務でありますが、将来の生産システムの自動化にとっても建設用 3D プリンタをはじめとし
た機械化が果たす役割は非常に大きいと考えられます。
今後、中長期に渡って、新たな生産方式としての建設用3D プリンタの活用を目的に共同研
究を推進します。




なお、本件により当社が 2022 年 5 月 11 日公表した 2022 年 12 月期の連結業績予想に変更
はありません。


【株式会社 Polyuse について】
名称 株式会社 Polyuse
代表者 岩本 卓也 / 大岡 航
所在地 東京都港区浜松町 2-2-15
設立 2019年6月
資本金 6,087,785 円
事業の内容 建設用3D プリンタを中心とした建設業界特化型の技術開発及びサービ
ス提供




以上

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