自社開発のVDボーリング調査が技術審査証明を取得!

平成 30 年4月13日プレスリリース
サムシングホールディングス株式会社
東証 JASDAQ:1408


地盤事業を中心に事業展開するサムシング・グループ
自社開発のVDボーリング調査が技術審査証明を取得!
精度の高い住宅地盤調査への取り組み
当社グループの中核である地盤関連事業を営む株式会社サムシングが、自社開発のボーリング調査「VDボー
リング調査」を開発し、先端建設技術・技術審査証明事業実施機関より技術審査証明(技審証第 2903 号)を取得
しました。これにより、当社が進めてきたボーリングデータの透明性を確保することが公に認められました。
現在、小規模建築物における地盤調査は、スウェーデン式サウンディング試験
(以下、SWS試験)が多く用いられています。このSWS試験は、回転圧入によ
る貫入抵抗値により地盤の判定を行うもので、装置および試験手法が簡易である
ことから、一般的に広く普及しています。
しかしながら、SWS試験では支持層の厚さの確認、および土の採取が困難で
あるという課題があり、正確な地盤の状況や基礎形式の選定、および地盤補強工
法の仕様決定が難しいものでした。
一方、小規模建築物を除く一般建築物の地盤調査で広く用いられている
標準貫入試験は、試験中の土の採取および十分な貫入力を有しているが、SWS
試験に比べ設備が大型で、調査に要する時間も長く、かつ調査データの記録が人
力のため、記録ミスや改ざんという問題を抱えていました。
サムシング・グループでは、これら 2 種類の調査方法の課題を克服し、
「地盤の視える化」を実現するため、本技術の開発にいたりました。
本技術の特徴は、調査効率を向上させるため、バイブロドリルによる振動圧入掘削と、掘削深度と標準貫入試験結
果を自動記録するシステムを導入しました。これにより、調査設備の軽装化、地盤評価精度の向上および調査者の作
業量軽減を実現しています。SWS試験の課題を克服するとともに標準貫入試験を簡便に実施することにより、小規
模建築物への標準貫入試験の適用が可能となります。




自社開発VDボーリング調査機
技術審査証授与の様子(写真右:前代表取締役社長)
「地盤王ホリ・ススム」

【本プレスリリースに関する問い合わせ】
サムシングホールディングス株式会社 URL: http://www.sthd.co.jp/ir.html IR担当:花岡・山本
〒135-0042 東京都江東区木場 1-5-25 深川ギャザリアタワーS棟 4 階
Tel. 03-5665-0840 Fax. 03-5606-7755

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