日本通信、IoTの鍵となる周波数免許不要のLTEに関し、基地局メーカーBaicells社と戦略的提携で基本合意

2017 年 10 月 20 日
各 位
東京都港区虎ノ門四丁目1番 28 号
日本通信株式会社
代表取締役社長 福田 尚久
(コード番号:9424)
問合せ先 代表取締役常務 片山 美紀
電話 03-5776-1700



日本通信、IoT の鍵となる周波数免許不要の LTE に関し、基地局メーカーBaicells 社と
戦略的提携で基本合意


日本通信株式会社(以下、「日本通信」という) 革新的な LTE ソリューションメーカーであり、
は、
基地局メーカーである Baicells Technologies Co., Ltd.(本社:中国北京市、以下、「Baicells 社」と
いう)との間で、周波数免許不要の LTE に関する事業開拓を共同で行う戦略的提携について、年内
に包括的かつ詳細な取り決めを行うことで合意いたしました。戦略的提携事項には、共同でネットワ
ーク網を構築し、両者以外の新たな提携企業を含めてレベニューシェアを行う新たな事業モデルの構
築も含まれています。


Baicells 社の革新的なグローバル LTE ソリューションと日本通信プラットフォームとが融合するこ
とで、周波数免許不要の LTE 網と複数の携帯キャリア網(MNO)との統合的利用が可能になります。
さらに日本通信が持つ特許技術(金融サービスや秘匿性の高い通信分野に適用される通信プラットフ
ォーム)を活用することで、様々な分野において融合的でセキュアかつ信頼できる通信サービスを享
受することができるようになっていきます。しかも既存の携帯キャリアに対して、大幅にコスト削減
した導入及び運用が可能となるため、ここから生まれる売上は、提携企業及びベンダーの参画応分に
シェアされるべきだと考えています。


このプラットフォームは様々な特定ソリューション向け及び IoT 向けで、MVNO 事業者や大手企
業・中小企業に提供してまいります。


この戦略的提携による新たな事業及び技術モデルは、必要とされる技術を一括するかたちで MVNO
のビジネスプロセスをシンプルにし、利用者、サービス事業者、及びベンダーの3者が win-win-win
の関係を構築します。



■Baicells 社について
Baicells 社は、革新的かつ低コストの LTE ソリューションを提供する急成長中のハイテク企業です。
Baicells 社のスモールセル・ソリューションはチャイナ・モバイルに、固定回線代替としての LTE ソリュ
ーションは米国で広く採用されています。2014 年 3 月の設立以降、数年で OEM、ODM によるマーケッ
トシェアを伸ばしています。




■日本通信について
日本通信は1996年5月24日、モバイルが実現する次世代インターネットを活用して日本の次世代経済の基盤
を構築する総務省の方針を実現する会社として設立されました。当社ビジネスモデルはのちにMVNOと命名
され、2009 年3月、総務省の携帯市場のオープン政策のもとNTTドコモとの相互接続を実現しました。こ
れにより「格安SIM」が生まれ、携帯事業者以外から携帯通信(SIM)が買える市場が誕生しました。次は、
携帯電話以外の産業が、 自社サービスにモバイルを組み込み、 産業全体がモバイルを活用し成長する番です。
MVNO ルールメーカ、世界初のMSEnabler としての強い技術ビジョンと高い遂行力によって、日本発の経
済創出の一翼を担うべく次世代プラットフォームの構築に取り組んでいます。東京、米国コロラド州および
フロリダ州、アイルランドダブリンに拠点を置き、東京証券取引所市場第一部に上場(証券コード:9424)
しています。当社のコーポレートガバナンスのポリシーとして、社外役員が 過半数で、全社外役員は独立役
員です。

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