新製品「不燃性 断熱材 アクアモエン」国土交通大臣認定のお知らせ
NEWS RELEASE
2019 年7月 23 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 日 本 ア ク ア
(コード 1429:東証第 1 部)
住 所 東 京 都 港 区 港 南 2-16-2
代 表 者 代表取締役社⾧ 中村文隆
問 合 せ 先 経 営 企 画 部 ⾧ 北林敬晃
( T E L 03 -54 63 -11 17 )
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新製品「不燃性 断熱材 アクアモエン®」国土交通大臣認定のお知らせ
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令和元年7月 12 日付で、不燃性 断熱材アクアモエン®が建築基準法に定める不燃材料の規定に適合
するものであることを国土交通大臣により認定されましたのでお知らせします。
アクアモエン®は、建築現場の要望から生まれた耐炎特性を持つ JISA9526 に規格される建築物断熱用
吹付け硬質ウレタンフォームです。特殊樹脂配合により高い耐炎性能を実現できました。建築現場では、
溶接や鉄骨溶断、溶接の火花が発生することがあります。アクアモエンは、高い耐炎性能を発揮し、建築
現場や日常の火災リスクから安全を確保します。
1.不燃認定試験及び国土交通大臣認定
アクアモエン®は、建築基準法に定める以下の不燃材料の防火性能試験に合格し、国土交通大臣認定のための申請を実
施しました。
(1)発熱性試験 合格 ガス有害性試験 合格
(2)国土交通大臣認定 令和元年7月 12 日
認定番号 認定を取得した構造方法等の名称
NM-4962 ポリイソシアヌレートフォーム吹付/基材(不燃材料(金属板を除く)
)
NM-4963 ポリイソシアヌレートフォーム吹付/(不燃材料(金属板)
)
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2.特殊樹脂配合により現場吹付け可能で優れた耐炎性能
各種燃焼試験を実施し、従来の断熱材と比較して優れた防火特性を実証しました。
■燃焼実験[アクアモエン®]
約 1500℃の燃焼温度になるバーナーを用いた 40 秒間の燃焼性試験では表面が炭化するだけで着火し
ません。
3.工期の短縮
1 回の断熱施工で防炎性能が得られますので工期短縮を実現できます。これまでは湿式不燃施工は、ウレ
タンフォーム吹付け施工後にプライマーを塗布し乾燥時間を待たなくてはいけないため、時間がかかって
いました。
4.優れた耐久性
繊維系や無機系のコード断熱材と比較して施工後も圧縮や引張などの応力に対しての耐久力や躯体への
接着強度に優れるので脱落等が生じにくい。
5.ノンフロンで環境に優しい
発泡剤に採用した HFO(※1)は、オゾン層破壊係数が"0(ゼロ)"、地球温暖化係数(GWP※2)も"1"で高
断熱性能なため、建築物の省エネルギーに寄与し地球温暖化防止に貢献いたします。
6.断熱効果に優れた先進の発泡断熱材
アクアモエン®は、建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム A 種 1H(JISA9526A 種 1H)です。熱伝
導率は 0.026 以下で高い断熱性能を持ちます。
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■用語
※1 HFO
ハイドロフルオロオレフィン、 現在、先進国では地球温暖化係数(GWP)の高い HFC 類を全廃し、環
境負荷の極めて小さいハイドロフルオロオレフィン(HFO)類へ転換する流れが加速しています。
※2 GWP Global Warming Potential
地球温暖化係数(GWP:Global Warming Potential) とは、二酸化炭素を基準にして、ほかの温室効果ガ
スがどれだけ温暖化する能力があるか表した数字のこと。ここでは一般的に用いられる 100 年間の数値
GWP100 を示しました。
以上
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