3Dプリンター住宅「DEEP α」開発に伴うArup社との業務委託契約締結のお知らせ

2022 年8月9日
各 位
上 場 会 社 名 株式会社Lib Work
代 表 者 名 代表取締役社長 瀬口 力
(コード番号:1431 東証グロース・福証 Q-Board)
問合せ先責任者 執行役員経営企画室長 難家嘉之
(TEL.0 9 6 8 - 4 4 - 3 5 5 9 )


3Ⅾプリンター住宅「DEEP α」開発に伴う Arup 社との業務委託契約締結のお知らせ

当社は、建築用3Ⅾプリンターを用いた住宅開発に関する業務について、オーヴ・アラップ・アンド・パー
トナーズ ジャパン・リミテッド 一級建築士事務所(以下、Arup 社)とコンサルティング業務委託契約を締結
しましたので、お知らせいたします。



1. 取り組みの背景
当社は、建設用3Ⅾプリンターを活用した今までにないイノベーティブな住宅「DEEP α」の本格的な研究
開発に着手しました。
建設用3Ⅾプリンターによって、大幅なコストの削減、工期の短縮に貢献できるほか、家を建てる協力業者
の高齢化をはじめとする人材不足は全国的にも社会的課題になってきており、当社はその主要な課題を解決す
る方策としても3Ⅾプリンターによる住宅建築はそれに合致するものだと判断しております。
そこでこのイノベーティブな住宅を開発するにあたり、Arup 社と連携することで、国内・国外の3Ⅾプリン
ター住宅の情報収集、コンセプト開発、基礎試験実施などの多岐にわたる支援体制が整い、今後は共同でプロ
トタイプ住宅の設計条件整理、企画設計を進めます。
Arup 社は、シドニーのオペラハウスをはじめ、パリのポンピドゥー・センター、中国の北京国家体育場など
の世界有数の建築物の構造設計を手掛けた優れたグローバル企業であり、当社の考える新しい住宅開発のパー
トナーとして相応しいと考え、選定しました。
当社はこれからも時代やマーケットに求められる新しい価値や世界観の創出、および社会的課題解決に取り
組んでまいります。


2.今後の展開
当社は、
「VISION 2030」で掲げる「世界の人々ひとりひとりに価値のある最適な暮らしを提供する」という
MISSION に基づき、これからの時代やマーケットに求められる、新たな住まいと暮らしのデザインの創出に取
り組みます。3Ⅾプリンター住宅「DEEP α」は、国内はもとより、海外の発展途上国への提供を視野に入れ
ており、今後は本格的な研究開発を進めます。


3.業績に与える影響
2023 年6月期の業績予想に与える影響は軽微と考えます。今後開示すべき事項が生じた場合は、速やかに
お知らせします。
■Arup(アラップ)について




Arup はロンドンに本社を構えるエンジニアリング・コンサルティング会社です。約 17,000 人の設計者、
アドバイザー、専門家を有しており、これまで世界 140 カ国で持続可能な開発プロジェクトに携わってま
いりました。優れた人材や専門性、技術力、豊富なアイデアや経験を活かし、クライアントやパートナー
とともに、より良い社会の実現を目指しています。


■オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッドについて
Arup の日本法人として 1989 年に東京に設立されました。以来、30 年以上にわたり、日本における数少な
い外資系エンジニアリング・コンサルティング会社(一級建築士事務所登録)として事業を推進していま
す。また、Arup の特徴でもあるグローバルネットワークや優れた組織力、人材を最大限に活かし先進的な
ポジションで業務を遂行しています。




静岡県富士山世界遺産センター(静岡県)




MX3D Bridge(アムステルダム)
以上

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