DICOM 転送ルータ「L-Share Router」を日立ヘルスケアシステムズ株式会社「検診車向け医用画像転送サービス」に提供開始

NEWS RELEASE
2018年 12月6日
株式会社アイ・エス・ビー




DICOM 転送ルータ「L-Share Router」を
日立ヘルスケアシステムズ株式会社「検診車向け医用画像転送サービス」に提供開始


株式会社アイ・エス・ビー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:若尾逸雄、以下 アイ・エス・ビー)は、医
用画像製品である DICOM 転送ルータ「L-Share Router」を、このたび日立ヘルスケアシステムズ株式会社(本
社:東京都品川区、代表取締役社長兼 CEO:伊藤 義文、以下 日立ヘルスケアシステムズ)に提供することと
なりましたので、お知らせします。なお、日立ヘルスケアシステムズでは、無線通信が可能な「L-Share
Router」を同社の「検診車向け医用画像転送サービス」のメニューのひとつとして位置づけ、検診施設等に提案
していく予定です。


1.日立ヘルスケアシステムズ「検診車向け医用画像転送サービス」について
検診車で撮影した医用画像を健診施設で効率的に保管するために、ネットワークを介してセキュアにデータ
転送するサービスです。医用画像を検診車からデータ転送することで、健診施設で即座に利用可能となり、健
診施設の業務効率向上に貢献します。さらに、DVD や USB など外部メディアの紛失による医用画像などの情
報漏えいリスクも低減できます。
※本サービスは日立ヘルスケアシステムズから健診施設向けに提供されているサービスです


2.「L-Share Router」を利用することにより拡充される機能と効果について
簡易 MWM サーバ機能により、検診車のモダリティからの患者情報を参照し医用画像と紐づけることが可能
となります。この結果、従来の健診施設側での情報整理にかかる作業工数を削減し業務スピードの向上を図る
ことができます。




L-Share Router を使用した場合のサービス概要図
3.今後の展開
当社は、引き続き、地域医療連携の ICT 促進、検診車や遠隔読影・在宅医療といったニーズに対し、ポータブ
ル医療機器である「L-Share Router」をお客様に積極的に提案していきます(※)。
また、今後も L-Share シリーズのラインナップの拡充やさまざまな利用シーンを想定したソリューションを提案
していく所存です。


(※)例えば、L-Share Router の機能から検診車で過去検査画像を参照できることにより、検査箇所の
特定が可能となり、検査精度の向上につながるオプションの提案など
*DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine):医療用デジタル画像と通信に関する標準規格
*VPN:インターネット上に仮想的な専用線を設け、セキュアなデータ授受を実現する技術
*MWM:モダリティワークリスト管理の略称で、検査を行う前に、モダリティから放射線科情報システムに問い
合わせを行い、ワークリストを取得する操作を管理する DICOM 仕様
*L-Share 関連製品は医療機器ではありません。
*L-Share は(株)アイ・エス・ビーの登録商標です。


<ご参考>「L-Share Router」について
DICOM 転送ルータ「L-Share Router」は、DICOM 医用画像を安全に転送可能とするセキュアな端末です。地域
連携の中継用サーバや、検診車の画像転送端末、遠隔読影の受信端末として利用可能です。
有線 LAN だけでなく、4G/LTE 通信にも対応。VPN 機能により拠点間のセキュリティ確保や、L-Share 間の独
自通信による圧縮/転送が可能です。




L-Share Router


なお、詳細については以下の HP をご覧ください。
http://lshare.isb.co.jp/page-router.html


◆本記事に対するお問い合せ先:
(株)アイ・エス・ビー プロダクト営業推進部
TEL 03-3490-7052、FAX 03-3490-5051
E-Mail: proservices@isb.co.jp
Web: http://www.isb.co.jp/


※その他の会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。

※記載された内容は 2018 年 10 月現在のものです。


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